• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

チバヒデトシ|ジャーナリスト

 - ,,,  07:00 PM

満開なのは桜ばかりじゃありません。花を愛でる美術館:全国編

満開なのは桜ばかりじゃありません。花を愛でる美術館:全国編

150406museum_top.jpg


前回の記事「花を愛でる美術館:都心編」では館内敷地や隣接した場所でお花見ができたり、花を描いた作品が展示されていて、館内で花を愛でることができる、東京都心の気軽に行ける美術館・博物館をご紹介しました。

続いて、日本全国から、これからまだ桜を楽しめそうなところや春から初夏にかけての花々が楽しめる美術館をご紹介します。桜だけではなく、これから春真っ盛りの時期、さまざまな花が咲き乱れる "花の美術館" に注目いただきたいと思います。


桜景色にカラフルな現代美術が映える


一気に桜前線が北上してしまい、この記事が出る頃には都心での桜は満開もしくは散り始めかもしれません。それでも桜を楽しもうと思えば、桜前線の先に旅すればいいのが南北に長い国土を持つ日本ならではですね。

「日本の道100選」に選ばれた青森県十和田市の「官庁街通り(駒街道)」では、約1.1kmの道なりに156本もの桜が一斉に咲き誇る桜の名所です。この官庁街通りに2008年に開館したのが「十和田市現代美術館」です。

通りに沿った形でいくつものホワイトキューブが並び、それらがガラスの回廊でつながれた構成を持つ特徴的な美術館です。常設展示作品にはリアルで巨大なおばちゃんや赤ちゃんを制作するロン・ミュエクの作品や、どでかいバッタなどで知られる椿昇の作品など、国内外の現代美術アーティストの作品が目白押しです。

桜の見頃は4月下旬ということで、まだまだ余裕を持って訪ねることができます。夜は官庁街通りの桜のライトアップライトも行われ、幻想的な夜桜も楽しめます。


150406museum01.jpg

チェ・ジョンファ『フラワー・ホース』 撮影:小山田邦哉


現代美術が映える場所のオススメをもう1つ。群馬県の伊香保温泉に近く、榛名山山麓の自然の中にある「ハラ ミュージアム アーク」です。ここは品川にある原美術館の別館で、原美術館を運営するアルカンシエール美術財団が所蔵する、現代美術の「原美術館コレクション」ならび東洋古美術の「原六郎コレクション」を同時に鑑賞できる、現代と伝統が出会うユニークな美術館です。

同館には、羊や牛、馬などの動物たちやさまざまな樹木とともに、四季折々の表情を見せる広大な敷地を持つ伊香保グリーン牧場が隣接しており、さらにその向こうの赤城山を背景とした庭にはアンディ・ウォーホルの巨大な立体作品『キャンベルズ トマト スープ』をはじめ、フェデリコ・エレーロ、オラファー・エリアソン、ジャン=ミシェル オトニエルといった最先端の作家の作品も屋外に次々に設置されています。


150406museum04.jpg

広場より「原六郎コレクション」のための特別展示室「觀海庵」を望む


花が咲き乱れる美術館


レンブラントの『広つば帽を被った男』をはじめ、モネやルノワールなどの印象派、ピカソ、シャガールといった西洋近代美術、さらにマーク・ロスコやフランク・ステラなどのアメリカ現代美術の作家まで幅広いコレクションを持つ「DIC川村記念美術館」。緑豊かな北総台地の千葉県佐倉市にある同館は、9万坪もの敷地に数百メートルにわたって続く「自然散策路」があり、樹木200種、草花500種を超え、野鳥や昆虫も数多く生息する、自然に恵まれた美術館です。

庭園では120本のソメイヨシノが一気に花開き、見ごろとなっています。さらにシダレザクラや春と秋に2度花を付けるジュウガツザクラも。自然散策路にはカタクリが、広場には200mにわたって植えられたナノハナも満開です。これから5月にかけてはツツジも見事です。季節ごとになにかしら見頃となる植物がある同館ですので、ぜひ公式サイトでチェックしてみてください。

展示室では特別展「ムルロ工房と20世紀の巨匠たち パリが愛したリトグラフ」が4月4日より開催です。マティスやピカソ、シャガール、ミロといった20世紀パリで活躍した巨匠たちの間で、伝説的な存在として語られてきたフェルナン・ムルロの版画工房にフォーカスし、工房が手がけたリトグラフや挿絵本、ポスター、さらには工房ゆかりのプレス機をはじめとした資料など、約300点が展示されています。


