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印南敦史  - ,,,  07:30 AM

みんなスキルに頼りすぎ。なぜ、あなたの話は相手に伝わらないのか

みんなスキルに頼りすぎ。なぜ、あなたの話は相手に伝わらないのか

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話し方を学んでもうまくいかないという方は、意外に多いはず。『仕事ができる人は、なぜ「この話し方」をするのか?』(櫻井弘著、KADOKAWA/中経出版)の著者はこのことについて、最近は「スキルに頼りきるタイプのビジネスパーソンが増えてきているように感じる」と記しています。しかし本来、話し方には「どんな場面にも応用できる原則」があるのだとか。


簡単にいえば、コミュニケーションは「相手」がいなければ成り立たないということ。みんな表面的なスキルばかりを学んでいますが、相手不在の独りよがりのスキルを駆使しても、空回りするのがオチです。(「はじめに」より)


だとすれば、原則を意識したコミュニケーションをとれば、身についたスキルを活用できるはず。ただ、その大前提として、自分自身の反省点は確認しておくべきでしょう。そこで第1章「なぜ、あなたの話は相手に届かないのか」を見てみたいと思います。


「伝わるかどうか」は相手が決める


「できるだけ早くA社の見積書を確認してほしい」と上司にお願いしたとき、自分にとっての「できるだけ」は今日中だったとします。しかし上司は、「今週中でいいかな」と思い込んでいるかもしれない。このように、一歩通行のコミュニケーションは、ときに行き違いやトラブルを引き起こすもの。では、なぜ話が伝わらないのでしょうか? それは、会話をする相手は、自分とは確実に「違う存在」だから。そのことを忘れているから、話が伝わらないということです。

「お水を持ってきて」と聞いたとき、コップの水をイメージする人もいれば、バケツの水を思い浮かべる人もいる。同じ言葉を伝えても、相手が違えば、世代や環境、シチュエーションなどによって受け取り方は変わってくるわけです。

他者との違いを意識しない環境で生きてきた日本人は、多くを語らなくても「あとは察してください」でコミュニケーションを成立させることができました。しかし、さまざまな立場や価値観の人と関わる機会が増えている社会変化のなか、「表現型」のコミュニケーションスタイルの重要性が高まっていると著者はいいます。

そして意識すべきは、「伝わるかどうか」は聞き手が決定権を持っているということ。自分では伝えたつもりでも、相手にきちんと伝わっていなければ、なにも伝えていないのと同じ。「察してください」ではなく、ことばを尽くして表現しなければならないというわけです。そのためにも、「自分」と「相手」がまったく別の存在であるという原則を認識することが大切。(14ページより)


伝わらないのは「相手」のせいではない


「言った」「言わない」の不毛な議論は、残念ながらよくあるもの。そしてそんなとき、伝えたつもりになっている方は、「あの人が話を聞いていないのが悪い」と一方的に相手を責めます。しかし当然ながら、これは一方通行のコミュニケーションで、「人差し指を相手に向けて話している状態」。

話している相手に人差し指を向けてみると、その指は相手に向いていますが、中指、薬指、小指の3本は自分の方を向くことになります。著者によれば、中指、薬指、小指の3本指は、それぞれ「認識」→「理解」→「尊重」を表しているのだとか。つまり相手にきちんと伝えるには、一方的に人差し指で伝えようとするだけでなく、自分と相手は違うと「認識」し、相手の状況を「理解」して受け入れ、意見や立場が違っていても人間として「尊重」する。こうした、3本の指も相手に向けるようなコミュニケーションのプロセスが必要になるということです。(20ページより)


「相手」を「聞き手」に変えないから伝わらない


「営業トークはばっちり練習したのに、なかなか商品が売れない」、そんな悩みを抱える人に共通するのは、「相手」と「聞き手」を分けていないことだと著者。たとえば満員電車が降りる駅に着いたとき、ドアから離れた場所にいたとします。その際、ひじでまわりの人を押しのけながら強引に降りたりすれば、文句を言われたりケンカになってしまうかもしれない。

けれど常識的な人なら、「すみません、降ります」と周囲の人に声をかける。すると周囲の人がよけてくれ、無事に降りることができる。この、周囲の人(相手)に声をかけたときこそ、相手が「聞き手」になった瞬間だということ。「聞き手」になってくれたからこそ、降りられるように空間をつくってくれたのですから。この例にも明らかなとおり、まずは「相手」を「聞き手」に変えることが、上手な話し方をするうえでの大原則だそうです。(26ページより)


「あがり症だから」は言い訳にならない


あがり症だから、人前でうまく話せず、緊張してうまくコミュニケーションがとれないという人は多いもの。著者自身も以前はあがり症で、いまでも人前で緊張してあがることがあるといいます。しかし程度の差こそあれ、9割以上の日本人は「自分はあがり症だ」と自覚しているのだとか。では、なのになぜ「話が上手な人」と「話が下手な人」に分かれてしまうのか? それは、あがり症について「正しい認識」を持ち、解決策を講じているかどうかに尽きると著者は記しています。

ちなみに、ここでいう「正しい認識」にはポイントが2つあります。ひとつは、「あがり」という現象はプラスの信号であるということ。緊張してドキドキしたり、小刻みにからだが震えたりするのは、「うまく話したい」「成功させたい」という前向きな気持ちの表れ。うまく話せる自分をイメージしているからこそ、失敗したときのことを考えてあがってしまうということです。つまり、あがりはポジティブな気持ちを持っている証拠。緊張してあがってしまったら、「しめた!」と思うくらいでちょうどいいというわけです。

もうひとつは、「自分が思っているほど、相手から見るとあがっているように見えない」という点。いわば、あがり症とは、自意識過剰になり「あがっているに違いない」と勝手に決めつけている状態だというわけです。そして、あがり症を苦にせず上手に話ができる人は、その点を正しく認識したうえで、さまざまな対策を実践しているといいます。「腹式呼吸」「間の取り方」「アイ・コンタクトの仕方」などさまざまなテクニックのなかから、自分に合ったものを選んで実践しているということ。

ところが、いつまでもあがり症を克服できない人は、あがりに対する「正しい認識」をしないまま、テクニックでその場を取り繕おうとするもの。でも、認識自体が根本的に変わっていなければ効果は限定的。また、あがり症を克服できない人のなかには「自分はあがり症だから」と言い訳する人もいますが、逃げている限り、話が伝わらなくて当然です。


でも、安心してください。あがり症だと思っている人ほど、話し方がうまくなりたいという意欲と向上心をもっている証拠であり、話し上手になる素質を備えているといえます。(36ページより)


いってみれば、自信を持って、あがり症とつきあっていけばいいということです。(32ページより)



話し方について、多くの人が「そうなんだ」と思えるような悩みを引き合いに出し、そこから解決策へと話を導いているところが本書の魅力。「伝わる話し方」を身につけたい人には、格好の一冊かもしれません。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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