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itouitou  - ,  10:00 PM

Amazonの『1時間配送』を実現する4つのテクノロジー

Amazonの『1時間配送』を実現する4つのテクノロジー

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MakeUseOf:先月の初め、米Amazon社は新しい宅配サービスPrime Now(プライム・ナウ)を、マンハッタンの一部の地域で開始しました。

対象地域に住んでいるプライム会員なら、約7ドルの配送料で、商品を1時間以内に届けてもらえます。また、2時間以内でよければ配送料は無料です。現在のところ、このサービスが使えるのは売れ筋の25万アイテムだけであり、配送地域もかなり限定されています。


対象地域はまだ狭い

Amazon社は、この偉業を、驚異的な物流管理と対象範囲の絞り込みにより達成しました。サービス地域はまだ狭く、このままの形態でそれが可能かはわかりませんが、Amazon社はいずれこのサービスをほかの地域でも始めるでしょう。実際、来年には、Amazonのフリフィルメントセンター(物流拠点)の近隣で、同サービスを展開する計画があります。

シリコンバレーへの道は、1日宅配、超速宅配に挑戦したスタートアップ企業の屍で埋め尽くされています。最古の遺骨はセグウェイの時代、第一次ドットコムブームにさかのぼります。あの悪名高いKozmo.comのような企業たちが、何千という商品を1時間以内に届けようと悪戦苦闘したあげく、資金を食い潰し、わずか数年で崩壊していきました。


今回は何が違うのか?

答えはこうです。過去10年で、いくつかの重要なテクノロジーが実用レベルに到達し、ついに「瞬間満足」の夢が実現したというわけです。

この宅配サービスを拡大するには、Amazon社も競合他社も、これらの新しいテクノロジーをうまく組み合わせる必要があるでしょう。


ロボット倉庫


Amazon社の驚くべき倉庫は(公開されたのはごく最近ですが)、かつてラッダイト運動の支持者たちが警告していた悪夢の未来と驚くほどそっくりです。巨大な、うす暗い倉庫につめ込まれた無数の人間たちがアクセクと働き、その周囲では、無機質なロボットが複雑なダンスを延々と踊り続けている...。それは、最も献身的な未来学者でさえ、すべてを投げ出して屋上庭園でも始めたいと思わせるのに十分な光景です。



仕組みはこんな感じです。倉庫の全体をソフトウェアが監視しており、巨大なデータベースには、倉庫内にある全商品と置かれている場所が登録されています。すべては、無数の、身長40cm、体重135kgのロボット(Amazonが買収したKiva Systems社によって製造された機械)によって運行されています。ロボットたちは、倉庫内をなめらかに動きまわり、商品棚をピックアップすると、要求された場所へと運びます。購買者が商品を注文すると、ロボットは該当商品が入っている棚を探し当て、パッケージセンターへ運びます。そこでは、人間の作業員が商品を箱詰めし、テープで留め、ベルトコンベアーに載せます。荷物はそのままトラックへと運ばれます。

この仕組みにはたくさんの利点があります。なによりも低コストです。ロボットは頑丈で、構造もシンプルです。さらに自ら充電も行います。つまり、ほとんど人間の手がかかりません。また、人間が動き回るスペースが不要となるため、倉庫内の多くを商品の保管に利用できます。また、ロボットのほうが商品を探し出す時間も短くなります。こうして、注文から商品が出荷されるまでの時間は、わずか数分にまで短縮されるのです。

Amazon社のワールドワイド・オペレーション担当副社長Dave Clark氏が言うには、


「Kivaがやっていることはそんなに複雑なことではない。在庫商品をあちこち動かしているだけだ」とClark氏。「人間が複雑な作業をこなしている。棚から取り出し、正しい商品であるかを確かめ、品質をチェックし、ちゃんとクリスマスプレゼントになっているかを確認するのは彼らだ」



コンピューター制御の物流


最近、Amazon社はあるソフトウェアの特許を申請しました。このソフトウェアは、過去の購買履歴や、閲覧行動、さらにはマウスの動きをも参考にして、そのユーザーが将来注文しそうな商品を予測します。また、このデータは、商品をそのユーザーの近くの倉庫へ「予測出荷」するのにも使われます。

すべては商品の注文から配送までの時間を短縮するためです。これは、Amazonが進める広大な垂直統合の一環でもあります。同社はかつてないほど巨大で地理的に分散した倉庫ネットワークを構築しようとしています。また、Amazon社は、多大なコストをかけて「ラストマイル」サービスを開始しました(おそらく、昨年のクリスマスシーズンに配達遅延が多発したことを受けて)

