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ライフハッカー編集部  - ,,,,,  08:00 AM

科学が証明した真実「人は誰でもウソをつく」

科学が証明した真実「人は誰でもウソをつく」

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ギズモード・ジャパンより転載:先週、何回ウソついちゃいました?

みんな基本的に正直でいようと思うし、実際にけっこう自分は正直だと思ってるけど、実はちょいちょいウソついちゃってるんじゃない?

デューク大学の経済学のダン・アリーリー(Dan Ariely)教授がWall Street Journalに人間とウソについての実験に関する興味深い記事を書いていたので、ご紹介したいと思います。


ダン教授は、不正直の原因を突き止めるのに「マトリクス・タスク」というシンプルな方法を使いました。マトリクス・タスクは、被験者に異なる20のマトリクスが書いてあるシートを渡し、それぞれのマトリクス毎に合計で10になる2つの数字を探すように言います。所用時間は5分間。正解すればするほどお金がもらえるというルールです。

この時、被験者が不正をできるようにするために、Ariely教授たちは「シュレッダー状態」というものを導入します。これは、答え合わせを被験者自身が行い、答え合わせした後は、部屋の後ろに置いてあるシュレッダーにワークシートを捨ててから、Ariely教授にいくつ正解してそれに従っていくら稼げたか? を報告してもらうという方法。

シュレッダーがある状態とない状態だと、人々の行動にどんな変化があるのか? まぁ想像はついていると思いますけど...。まず、通常の状態だと5分間で、ほとんどの人は4つから5つのマトリクスを解くことができていました。

でも、シュレッダー状態だと...皆、突然、奇跡的に少しだけ賢くなるんです。平均的に6つのマトリクスを解いたと報告してきました。コントロールされている状態よりも 2問多めになっています。この時、1人の人が沢山正解したと報告して平均値を上げたわけではなく、全員がちょこっと多めに答えている状態でした。

ダン教授は、この他いくつかの方法で実験を行ったのですが、腐ったリンゴのように、非常に大きなウソをつく傾向のある人は、非常に少人数だったそうです。でも、小さいウソは全員がつくという結果になりました。

人間挙動の有理モデルは、単純にお金などの利益と、罰せられたり逮捕されるといったコストを比較して、それに応じてウソをついたりつかなかったりと、行動に現れるのです。

現在、ダン教授は、どうしたら人々がウソをつくのを止められるのか、を研究中なんだそうですが、現在のところ、十戒のような道徳律を与えることによって、ウソをつきにくくなる傾向があるとのこと。

十戒...。ちょっと現実的じゃないように聞こえると思いますが、ダン教授はこんな実験をしてみました。書類仕事を終えた男性に、まず「私が提供している情報は真実であると約束します」という宣言を読ませます。これをさせるだけで、ウソをつく被験者が減ったそうです。 

自分のメリットのためにウソをついちゃいがちですけど、基本的にはウソはダメ! というモラルをもっているからこそ、「私が提供している情報は真実であると約束します」なんて言ってしまうと、ウソがつけなくなっちゃうんでしょうね。

自分の利益を最大にするためにつくウソ、他人を思いやってつく白いウソなど、ウソにもいろんな種類がありますけど、小さいころから正直でいることの教育って大切ですよね。


[Wall Street Journal]

-Jamie Condliffe(原文/junjun )
Image by Tania Zbrodko/Shutterstock

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    香川博人

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