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ライフハッカー編集部  - ,,,,  07:00 PM

職場でのジェンダー差別、5つのケース

職場でのジェンダー差別、5つのケース

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99u:私たちは、どれほど気をつけているつもりでも、知らないうちに周囲の人たちを、その属性によって判断してしまうものです。

残念ながら、これは日常的に起きていることです。男女を問わず「性別だけが理由で、職場で自分だけ不当な扱いを受けている」と、こぼすのを聞いた事があるでしょうし、そうしたことが起こりうることは、心理学の調査でも裏づけられています。

特に、自分のジェンダーにふさわしいとされる振る舞いをせずにいると、男性であっても女性であっても周囲の人から偏見のまなざしで見られます。

具体的には、どのようなジェンダーバイアスがあるのでしょうか? この記事では、ジェンダーバイアスによって職場で起きるであろう差別のケース5つを見ていきます。


女性が自分の意見を述べたり、怒りを示したりすると不利益をこうむる


働く女性は、声を上げると、男性だけでなく、ほかの女性からも評価を下げられます。たとえば、ある研究によると、ある女性CEOを「率直に意見を述べて自分の意見を曲げないタイプ」と描写して、男女の被験者に評価を求めたところ、このCEOを「リーダーシップを担う能力があり、適任である」とする回答は多くありませんでした。同じ設定で男性CEOを評価させたところ、これとは正反対に、寡黙なタイプの方が低く評価をされました。

怒りを表明することに関しても同じです。きちんとコントロールされている限りは、怒りの感情が交渉の重要な要素になったり、業績の振るわない部下にやる気を起こさせる手段にもなったりします。

けれども残念ながら、女性が怒って不満を表に出すと、意に反する代償を払うことになるでしょう。2008年のある研究によると、怒りを表明した男性は、男性からも女性からも、リーダーシップがあり有能だとみなされたのに対し、怒りをあらわにした女性は、能力が低いと見下されました。

ありがたいことに、この研究では、働く女性がこのような反感を避けるための戦略も示されていました。怒りの原因を明らかにし、不満の理由に注意を向けるようにすれば、その過程で不利益をこうむる可能性は低くなるそうです。

一方、男性ならば自由に振る舞えるかというと、そうでもありません。男性の場合は、面接で謙虚に振る舞うなど控えめな行動をとると、「男らしくない」とみなされて差別されます。


女性の上司を持つ男性は、偏見の目で見られる


女性も職場で昇進の機会を得やすくなったことで、必然的に女性の上司を持つ男性が増えました。しかし、ジェンダーについての保守的な考え方が根強く残っているので、女性の上司を持つ男性は、差別的な扱いを受ける可能性があります。男性の領域と考えられてきた業界では、特にその傾向が強いようです。

この傾向にスポットを当てた研究では、被験者にさまざまな架空のシナリオを読んでもらい、登場人物を評価させました。「建設業界で、女性上司の下で働いている」という設定の男性を、被験者の男女どちらもが、男性の上司を持つ男性に比べて、立場が下で男らしくないと考えました。

また、その男性にいくら賃金を支払うべきかという質問でも、低い額を答えました。しかしながら、「女性の領域と考えられている産業」で「男性の上司の下で働いている女性」の場合は、これと同じような偏見を持たれることはありませんでした。

見落としてはならないのは、「女性上司を持つ男性」が男らしくないとみなされる現状は、おそらく女性上司の側にも不利益をもたらすということです。というのも、男性らしくないとみなされる心配があれば、男性は女性の下で働くのを嫌がるであろうからです。

あまり現実的な解決策とは言えませんが、この研究では、実験の中で、女性上司を持つ男性に対する偏見を相殺する方法についても指摘しています。男性本人が、スポーツや自動車が好きだと口に出すなどをして、ステレオタイプな「男性らしさ」を強調すれば良いのだそうです。

しかし、この問題を根本的に解決する上で必要なのは、私たち1人ひとりが、ジェンダーに関するステレオタイプについて、見方や態度を改めることなのです。


女性は、傾きかけた組織の責任者にされることが多い


取締役会に女性が多い企業の方が業績が良いことを示す証拠があるにもかかわらず、経営の上層部には女性が極めて少ないという現実は変わりません。そして、英国企業を分析していた心理学者たちは、女性がトップに指名される場合には、ある傾向が見られることに気づきました。

それは、傾きかけた組織の責任者にされるのは女性の方が可能性が高いということです。研究者たちはこの傾向を「ガラスの崖」と名づけました。

典型的な例を1つ挙げるならば、2009年2月にアイスランド初の女性首相に就任したヨハンナ・シグルザルドッティル氏が、その年の4月に行われた総選挙で勝利した事例があります。当時のアイスランドは、世界的な金融危機から立ち直れずにいました。また、マリッサ・メイヤー氏が2012年にヤフーのCEOに任命されたのを典型例と考える人もいるでしょう。

