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yamasaki  - ,,,,  01:00 PM

あなたが買った値段は世の中にとっては無意味である~マネーハック心理学26

あなたが買った値段は世の中にとっては無意味である~マネーハック心理学26

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2月はただでさえ日数も少ないのに、締め切りと確定申告に追われて毎年悲鳴をあげているFPヤマサキ(@yam_syun)です。もっと計画的にやっておけばいいのに、まったく非合理的なお話しです。

人間が非合理的で感情的な生き物であることを経済学に応用した行動ファイナンスの成果を、楽しいお金に関する読み物として提供する「マネーハック心理学」、今回は「あなたが買ったときの値段は、世の中にとってはまったく無意味である」というお話をしてみます。


自分の買った値段に意味があるのは当たり前だが


あなたが株を買ったとします。1000円の株価で100株買ったとすれば10万円と売買手数料を必要とします。

その後、あなたが「Yahoo!ファイナンス」などでチェックするとき、購入時の株価と現在の株価を比較することになります。売るまでのあいだ、何度も何度も「1000円より株価は高いか低いか」「1000円より何%値上がりしたか」と考えてみます。

少なくとも購入時と売却時にかかる手数料分くらいは値上がりしないと損になってしまいますし、できれば購入時より大きく値上がりした時点で売りたいと思います。

株価が下がっているときは、「1000円まで戻ってくれるまで待とう」と考えたりします。少なくとも買った値段まで戻ってから売りたいというわけです。

しかし、そういう発想をし続ける限り、あなたの投資スキルは狭いものになってしまいます。なぜなら、あなたは自分の「売買価格」にとらわれてしまっているからです。


あなたにとって意味があっても、世の中にとっては無意味


株価は日々変動しています。企業の評価が変われば株価にも影響します。良いニュースがあれば上がりますし、悪材料が流れれば株価は下がります。

あなたがたまたま購入を決断した価格は「あなた個人にとっては意味がある価格」ですが、何カ月あるいは何年も変動し続けているその企業の株価にとっては、通り過ぎた一瞬の価格でしかありません。つまり、あなた以外の世の中にとってはまったく意味がない数字なのです。

日本中、あるいは世界中にいる投資家にとっては、あなたが購入したときの株価など何の意味も持ちません。彼らは彼らの判断により売買を検討して注文を出すだけだからです。

これは感覚的にわかっていても、心理的にはなかなか処理できません。そして、なかなか合理的に行動できないのです。


「アンカリング」があなたを狂わせる


行動ファイナンスでは「アンカリング」、あるいは「参照点」という議論がありますが、「損をしている銘柄」と「儲かっている銘柄」の2つがあったとき、自分の購入した価格が頭にちらつくため合理的に売買できないという事例がよく紹介されます。

A株は購入時より5%値上がりしており、B株は8%%値下がりしているとします。A株は業績好調でまだ値上がりの可能性を秘めており、B株は業績が冴えずさらなる値下がりのリスクを抱えているとしたら、投資行動はどうあるべきでしょうか。

理屈としていえば、「A株は保有してB株を売るべき」ですが、「B株がもうちょっと値を戻してから売ろう」とか「B株がプラスに戻るまでガマンしよう」と考えてしまいます。

これはあなた以外の投資家にとってまったく意味がない判断材料であって、それに従って株価が上がることはあり得ません。むしろ業績が悪くて回復の見込みが期待できないのであれば、これから株価はもっと下がるでしょうからさっさと手放したほうが得策です。

しかし、私たちはB株は売らずに残し、A株を手放してしまうような選択をしばしばしてしまいます。「自分の購入した値段」を余計な参照点としてしまうことで生じる非合理的行動を、なんとか食い止める方法はないものでしょうか。


投資判断を参照点で歪めないためのヒント


あなたの投資行動における参照点に、自分の購入価格を置かないことがまず重要です。できるだけ客観的に、あなたの保有商品の価格を評価するようにします。純粋に「(自分が買った価格とは関係なく)今の価格は上がると考えられるか、下がると考えられるか」というところに判断軸を置くのです。

特に下落して含み損を抱えている場合は、あなたの参照点が「売らないでもうちょっとガマン」というバイアスになります。この場合はより集中して客観視をしてください。短期的に上げ下げを繰り返しているなら様子見もけっこうですが、見込みがなくズルズル下がり続ける可能性が高いなら早く見切りをつけて売るべきです。

このとき、こうした非合理的行動を防ぐアドバイスとして「X%儲かったら無条件で売る」とか「マイナスX%になったら機械的に手放す」というルールを推奨する人もいますが、これは投資ではあまり賢くありません。

これこそ「自分の購入価格」という参照点のトラップにはまっており、思考停止に近い状態に陥っているからです。特に「このまま放置すればもっと値上がりした」可能性を捨てることになります。うまくいってもいかなくても、少しは自分の頭で判断し行動をするべきです。

まあそうはいっても、参照点をまったく取り去った投資判断を行うことはほとんど不可能でしょう。なぜなら、あなたにとっては損得の分岐点であることは事実だからです。そうした感情を完全に捨て去ることは人間にはできないはずです。

しかし、「自分の心を縛る参照点は、株式市場に参加する全員(あなた以外)にとってはまったく意味のない数字だ」とわきまえておくことで、非合理的行動を少しでも抑えることができるはずです。

あなたの個人的感情(購入価格という参照点はもちろん、企業を応援したい気持ちも)が、株価を左右することなどありえないのです。投資はクールに行うくらいがちょうどいいのかもしれませんね。


(山崎俊輔)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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    香川博人

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