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堀込泰三  - ,  09:00 AM

はじめての本を書いてわかった6つのこと

はじめての本を書いてわかった6つのこと

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1冊の本を書くには、決死の覚悟が必要です。書き終わるころには、身体は疲れ果て、脳は死んだも同然。そこに追い打ちをかけるように、どうしようもないほどの不安が押し寄せます。筆者は先日、Raspberry Piに関する初めての本を書き終えたばかり。そこで、そのプロセスで学んだことをシェアします。本だけでなく、大きなプロジェクトに取り組む人に共通すると思います。


ツール選びと頭の整理は事前にやっておく


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本は複雑です。技術マニュアル、ノンフィクション、フィクションなどのジャンルを問わず、すべてを記録に残していく作業には並大抵でない努力が必要です。だから、それを支援するための専用ソフトウェアが存在しています。

私の場合、たくさんのソフトウェアを試して、「Ulysses」に落ち着きました(「Scrivener」と「Evernote」も素晴らしいです)。Ulyssesには優れたエクスポートシステムが用意されており、フォーマットを自由に定義できるため、出版社が要求するフォーマットにかんたんに合わせられます。

さらに、Ulyssesには組み込みの注釈システム、章や注釈などを管理できるライブラリシステム、雑念を取り払ってくれる集中モード、ワード数記録のための統計機能、毎日の進捗を確認できるワード数目標設定などの便利な機能が盛だくさん。おかげで、残り1か月でページ数が足りないとわかったときや、章を追加する必要が出てきたときに救われました。

もちろん、どんなツールを使うかは自分次第です。でも、一度決めたら使い続けることが大事。注釈やアウトラインなど、あらかじめ対応を決めておかなければごちゃごちゃになってしまうものを整理するために、事前準備をしておきましょう。


自分でスケジュールを決めて、それを厳守する


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これはもう、地球上でもっともよく聞くアドバイスでしょう。だからそんなに強調するつもりはありませんが、書き始める前に自分でスケジュールを決めてください。

私にとって、これはきわめて簡単でした。なぜなら、そもそもあまり時間を確保できなかったから。筆者は米Lifehackerでフルタイムで働いているため、夜と週末しか執筆の時間が取れなかったのです。ストレスを避けるため、月・火・木の夜と土曜日の午後、そして日曜日の午前を執筆デーと決めていました。そして毎週、章単位の〆切を自分に課していました。3カ月で350ページを書かねばならなかったので、スケジュールを厳守する必要がありました。

外部からの〆切があってもなくても、同じような計画に従うことをお勧めします。自分で〆切を決めて、書くと決めた時間には、とにかく書き続けるのです。


時間見積りは余裕を持って


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スケジュールを組むのはいいことですが、すべてに想像以上の時間がかかることを想定しておいてください。これは特に、執筆のフローに入る前の初期段階に当てはまります。

私の場合、何よりも時間がかかったのが、フォーマットでした。出版社の求めるフォーマットを知るためにパラグラフごとにスタイルガイドを読み返しているうちは、肝心の執筆がほとんど進みません。コツをつかむまでは、すべてに2倍の時間がかかると思っておいた方がいいでしょう。

私の本はRaspberry Piのプロジェクト集なので、記事を書く前に、掲載したすべてのプロジェクトを実際に作り、トラブルシューティングをして、正しく動かす必要がありました。でも、最初の計画段階でこれを想定していなかったため、すぐに時間が足りないことに気づきました。そこで、スケジュールの組み直しを余儀なくされたのです。

これは特殊な事例かもしれませんが、執筆のその他の側面においても、同じ問題は現れます。ブレインストーミングに時間がかかるのと同じで、リサーチには想像以上の時間がかかるのです。そんなミスをしても大丈夫なように、たくさんのバッファータイムを用意しておきましょう。


何にも執着しない


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フィクションの世界では、「好きな物を排除せよ」とよく言われます。これは、大好きなセンテンスや言葉をあえて使わないことで、作品はよくなるという意味。でも、実際はもっと大胆に、段落や章全体を削る気持ちの準備が必要です。私自身、入稿前にかなりの部分を削りました。

その後、編集者からゲラが返ってきます。入れられた赤を見てすぐ、これだけの編集は自分の力だけでは到底できないなと感じました。私の本はフィクションではありませんが、情け容赦なく切り捨てられるという基本は一緒だと思います。著者は、それを受け入れるしかありません。執筆中入れ込み過ぎていたためか、明らかにおかしな言い回しが数多く含まれていました。

書き終えたときの私は、小型で、低電力で、世界から少し切り離されているという意味で、Raspberry Piそのものでした。後半の章はほとんど意味を成しておらず、入れられた赤を要約すると「で、何が言いたいの?」という状態だったのです。

著者は、頭がいっぱいになって、周りが見えなくなってしまいます。そうなっても編集者が助けてくれるので安心してください。ときに批判は牙をむきますが、長期プロジェクトに取り組む中で自分自身が作り出した異様な泡の外からの声には、いつだって価値があるのです。


心を許せる友人を


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ビートルズスパイス・ガールズも、カニエ・ウェストも歌っています。友だちは、あなたが何かを乗り越えるのを助けてくれると。これは特に、働きすぎているときに当てはまります。執筆中の私のように。そのときはわかりませんでしたが、何人かの親友が夕飯を作ってくれたり、外に連れ出してくれたりして、私のことを助けてくれたのです。

本を書きたいから友だちを作るというのは順序が違いますが、どれだけ友だちに助けられているかを知ることは必要です。友だちに会うたびに「夕飯を作ってくれ」とせがむことを勧めているわけではありません。なかなか時間が取れないけれど、それでも会いたいと伝えるのです。きっと彼らはわかってくれるはず。優しい友だちが、食事を作ろうかと提案してくれるかもしれません。


中毒性がある



1冊書いて初めてわかったことですが、すぐにでも2冊目を書きたいという気持ちになります。まるで遊園地のジェットコースターのように、何度でも乗りたくなってしまうのです。最終校正を終え、校了を迎えたその瞬間から、次は何を書こうかというブレインストーミングが始まりました。

バーンアウトしないために、休息は必要です。でも、休息をしながらでも次に向けた基盤づくりはできます。私は、大きなプロジェクトを終えるといつも、頭の中にアイデアがたくさんありすぎて、すべてを覚えておくことができません。それらをすぐに実行する必要はありませんが、少なくとも書き留めておいて、後で見直せるようにしておく必要があります。

仕事がうまくいって、私と同じような高揚を感じているなら、アイデアをすべて書き出す時間をとることです。さもないと、何もかもを思い出せなくなってしまうかもしれません。


Thorin Klosowski(原文/訳:堀込泰三)

Photos by Mayrum, OpenClips, Nic McPhee, atl10trader

  • ,,,,, - By

    香川博人

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