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ライフハッカー編集部ライフハッカー編集部  - ,,,  08:30 AM

優れたリーダーに学歴は関係ない。Googleが自社社員をデータ分析して得られた意外な知見

優れたリーダーに学歴は関係ない。Googleが自社社員をデータ分析して得られた意外な知見

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2014年8月1日公開記事を、編集・修正して再掲載します。


Inc.:シリコンバレーで成功を収めている人は、スタンフォード、MIT、ハーバード出身の天才ばかりだと思っていませんか? 冴えわたる技術力を武器に、ビジョンに突き動かされ、急場をしのぐ。そんな典型像を持っている人は多いでしょう。Googleに就職するには、スタンフォードまたはMITを出ていなければならないと言われていた時期もありました。2012年ごろまでは、大学を出て10年以上たっていても、大学時代や高校時代の成績を聞かれるのが常だったのです。

しかしGoogleは、仕事での成功と学歴はまったく無関係であることを発見しました。従業員がリーダーとして成功を収める条件を知るためにデータを分析したところ、驚くべき結果が出たのです。

結論から言うと、典型的なイメージはまったくの間違いでした。

リーダーとしてもっとも重要な資質は、卒業した学校でもIQでもありません。むしろ、もっと退屈な人物を連想するような内容でした。具体的には、日々の行動が予測可能な人物ほどリーダーに適していることがわかったのです。


Googleは人事の判断もデータに基づいている


Googleは、世界でも有数のデータ指向企業として有名です。一般的に今でも直感に基づく判断が行われることが多い、人事の分野でもそれは変わりません。検索最大手の同社は、「人材分析」専門のチームを持っています。チームの仕事は、「開発に適用する厳密さを、人材にも適用する」こと。Googleはこれを極めて真剣に考えていて、同チームを率いるKathryn Dekas氏は、「人事に関するすべての決定は、データおよび分析に基づいて行う」と述べています。

Googleは、直感に頼らない、エビデンスベースのアプローチをとることで、昔から言われている「優秀なチームを構築する知恵」の数々を覆してきました。たとえば同社では2年に1回、全社員が上司を12~18の要素について評価する「上方フィードバック評価」を行なっています。これまでにGoogleの採用プロセスに参加した志願者は数万人に上るため、面接の結果と実際の業務における成功を関連づけるだけのデータは、十分に集まっているのでしょう。

面接での質問を分析した結果、リーダーは予測可能かつ一貫していなければならないことが判明しました。上司が予測可能であるほど、部下の進捗を邪魔する障害物(上司自身)をなくすことができます。上司とは一般的に、干渉・指図・口出し、出しゃばりをする傾向があるものですが、この障害を取っ払ってしまえば、部下は安心して仕事を進めることができるのです。そのため部下の心には、優れた仕事をするための余裕が生まれます。

一方で、Googleの人事担当上級副社長、Laszlo Bock氏は、「すぐに理性を失う上司では、部下は何をしていいのかわからず、抑圧されている感覚に陥ってしまいます。でも、一貫したリーダーであれば、チームは途方もなく大きな自由を手にすることができるのです」と述べています。

Googleのデータ活用は非常に強力で、創設者のLarry PageとSergy Brinが持ち込んだバイアスをも覆すことができたのです。彼らはどちらもトップ大学出身で好成績を収めており、創業時のGoogleは、彼らと同様の学歴を持った志願者しか採用していませんでした。人材分析担当副社長のPrasad Setty氏はこう言います。「何年もの間、高校や大学での成績を使って志願者をふるいにかけていました。それが、創設者2人のやり方だったのです」

創設者であってもデータには逆らえません。新しい発見によって、組織の行動が一変しました。今や志願者の評価は、複雑な問題解決能力を試す質問を面接で行ない、その回答を用いて行われているそうです。


満足度にも業績にも、自主性が大事


一貫したリーダーが提供する自由は、強大な力を持ちます。自主性を持って仕事に取り組むことで、個人の生産性が高まるのです。

2004年、心理学者のEdward DeciとRichard Ryanは、投資銀行の従業員数百名を対象に、仕事での満足度調査を実施しました。その結果、もっとも満足度が高かったのは、上司が部下の仕事をうまく支援している場合であることがわかりました。これらの上司は、仕事を進めることに関する知識、激励、仕組みという、「自主性のサポート」を提供していたのです。

これは、満足度だけの話ではありません。DeciとRyanは、自主性を持っている従業員は、仕事の業績も高いことを示しました。Googleも同様の結果を導いています。Googleで成功を収めている社員は、「仕事に対する使命感を強く持ち、個人の自主性を実感している」人物であることがわかっています。

これらの結果は、ダニエル・ピンク著『モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか』の内容と合致します。Pink氏は、New York Timesでベストセラー第1位を獲得した同書において、「モチベーションと最高の仕事をもたらす源は、自主性、技能の習得、目的を追求するという人間本来の性質である」と結論付けているのです。これは、「地位も名声も高い人は、他人からの承認と報酬に突き動かされている」という従来の考え方と真っ向から対立します。

優れたリーダーシップとは、通っていた学校でも、履歴書に書かれた資格でもありません。天才として見られるのではなく、むしろ、退屈で予測可能と見られることで、チームへのサポートを提供することなのです


Why Google's Best Leaders Aren't Stanford Grads With Perfect SATs|Inc.

Walter Chen(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

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