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堀込泰三  - ,,,,,  08:00 PM

懸命に働き、親切であれ。米Lifehackerブロガー、アンディ・オリンの仕事術

懸命に働き、親切であれ。米Lifehackerブロガー、アンディ・オリンの仕事術

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敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ番外編。米Lifehacker編集部のメンバーが、それぞれの仕事術を紹介します。今回は、HOW I WORKシリーズほかを担当するライター、アンディ・オリン(Andy Orin)の登場です。


毎週1回のペースで有名人を紹介するこのコーナーですが、私たちメンバーにも順番が回ってきました。少し恥ずかしいのですが、私アンディの業務習慣と環境を紹介しましょう。これが私の仕事術です。

おかしなことに、私はライフハッカーに毎日のように掲載されるアドバイスを、ほとんど試したことがありません。「ポモドーロ」や「インボックス・ゼロ」などの、巷でよく聞く生産性メソッドも、ほぼ手つかず。ToDoリストすら使ってません。なぜこんなに正直に書くかというと、自分の習慣にいくらメッキを施したところで、すぐにはがれてしまうから。

おっと、いきなり失態を見せてしまったようですね。私はブロガーの形をした乱雑なゴミ山のようなもの。とまでは言いませんが、あまりマメじゃない、即興で仕事をするタイプの人間なのです。


氏名: アンディ・オリン(Andy Orin)
居住地:ニューヨーク
現在の職業:ライフハッカーの「ブロガー」。いつもこう自己紹介しています。アシスタントやライターやジャーナリストなどと自称するのは好きではありません。アーロン・ソーキンのように、やや自嘲気味にブロガーという肩書を自認することが好きなんです。とにかく、ライフハッカーの取材記事やゲスト記事のほとんどを担当しています。それから、サイト全体のスムーズな運営を見張る役割も担っています。
現在のコンピューター:Lenovo Yoga Pro 2(Windows 8.1)とiMac。Lenovoは素晴らしい。MacBook Airより髪の毛1本分薄く、ゴム仕上げされたエクステリアは質感が高く、レティナ風の「QHD+」3200×1800タッチスクリーンは本当に素晴らしく、バッテリー寿命はまずまずです。3Dグラフィック面でもう少し元気があればいいのですが、ポケットナイフのように薄いコンピューターだから仕方ないとも思います。昨夜、ビールをこぼしてしまいましたが、気にしません! ちょっとベトベトするだけですから。
現在のモバイル端末:iPhone5s。携帯電話が大きくなっている最近の傾向は気に入りません(とはいえ、今の5sが壊れたらiPhone6を買いますが)。ユーザービリティ面では、iOSの方がAndroidよりも明らかに優れています。
仕事スタイル:クリーン・見事・パワフル


── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?


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『Gmail』『Google Docs』『Kinja』の3つで、1日に使うアプリの約75%を占めています。デスクトップ用のメールクライアントは使わずに、気さくなGmailタブをずっと開きっぱなしにしています。Gmailのカスタマイズもそんなに使っていなくて、UIを2か所ほどいじっているのと、「undo send」ウィジェット(20秒にセットして、常に使っています)ぐらいですね。

メイン/ソーシャル/プロモーションのタブを追加したら、命が救われました。仕事のメールにはiOSのGmailアプリを使っていますが、個人的なメールにはAppleのデフォルトアプリを使っています。

Google Docsは、とりあえず機能するってところですね。でも、この記事は『Evernote』で書いているんですが...。Evernoteは、仕事以外で書き物をするときによく使っています。

インスタントメッセージには、『Adium』と『Pidgin』を使っています。AIM(AOLインスタントメッセンジャー)を彷彿させる、古風でナイスなIMクライアントです。

Slack』:ゴーカー・メディア(米ライフハッカーを運営する会社)では、全サイト共通で、社内コミュニケーションには「Slack」を使っています。よくあるチャットプラットフォームと本質的に違うところはありませんが、とにかく洗練されていますね。iOSアプリもナイスです。

TweetDeck』:TweetDeck、我が命の光、我が腰の炎。我が罪、我が魂。TweetDeckは、Twitterで多様な情報を見る必要がある人のためのプロフェッショナルツールであって、一般人が使う理由はないと認識されてしかるべきだと思います。それはまるで、熟練のプロしか使っちゃいけない、危険な武器のようなもの。

私は情報源、ニュースサイト、ジャーナリストのリストをいくつか作って、別々の列に並べています。そこに滝のように流れるツイートに、いつも心を奪われてしまいます。それは非常に有益であり、非常に気を散らせるものでもあり。かつては仕事中だけ開いていましたが、今では中毒になり、毎日ずっと見ています。Twitterは、最高で最悪のビデオゲームですね。

Instapaper』は、私が選んだ「後で読む」系アプリです。私は毎日の地下鉄で、スマホを使って記事を読みます。『Pocket』ではなく『Instapaper』を選んだのは、気まぐれな理由から。そっちの方が、見た目がレトロな感じがしたからです。

仕事と関係ありませんが、私の日常の一部となっているのが、Windows 8の『Netflix』アプリ。操作はあまり便利ではありませんし、イライラさせられることもたくさんあります。でも、ウェブブラウザでアクセスするよりも、高いビットレートでストリーミングできるんです。Netflixではそれを「Super HD」と呼んでいて(実際は画質のよい1080p HDに過ぎないので、若干デマっぽいんですが)、私はビットレートが高い方が好きなタイプなので、重宝しています(今は『The Fall』を見おわったところです。次は何を見よう)。


── 仕事場はどんな感じですか?

