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印南敦史  - ,,,  07:30 AM

幸せへの道を拓くには「常識」を疑い、「どうせ私は」をやめてみる

幸せへの道を拓くには「常識」を疑い、「どうせ私は」をやめてみる

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「どうせ私は」を、やめてみる。』(井上裕之著、日本経済新聞出版社)は、歯科医師であり、6万人以上のカウンセリング実績を持つメンタルセラピストであり、累計100万部を超えるベストセラー作家であり...と多才な著者による新刊。特徴的なのは、「苦労に耐えたから、現在の成功がある」「充実した人生を実現するには、明確な目標を定め、自分の力で達成することが大切」というような「常識」に最初から疑問を呈している点です。


この「常識」が不幸の原因だとしたら、どうしますか。きっと本音では(中略)つらい毎日は避けたいし、現在も将来も幸せに暮らしたいはずです。そんな欲張りな生き方を現実にする方法は、すぐ近くに、あります。(「3人の賢者の寓話」より)


いわば「常識」とは異なる角度から、将来の幸せをつかむための考え方を紹介しているということ。3「ミッションは、そもそもベタでいい」から、いくつかを引き出してみましょう。


人生を「合理化」することを避ける


心の状態は時間の経過とともに変化していくものですが、それは幸福感についてもまた同じ。ただ、私たちはつい「目先の幸福を追いかけると、将来の幸福を失うかもしれない」と誤解しがちだと著者。しかしそれは、不幸を招く考え方そのものだといいます。

たとえば、経済的に大きな成功をして派手な生活を送り、メディアで話題になった人がその後に転落するということがあります。一方、歳をとった人が、大成功はしなかったものの、「思うようにはいかなかったけれど、私は自分の人生に満足しているよ」と話したら、誰もが「ああ、この人は幸せなんだな」と感じるはず。

著者によれば、私たちには、この2つのわかりやすい例を比べたくなる願望があるとか。そして、「短期的な幸福と長期的な幸福は両立しないと錯覚する」のだそうです。こうした考えを持ってしまいがちなのは、成功者に対する妬みや、「人生はすべて思うようにいくはずがない」という思い込みがあるから。しかし、これも不幸を呼ぶ考えなので、早めに捨てた方がいいということです。

成功者にも、最後まで「幸せな人生だった」と思える人はたくさんいるし、成功しなかった人も、自分の人生を否定できないから心理的に「合理化」し、「幸せな人生だった」と折り合いをつけるもの。しかし、ここで「成功した、しない」を軸にすると、かえって誤解を与える恐れもあるので、少し見方を変えた方がいいということ。(104ページより)


二兎を追って、両方得る


多くの人がそうであるように、著者も日々、幸せだと感じながら暮らし、将来も「幸せな人生を送った」と満足できる生き方を追求したいと思っているそうです。そして本書のテーマでもある「人生で欲しいものは、すべて手に入れたい」という本音の部分を実現するためには、少しだけ頭を使って考える必要があるとも記しています。では、具体的になにをどう考えればいいのかといえば、「なにかをやりたい自分をイメージする。そして、やる」ということになるといいます。

「幸せ」という、なにが正解なのか誰にもわからないものをイメージするのは難しいもの。だから、まずすべきは、「行動の指針」を具体的にイメージすること。これは、成長することに価値を見出す重要性を、さらに発展させたものだとか。

人は幸せをイメージしようとすると、「財産がいくらある状態」とか「家庭に恵まれた状態」など、つい具体的な状態を頭に浮かべてしまいがち。そして理想とする「こうなりたい自分」からの距離を測り、そのギャップを認識するから、自分は不幸だと嘆くことになるわけです。

それに「こうなりたい自分」を実現したとしても、目標を見失ってしまうから満たされず、虚しい感情に苦しむだけ。これこそが、「無理して幸せをイメージすると、かえって危ない」ことの理由だそうです。それよりも、シンプルに「自分はなにがやりたいのか」を真剣に考えてみればいい。そうすれば、なにかした答えが見つけられると著者は記しています。(106ページより)


ミッションは、そもそもベタでいい


ミッションとは、目標とビジョンのさらに上にある「価値観」や「目的」。ミッションをしっかり持っていると、不遇や不振があったとしても、ビジョンや目標はぶれず、人生が劇的に変わるもの。

ただし、最初からミッションを高度なものにする必要はなし。むしろ、当初イメージするミッションは「ベタ」でもまったくかまわないと著者はいいます。まず、大きなミッションとして「世のなかの人々に、役立つ存在を目指そう」と考えたとしたら、次は個々のミッションを定めていく。たとえば仕事なら、「クオリティの追求を大事にする」でいいでしょうし、人間関係なら「常に相手の立場に立って考えられる人になりたい」など、その程度で充分だということ。

なぜなら重要なのは、大きなミッションを掲げることではなく、それを実現することだから。ミッションを現実的なものにすると、具体的な行動につながるビジョンや目標も、手が届きやすいものになっていくはず。そのためにも、ベタなくらいのミッションの実現を目指すべきだということです。(122ページより)


「どうせ私は」をやめてみる


「どうせ、私は」ということばのなかには、自分の人生に満足していない、人生を投げてしまっている響きがあります。つまりそれは、「幸せになろうとしていない」ということでもあるといいます。そして著者は、このような考え方をすることは、結果的に自分から不幸を引き寄せていることになると主張しています。だからこそ、「どうせ、私は」ということばを使うのをやめてみる。それが、幸せに通じる道の第一歩だという考え方。

とはいえ「どうせ、私は」という意識を持ってしまう人が多いのも事実ですし、そういう思いを抱かせる人もたくさんいます。しかし、自分が恵まれない状況にあるからといって、投げやりな態度や行動によって、身のまわりの状況が改善されることはありません。

それどころか、たとえば仕事の場において、思い通りにならない状況があったときに「どうせ、私は」という意識になってしまうと、生産性と仕事のクオリティが下がって当然。ネガティブな意識や態度は知らず知らずのうちに表に出てしまうため、まわりから好意的に見られなくなり、場合によっては悪い評判が広がることもないとはいい切れません。

すると希望するキャリアは遠のき、人の嫌がる仕事を与えられ、上司からは意見を聞いてもらえなくなるかもしれない。さらに、やることなすこと、すべてをマイナスに認識するようになる。すると、すべてが悪い方向に進んでいくというわけです。だからこそ、(多少の勇気は必要かもしれませんが)「どうせ、私は」をやめてみることに意味があるということ。(136ページより)



本書が心に響くのは、難しいことばを使わず、著者自身、あるいは読者の視点に立って書かれているから。そして著者がいうように、あえて「常識」から離れてみれば、当たり前のように続けていた悪い癖に気づくことができるかもしれません。

(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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