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印南敦史印南敦史  - ,,,  07:30 AM

元トップセールスマンが提案する、お金に振り回されない生き方

元トップセールスマンが提案する、お金に振り回されない生き方

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お金の不安が消える本』(さとうやすゆき著、KADOKAWA/角川学芸出版)の著者は、北海道から15歳で単身上京し、コック見習いを経て営業マンに転身してからは宝飾品のセールスで日本一、教育関連の営業で世界一の実績を打ち立てたという人物。そんな実績をベースに、レストラン経営をはじめ、70店舗を展開するまでになったそうです。

信じがたいほどの成功を手にしたわけですが、そのぶん、お金の怖さもすばらしさも、誰よりもよく知っているといいます。「お金がないとき」の焦りや不安も経験し、「お金があるとき」の不安も経験済みだから、「お金の不安を消す方法」について語ることができるというわけです。


お金がたくさんあっても、お金がなくても不安になるのなら、自分を変えるしかありません。お金のある・なしに左右されない、しっかりとした価値観を持つ必要があるのです。(「はじめに」より)


では具体的に、不安をなくすためにはどのような考え方をすればいいのでしょうか? Chapter 1「お金の不安を消していく考え方」から、いくつかのポイントを引き出してみましょう。


お金は川の上を流れる木の葉


「豪華な料理を食べたい」「欲しいものが欲しいだけ買えるようになりたい」など、お金が欲しい理由もさまざま。しかし不思議なもので、お金持ちでも、お金に関する不安は持っているもの。お金がなければ不安になるけれども、あったらあったで、ないときとは違った不安に襲われるということです。

では、なぜ不安になるのか? このことについては、「問題は、お金をいくら持っているかよりも、『いままでの暮らしが守れない』こと」だと著者。もしも給料が半分になれば、いまと同じ生活はできないでしょう。でも、いままでとは半分のお金で暮らしていく方法もあるはず。ただ、そうやってスイッチを切り替えることができないから、不安になるということです。


月の収入が10万円になったら、「10万円で生活する」と決意すればいい。その中でどうやって暮らすか、知恵を出せばいいのです。(16ページより)


逆にお金を持っていても、自分の成長が止まったり、退化したと思ったらどうしようもない不安に襲われるもの。その結果、自分で自分を妄想で追い詰めることになるといいます。そうならないためには、自分の収入のなかで生活すると決意をする必要があるということです。


「お金とは、川の上を流れる木の葉だ」(18ページより)


著者はそう考えているのだそうです。この場合の「川」とは、心のあり方。心が泥水に向かって流れていれば、お金もそこに流れてしまう。けれど心が清らかな場所に流れていれば、そちらに向かっていく。「木の葉」に「いい」「悪い」はなく、大切なのは、どこへ向かっていくか。いわば、どういうかたちで稼ぎ、どのように使うのかが問われるということです。

なお、不安をなくす小さなコツとして、著者は貯金を勧めています。どんなに収入が少なくても、たとえ1000円でも貯金するクセをつける。それだけで、心は健康になるといいます。(14ページより)


「人を喜ばせる人」に、金運は舞い降りる


どんな商売でも、お客さまは自身の満足の対価としてお金を払ってくれるもの。つまり商売をする人は、相手を満足させたり、納得させたり、感動させたりすることでお金を得ることができるということ。

だから、お客さまをいかに満足させるか、寝ても覚めても考えている人には、お金はいくらでも降ってくる。それが著者の考え方。つまり、自分が価値ある人になり、価値あるものを販売すればいい。お金は、人が運んでくるというわけです。


では、どうすれば人を喜ばせることができるのでしょうか? 答えは、相手が望むことをすることだといいます。


・自分を認めてほしい。
・自分をわかってほしい。
・自分を愛してほしい。
(23ページより)


誰にでもあるこうした欲求に応えてあげると、喜ばれるというわけです。ただしそれは、必ずしもお金やものだけではなく、ことばでもアクションでもいいのだとか。目の前の人に「素敵なネクタイですね」と伝えるだけでも、充分に意味があるといいます。

つまり、商売で大切なのは心。「流行をつかむ」ということも、人の心の流れをつかむということ。「ニーズをつかむ」にしても同じ。誰かを満足させることは簡単ではありませんが、心がけひとつでできるようになると、著者は断言しています。(20ページより)


お金は"いちばん価値あるもの"に使う


1.長い時間働く
2.質のいい仕事に就く
3.副収入を得る
4.支出を極限まで抑える
5.人を支えるポジションに身を置く(役職に就く)
(27ページより)


たとえばこれらのように、収入を増やすためにはいくつもの方法があります。お金の稼ぎ方にもいろいろあり、自分の能力、才能を生かせる方法でお金を得れば、それは長続きするといいます。逆にお金儲けのことだけを考えて臨むと、結局は長続きせず、一時的には儲かったとしても、安心したり、怠け癖や遊び癖が出たりするもの。

大事なものにはお金を出すのが人間。だから、お金の使い方で、その人の性格がわかると著者は主張しています。その人がなににお金を使うのか、行動を見たら気持ちがわかり、隠れている心が読めるということ。


お金ほど人を苦しませ、また、喜ばせるものはありません。お金ほど、結果的に人を正しく評価するものはありません。使い方次第で人を成長させます。(28ページより)


本当に大事なことにお金を使えば、人生は変わる。お金は「踏み絵」だという考え方です。お金には「生き金」と「死に金」があり、いうまでもなく、正しいお金の使い方は「生き金」として使うこと。逆に最悪なのは、なにに使ったかわからないという使い方。

そして著者が考える最高の「生き金」とは、自分自身の内面を磨くことへの投資だそうです。なぜなら、自分自身の意識を高め、広げることによって、本当の意味での喜びの世界が広がっていくから。だからこそ、もし可能なら、収入の20パーセントを目標に、自分自身を磨くために使ってみるのがいいと、著者は提案しています。(26ページより)


❇︎


決して、難しいことが書かれているわけではありません。しかしオーソドックスでありながら強い説得力を感じさせるのは、冒頭で触れた著者の人生経験が基盤としてあるからなのでしょう。


お金に、そして人生に対する漠然とした不安を拭えない人に、本書はヒントを与えてくれそうです。


(印南敦史)

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