勤務日の大半は、ゴーカーメディアの暗いオフィスで過ごします。薄暗いワインセラーのようなところです。本当に、ろうそくの明かりで仕事をしているみたいな感じです。個人的には、それが気に入っているのですが。

パソコンはiMacを使っています(たぶん2012年前後のモデルです)。Appleのワイヤレスキーボードも好きになりました。キーをカチャカチャ鳴らしながら1分間に100万ワードのスピードで打つときの打鍵感がたまりません。マジックマウスも気に入っていますが、バッテリー寿命はいまいちですね。家では、シンプルで散らかったデスクに、ラップトップを置いています。


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── お気に入りの時間節約術は何ですか?

計画はできるだけ少なく、無理のない範囲で。私はいつも、サイトに投稿する直前の記事の内容しか頭にありません。始めたばかりのころは、何日も先、何週間も先の投稿まで頭に入れて綿密な計画を立てようと努力したものですが、今思えば、当時は時がたてば何とかなるという自信がなかったんですよね。だから、計画を立てることがセーフティネットになっていた。でも、毎日ブログ記事を書くのに、何週間も先のことまで考えていては、扱う情報があまりにも多すぎます。

それから、これはライフハックとはいうよりは能力の問題なのですが、1週間前に投稿した記事は、ほとんど覚えていません。書いたら忘れる。これって、ある意味ライフハックかも。


── 愛用中のToDoリストマネージャーは何ですか?

ToDoリストマネージャーは使ってません。Gmailでは「todo」ラベルを使っていますが、あまりに多くのメッセージに付けているので、意味がなくなってしまいました。それと、返信が必要なメールに対しては、すぐに「返信」を押して下書きを作成してしまいます。

Gmailに表示される「下書き」という赤い文字が、未完了を意味するインディケーターとしてぴったりなんです。その時はたいてい、lorem(ダミーテキストの意)とだけ入力しておきます。ちなみに、ラベルの使い方はこんな感じです。


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── 携帯電話と PC 以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

家で使っている『Aeropress』ですね。フレンチプレスのような気概はないですし、かといってお湯を注ぐタイプのコーヒーも作るのも面倒なので。いえ、実際は大した手間じゃないんでしょうけどね。

ここのところ、スマートウォッチ『Pebble』を着けています。これがなければ生きられないというほどではありませんが、とってもいいモノですよ。

手首で通知を受けるのも、意外といいもんです。たとえば、Facebookにログインした時、赤い通知があると嬉しいでしょう。その赤いドットは、自分の存在を何らかの形で認めてくれた人がいることを意味します。たとえそれが、冗談みたいな投稿への、ほとんど無意味な挨拶だったとしても。その感覚を、手首で感じられることを想像してみてください!

でも、せっかくのウォッチも、ずっと振動しっぱなしでは不愉快な邪魔者になってしまいます。それを避けるために、スマホに来る通知の数を減らす必要がありました。スマホからウォッチにプッシュされる通知をもっとうまくコントロールできるようになったら、素晴らしいんですけどね。

信頼できるLogitech製マウス『M705』も欠かせません。きっと私たちより長生きするので、子どもたちに受け継いでもらおうと思います。


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外出時に持ち歩いているバッグの中身(詳細はこちらの記事を参照)


── 日常のことで「これはほかの人よりうまい」ということは何ですか?

よくわかりません。私はときどき、ちょっと嫌な奴になります。といっても、人を混乱させるのが好きなだけの、礼儀正しい嫌な奴です。たとえば、私が生産性ハックをたくさん投稿するだろうと思ってTwitterでフォローしたのに、実際はヘンなことばかり言っているという状況が好きです。LinkedInでわざとバカな行動をとるのも楽しいですね。


── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

普段は無音ですが、昨年Jenny Lewisがアルバムを出してからは、それと彼女の全アルバム、それからRilo Kiley(ジェニーがボーカルのバンド)を聴いていますね。もう何か月もずっとです。St. Vincentのアルバムも。元気を出して集中する必要があるときには、『In the Aeroplane Over the Sea』をかけることが多いです。これを聴くことで、頭の中の正しい空間(ブロギングゾーン)に入っていけます。でも、普段は無音です。

オフィスでは、ときどき音楽がかかっています。Sonosのスピーカーシステムを導入していて、誰でもいじれる状態になっています。これが収容者の間でケンカの元になるんですが。私はどんな音楽がバックグランドで流れていようと気にならないので、だいたい楽しむことができます。それに、言い争いを見るのも楽しいです。

普段私がスピーカーシステムをいじることはありませんが、唯一、キーボードの前でみんな一緒にフライドチキンを食べたときは、Sophia Graceをかけ続けましたね。その様子は、さながら美しいブログゴブリンたちという感じでしょうか。

今は、ぜんそくロックにはまっています。


── 現在、何を読んでいますか?