同社のウェブサイトに掲載されている求人広告によると、以下のような文言が見つかります。


「AmazonはUPSやFedExより速いスピードで成長しています。どちらも私たちが配送のほとんどを依頼している企業です」と求人広告は語ります。「これほど成長が速いと、Amazonは従来の物流事業者だけに頼ってはいられません。このままでは私たちの成長は抑えられ、コストも増加し、配送におけるイノベーションも妨げられてしまいます...(中略)「ラストマイル」がその解決策です。このプログラムは、多くのお客様への宅配に大変革をもたらすものです」


こうした進化はすべて、この企業の「全商品をデータみたいにに買えるようにする」という野望を実現するためのものです。Amazon社は、物質的な商品のオンラインショッピングを、iTunesでMP3を買ったり、Google Playで映画を買うのと同じものにしようと目論んでいます。商品をクリックすれば直ちに自宅に届けられ、たちまち幸福に満たされます。瞬間満足のエンドルフィンが脳を駆けめぐるというわけです。Amazon社は実験として、いくつかの地域で生鮮食品を宅配するサービスをすでに始めています。



Amazon社にとって、Overstock.comやNeweggなどのオンライン小売店はライバルではないということです。Amazonはあらゆる企業と競争したがっています。つまり、同社は実店舗の小売店と争うつもりなのです。これは、配送のあり方が根本的に変わることを意味しています。

長い目で見れば、あらゆるEコマースのビジネスモデルは、超速の宅配ピザへと向かうでしょう。ドミノピザに30分宅配が可能なら、Eコマース企業にもおそらく可能です。問題は、大きな人口を抱える地域に、じゅうぶんな数の物流拠点を構築できるかどうかです。Amazon社はこれまでも、広大で、コストのかかるインフラ投資を躊躇なく行ってきました。おそらく彼らはやり遂げるでしょう。この宅配サービスを実現するテクノロジーはすでに実用段階に入っています。


自律走行車


以前にも、自律走行車について書きましたが、そのときはおもに人間の輸送について注目しました。そうしたのにはそれだけの理由があります。人間のほうが、大抵の積み荷よりも、脆弱で、忍耐力がなく、気難しいからです。だからといって、自律走行車による配送がビッグニュースではないなどと思わないでください! 実際、超ビッグニュースです。自律走行車(とくに電気で走るもの)は、従来の配送サービスに比べて、とても、とても安上がりです(そして環境にも優しい)。これは、長距離輸送にも、短距離配送にもあてはまります。

現在、Amazon社は、Amazon Nowサービスの運用を自転車便に頼っています。将来的には、Eコマース企業は、Googleのような企業と提携することで、非常に安価な自律型配送インフラを手に入れるでしょう。自律走行車と機械式の荷台が組み合わされば、つまり、自動で積み荷を降ろせるようになれば、同じ車両を使って荷物と人間の両方を同時に輸送できるわけで、別々の仕組みを作るのに比べて効率的で有利になります。


ドローンでの配送



出荷コストを削減するもうひとつの方法は、現在Amazonが実験中の、ドローンによる配送です。アイデアは非常に単純です。小型の無人飛行機が、注文に応じて商品をユーザーの元へ届けます。商品は倉庫から自宅までダイレクトに運ばれます。たくさんの企業がこのアイデアに興味を示しています。UPSのような老舗企業もそのひとつです。自律走行車と似たアプローチですが、異なるトレードオフがあります。

なんといっても交通の問題は軽減されます(ドローンは何もない空中を飛行し、衝突時の危害も少ない)。一方、ドローンでは重い荷物は運べません。また、バッテリーも小型でなければならず、つまり、持続時間は限られます。さらに、ドローンの私的利用に関する規制の問題もあります。米連邦航空局は、商用ドローンの規制範囲をまだ決めていません。とはいうものの、最終的にこのテクノロジーが高速宅配サービスに利用されるのは間違いないでしょう。


将来の見通し


高速宅配サービスの見通しは明るいと言えます。それを実現するテクノロジーはすでに存在するか、現在進行中であり、おそらく10年以内にすべてが出揃うでしょう。この先10年で、従来型の小売店が姿を消し、オンライン小売店がそれにとって変わるかもしれません。これは大きな変化であり、私たちの生活のほとんどすべてに影響を与えるでしょう。


Four Technologies That Are Bringing One-Hour Shipping to Life|makeuseof

Andre Infante(訳:伊藤貴之)
Photo by Shutterstock.

  • ,,, - By 松尾仁LIKE

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