こうした傾向が見られるのは、危機に陥った時には、優れたコミュニケーション能力など、従来女性的とみなされてきた資質が重視されるためと考えられます。

しかし、言うまでもないことですが、このようなタイミングで女性が偏重されるのは、彼女たちのキャリアとってはマイナスになりかねません。傾きかけた組織を引き継ぐことで、その組織が転覆した場合に責任を負わされる可能性が高まるからです。


育児休暇や介護休暇を取る男性は弱いとみなされる


さまざまな職場改革のおかげで、生まれたばかりの子どもや病気の家族の世話を理由に男性が休暇を取ることは容易になってきました。けれども、無給の場合も多いですし、人々の考え方もなかなか変わりません。

調査の結果、「男性は仕事を優先すべきだ」という昔ながらの発想にとらわれている人は今でも多く、そうしない男性はネガティブな評価を下されることがわかりました。専門家はこれを「柔軟な働き方による烙印」と呼んでいます。

架空の人事記録を使った研究では、育児や病気の家族の介護を理由に休暇を取った男性は、被験者から厳しい評価を下されるという結果が出ました。彼は仕事に打ち込んでおらず、同僚にとって役に立たない存在という判断が下されたのです。ところが、対象が女性の場合は、そうした評価は下されませんでした。

ラトガース大学の心理学者が近年に行った研究でも、同じような結果が出ています。この研究は、旧来から続いていた性差による役割分担が、今なお続いているということを考察する手がかりをくれるものでした。

病気の家族の世話をするために休暇を申請した男性は、労働者としての能力が劣ると判断され、報酬の査定でも低く評価されましたが、その理由は、男女どちらの被験者も、この男性を弱くて女性的だとみなしたためでした。

つまり、女性の社会進出を推進しようとする際には、男性が家族のために休暇を取ることを認める政策を導入するだけでは不十分であり、私たちの考え方そのものも革新する必要があるのです。考えられる選択肢の1つは、男性の育児休暇取得を必須のものとし、家族第一の選択をしても偏見を持たれないようにする、というものでしょう。

女性のほうも、家庭の事情との関係で偏見を持たれることが多い、ということにも触れておかなくてはなりません。特に顕著なのが、妊娠に関わることです。女性は妊娠すると頭がおかしくなるという迷信がいまだに広く浸透していて、「赤ちゃん脳」や「妊娠性健忘症」などと俗称されます。

また、複数の研究によって、妊娠中の女性求職者は、妊娠していない女性に比べて、たとえ書類審査と面接で同等の評価を得たとしても、職を得られる可能性が低いことがわかっています。


女性は「好意的な性差別」にも苦しめられる


「好意的な性差別」とは、女性がしばしば、能力が劣ると決めつけられた結果、あからさまに親切に扱われることを指します。一例として、英国の国民保健サービス(NHS)の調査研究を挙げましょう。

その調査の結果によれば、女性管理職は、男性管理職と同じ頻度で研修の機会を与えられてはいるものの、「重大事故や緊急事態にどのように対処するかを学ぶ」といった、特に難しいタスクを割り当てられることが少ないということが明らかになりました。

研究チームはその理由を、男性の意思決定者の多くが、「女性は弱く、危険から守らなければならない存在」と今でも決めつけているからだと考えています。これが好意的な性差別の典型例です。

しかし、学生を対象とした追加調査によると、女性も男性とまったく同様に、仕事上の特に難しいタスクに関わりたいと望んでいることがわかりました。米ジョージメイソン大学のEden King氏らのグループはこの研究結果から、「昔ながらの敵対的な性差別だけでなく、一見すると好意的にとれる意思決定と態度によっても、女性の昇進が妨げられる場合があると結論づけています。

***

心理学の研究では、男性であれ女性であれ、伝統的なジェンダー観にそぐわない行動を取ると不利益をこうむるという事例が、数多く示されています。こうした偏見をくつがえすには時間がかかるでしょうが、この記事で指摘した傾向の存在を意識するだけでも、対抗手段を用意しておく役には立つでしょう。

すべての人がジェンダーに関係なく、持てる力をフルに発揮できるようになれば、私たち全員にメリットがあります。これは筆者1人の考えではありませんし、十分な裏づけもあります。

昨年、カナダとシンガポールの研究者がオリンピックにおける国別のメダル数を比べたところ、はっきりとしたパターンが見つかっています。ジェンダーに関して平等な国ほど、男性も女性もメダルの獲得数が高いという傾向があったのです。


"The Glass Cliff" And 4 Other Ways Our Coworkers Treat Us Differently Because of Gender|99u

Christian Jarrett(原文/訳:松田貴美子、江藤千夏/ガリレオ)
Photo by Shutterstock.

  • ,,,,, - By

    香川博人

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