正直、このところあまり本を読んでいません。最後に読んだのは、Phil Klayの『Redeployment』で、イラク戦争や戦争が兵士に与える影響を題材にしたフィクションの短編集です。

最近読んでいるものといえば、Instapaperに保存した長文記事ばかりですね(私のお気に入り記事は、Instapaperの公開ページで見られます)。それから、「Jezebel」「Gizmodo」「Gawker」などのゴーカー・メディアのドッグフードはたくさん食べています。

The Awl」「Buzzfeed」、Viceの「Motherboard」、「Medium」もいいですね。「New Yorker」「NYT」「Vulture」「Vergie」「WIRED」。あ、それから「Clickhole」も。ほかはいいとして、「Clickhole」は唯一、読む価値があるサイトだと思います。


── あなたは外向的ですか、内向的ですか?

街では内向的、ツイートでは外向的です。


── 睡眠習慣はどのような感じですか?

昨年、夜ぐっすり寝ることの重要性について語ったと思いますが、やはり睡眠は大切です。ただ、実際の行動と一致しているかというと、それは嘘になってしまいますね。インターネットやNetflixを見ながら深夜1時過ぎまで起きていることが多く、翌朝はむりやり起きて仕事に行き、コーヒーをがぶ飲みする。というサイクルを繰り返しています。


── あなたが受けたものと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

不気味なほどに底なしのクリエイティビティの井戸を持っている人に興味があります。たとえば、宮崎駿やゲームクリエイターの宮本茂などです。私の根っこの部分は、日本人のおじいちゃんなんです! あとは、Glen Keane(ディズニーのアニメーターは取り上げたばかりですが)、Brad Bird、John Lasseter、Andrew Stanton、Lee Unkrich。このメンツを見ればお分かりいただけると思いますが、ピクサーとディズニーの大ファンでして。

上にも書いたJenny Lewisも素晴らしいですよね。Annie Clark (St. Vincent)にも会ってみたいけど、まだ実現していません。Paula PellMatthew Weiner、Vince Gilligan、Conan O'Brien、AbbiとIllana、Stephen Colbert(Colbertの仕事術は、こちらでも聴けますが)、John Oliver、George Saundersあたりも、面白い記事になるでしょうね。Adam Savageは、もう一度インタビューしたいな。その後どう変わったのかを知りたい。SNL(サタデーナイトライブ)の人たちも面白そう。

愛読者の皆さんは、私がHow I Workを担当していることはご存知でしょう。そのせいか、会いたい人に対してはたくさんの感情があります。主に、面白さ、実用性、目新しさ、知名度、スケジュール、そして連絡を取れるかどうかの実現性などです。イーロン・マスクさん、これを読んでいたらメールをください。それに、テイラーも! 冗談ぬきで、テイラー・スウィフトの仕事術を聞いたら、不思議で面白い内容になるでしょう。


── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

「Don't be a jerk(嫌なやつになるな)」です。誰もが自分の歴史を持っていますが、誰かにつっかかったり、クラクションを鳴らしたり、バリスタに怒鳴ったりするのは、きっと自分の人生の中の何かに対する不満の表れなんだと思います。もしかしたら、本当にクソみたいな人もいるのかもしれないけれど。とにかく、私が言いたいことは、去年と同じです。



「懸命に働き、そして親切であれ。そうすれば、すばらしいことが起こるだろう」


── そのほかに読者に伝えたいことがあればどうぞ

自分が何をしているのか、私にはわかっていません。とにかく、「詐欺師症候群」にだけは陥らないように注意しています。

何かの道でプロと呼ばれることには、「自分でやっていることがわかっているに違いない」という期待が含まれます。本当は、霧のかかった薄暗い道を歩きながら、あいまいな決断を下しているだけなのに。教科書の1章分だけ、クラスの先を行っているだけなのに。

私はいつも、編集作業における傲慢な自信と、「今週は何をやってもうまくいかない」という気持ちの間を揺れ動いています。ですから、誤字や脱字があったときに、これまでやってきたことすべての信用を落とすかのように指摘されると落ち込むので、嫌なやつにならないでほしいですね。いえ、私はパーティを楽しめる人間ですが。


Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)

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