150406museum05.jpg

桜の向こうにヨーロッパの古城を思わせる美術館を望む


信州・安曇野にある「安曇野ちひろ美術館」も庭園の素晴らしさ、そして周辺の自然の素晴らしさではぜひ訪れていただきたい美術館です。絵本画家いわさきちひろの作品と世界の絵本原画を集めた同館は、子どもはもちろん、大人も子どもに戻って、絵本の楽しさ、自然の素晴らしさに触れることができます。

北アルプスの山々が迫る大自然に抱かれた美術館の周辺には、3万6500平米もの広大な安曇野ちひろ公園(松川村営)が広がり、四季折々の花々を楽しむことができます。黒姫山荘の前に立つ印象的な桜も素敵ですが、これからゴールデンウィークにかけては美術館エントランス周辺に広がる、鮮やかな芝桜が桜色の帯となって美術館を彩ります。地元松川村のボランティアの皆さんの手による1万株の大花壇に咲く、色とりどりの花々も見事です。

美術館といえば、展示作品に向き合って静かにストイックに鑑賞するのをイメージされると思いますが、庭園も、内藤廣による美術館の建築も魅力的で、いるだけでアートに触れられる、美術館そのものを楽しめる美術館だと思います。まさに現在、開催中の企画展「―絵はみなくてもいい美術館― まるごとちひろ美術館」で同館の魅力を紹介しています。


150406museum08.jpg

美術館前には色鮮やかな芝桜、遠くには北アルプスの峰々が


花よりアート? やっぱり食?


最後に「クレマチスの丘」をご紹介します。ここは花、アート、食をコンセプトとした複合文化施設で、駿河湾を望む見晴らしの良い丘に4館の美術館・文学館を備え、芸術・文化に特化した他に類を見ないアートスポットです。

クレマチスの丘は大きくわけて、「ベルナール・ビュフェ美術館」を中心としたビュフェ・エリアと、庭園・美術館・レストランなどが複合するクレマチスガーデン・エリアの2つのエリアからなっております。

ベルナール・ビュフェ美術館はフランスの巨匠ベルナール・ビュフェの世界最大のコレクションを誇り、現代イタリアを代表する彫刻家ジュリアーノ・ヴァンジの作品を収めた「ヴェンジ彫刻庭園美術館」、写真専門の美術館「IZU PHOTO MUSEUM」、そして伊豆にゆかりのある作家・井上靖を記念した「井上靖文学館」があります。

クレマチスの丘の名のとおり、200種を超える交配種を持つという、さまざまな品種のクレマチスが、四季を通して1年中咲き誇ります。クレマチス・ガーデンでは、満開を迎えたサクラの足元にクレマチス・アーマンディーが真っ白な花を咲かせており、開花シーズンを告げるクレマチスの丘ならでは景色と言えます。この後、5月上旬からは四季咲きの品種が咲きはじめ、多くの品種のクレマチスがこの時期に見られ、バラも彩りを添えて、ガーデンが最も華やかな季節です。

ヴァンジ彫刻美術館では4月5日から、自然から採取してきたタンポポやアザミなどの素材を使い「空間に生成されるかたち」を彫刻作品として制作するクリスティアーネ・レーアの「クリスティアーネ・レーア 宙をつつむ」が開催されています。同時にベルナール・ビュフェ美術館では「杉戸 洋 frame and refrain」、IZU PHOTO MUSEUMでは被写体としての富士山をとらえた「富士定景ー富士山イメージの型」が開催中です。


150406museum10.jpg

庭園に咲くクレマチスと桜、そこに点在する彫刻との調和が美しい


150406museum12.jpg

ヴァンジ彫刻美術館では「クリスティアーネ・レーア 宙をつつむ」を開催中
『Little Agglomeration』2015 Photo: Serge Domingie (c)Christiane Löhr


(チバヒデトシ)

  • ,,,,, - By

    香川博人

    LIKE

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    Sponsored

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    先日、政府は2017年度から公共料金や備品経費の支払いを全面的に電子決済にすることで、30億円の人件費削減が期待できるという発表をしました。 電子マネーやクレジットカード、ネットバンキングの普及により、私たちは現金だけではなく、時間と手間のかからない電子決済を活用する機会が増えていますが、それは企業や法人にとっても大きなメリットがあるようです。 そこで今回、現金決済から電子決済へとキャッシュレス  05:00 PM

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.