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印南敦史印南敦史  - ,,,,  07:30 AM

国際スピーチコンテスト優勝者に学ぶ「伝わるプレゼン」のメソッド

国際スピーチコンテスト優勝者に学ぶ「伝わるプレゼン」のメソッド

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90年の歴史を持つという「トーストマスターズ」とは、世界122カ国で29万人もの会員が「話し方」「パブリックスピーキング」「リーダーシップ」を学んでいる国際的非営利団体。日本にも約180のクラブがあり、4000名が活動しているのだそうです。

スピーチ世界チャンプの魅惑のプレゼン術』(ジェレミー・ドノバン、ライアン・エイヴァリー著、福井久美子訳)は、そんなトーストマスターズの国際スピーチコンテストにおける世界チャンピオン11人のスピーチを分析し、体系化したもの。


彼らのテクニックは、国際スピーチコンテストに限らず、あらゆるスピーチやプレゼンの場に応用できる話し方の原則です。(「はじめに  『人前で話す力』が、ビジネス・リーダーを育てる」より)


というフレーズどおり、実用的な内容になっているところが大きなポイント。きょうはスピーチを行う上での基本的な部分に触れた第1章「心を揺さぶる話題を選ぶ」から、いくつかを引き出してみたいと思います。


スピーチの目標は決まっているか?


スピーチでいちばん難しいのは、人前で話すことに対しての「恐怖心の克服」。そして、次に難しいのは「人を引きつける話題選び」。このことについて、ここではトーストマスターズ2005年チャンピオンであるランス・ミラー氏のことばが引用されています。


「どんな話題を選ぶか、決めるまでの間は、本当にイライラしました。ぼくの人生はごく平凡でしたから。(中略)この人生のどこにインスピレーションがあるのだろう? そう悩んでいたんです」(26ページより)


この点についていえるのは、「最初に話題を探してはいけない」ということ。なぜならスピーチでは話題探しの前に、まず目標を持つことが重要だからです。

スピーチの目標を見つけることは、仕事の目標を見つけることに似ていると著者はいいます。だから最初に、「人々にとって価値があることはなにか?」を考えるべき。そしてスピーチマスターズでは、次のいずれかひとつの一般的な目標を達成するように定めているといいます。


▼情報を提供する
▼奮い立たせる
▼楽しませる
▼説得する
(27ページより)


「情報を整理する」ためのスピーチとは、聞き手に新しいテーマについて学んでもらったり、新しいスキルを習得してもらったりするためのもの。予算審査やプロジェクトの進捗報告など、すべての講義や報告会、実演がこれにあたるということ。

「奮い立たせる」ためのスピーチの典型は、卒業式。職場においては、社員に向けCEOがビジョンを発表するといった場面。これは、高い目標や理想を達成したり、能力を十二分に発揮できるよう、聞き手に求めるもの。プライベートでもビジネスでも役立つそうです。

「楽しませる」ためのスピーチは、プライベートや仕事中の雑談などで話されるもの。たとえば出張中のエピソードをこぼれ話として紹介するだけでも、おもしろいスピーチをすることができるといいます。

そして、これら4つのなかで最も役立つのが、「説得する」ためのスピーチ。これは、自分の意見に賛成してもらい、聞き手の態度や行動に変化を起こすように試みるもの。話に説得力があれば、相手は信念を変えたり、アイデアに時間やお金を投資してくれたり、行動を起こしてくれるだろうと、著者は記しています。

説得するにあたっては、まず状況を説明し、問題解決に向けた提案をすることが大切。そうしたうえで、提案に一考の価値があると相手に思わせるため、最後にもう一押しするわけです。(26ページより)


聞き手に聞いてもらいたい理由は明確か?


スピーチは、一般的な目標とコア・メッセージ(具体的な目標)が明確であるだけでは不充分。話を聞いてもらう以上は、それなりの理由が必要だということです。そしてトーストマスターズの優勝スピーチの共通点は、「聞き手にこんなメッセージを伝え、こんなインパクトを与えたい」という意図がはっきりと読み取れることだといいます。この意図を、自信を持って、簡潔に主張しているということ。さらにそこにあるのは、聴衆に前向きなインパクトを与えようという意図。(40ページより)


聞き手の知識や理解力に合わせたか?


話題の難易度、ことばづかい、論点の説明を、聞き手の知識レベルに合わせることが大切。聞き手一人ひとりに話しかければ、自然とそうなるはずだと著者は記しています。聞き手を見下したり、理解できない小難しい話をすることで得意になってはいけないと、著者は注意を促しています。

前出のランス・ミラー氏は、このことについて次のようにアドバイスしています。


「優れたスピーカーと優れたスピーチには、必ず謙虚さと誠実さが備わっています。謙虚さとは、聴衆と同じ目線で語ることです。スピーカーのなかには偉そうな態度で、聴衆を見下しながら話す人がいます『おれの言う通りにしろ』と言わんばかりです」(46ページより)


しかし、それではいけないということです。さらにいうと、聞き手の知識レベルに合わせて話すことは、ビジネスシーンではより重要。なぜなら、目上の人を相手にプレゼンする機会の方が多いから。

目上の人を相手にすると、自分が優れていることを証明しようと知識を披露したくなりがち。しかし、ほとんどの企業幹部は、シンプルでわかりやすいことばで、対等な目線で話してほしいと願っているものだといいます。(45ページより)


自分自身の心が動く話題か?


スピーチをするうえで意識すべきは、次の2点。


「他人にとって価値のあることかどうか?」
「あなたが得意なことかどうか?」
(47ページより)


しかし、チェックポイントの視点はもうひとつあるそうです。それは、「本気でそれを伝えたいと思っているか?」、いい換えれば、「自分自身が情熱を注ぎ込める話題かどうか?」ということ。

自分の心が動く話題でなければ、聞き手の心を動かすことは不可能。なぜなら聞き手は、「話し手が本気かどうか」を見抜くものだから。スピーチの信頼性の核となるのは、その内容に対する話しての情熱だということです。(47ページより)


❇︎


全11章の構成になっており、トーストマスターズ国際スピーチコンテスト優勝者のスピーチが、各章にひとつずつ掲載されています。また付録には、「チャンプが教える優勝の極意」も掲載。というわけで、ビジネスにおいてのあらゆるケースに対応してくれそうな内容だといえるでしょう。


(印南敦史)

  • ,,,,,,,, - By 香川博人LIKE

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