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堀込泰三堀込泰三  - ,  10:00 PM

米特殊部隊の元隊員が語る、リーダーに付きまとう5つの恐怖

米特殊部隊の元隊員が語る、リーダーに付きまとう5つの恐怖

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Inc.:どんなスキルだって、身につけるには何らかの恐怖を克服しなきゃいけない。リーダーシップの習得も同じだ。

恐怖を克服する第一歩は、事前準備にある。2003年、私はバグダッドで海軍特殊部隊(SEALs)を率いていた。メンバーに実戦経験はなく、自分たちがどれほど訓練されているのか、知る由もなかった。だが、初めての銃撃戦で、誰一人として怖気づく者はいなかった。全員が、戦闘から逃げようとせずに、最善の努力を尽くしたのだ。

チームを率いることには、多くの恐怖が伴う。起業家は、会社の成長に伴い、その恐怖に直面することになる。当初は"アイデアを持った熱意ある人"でよかったのに、いずれリーダー、マネジャー、そして、インスピレーションを与える存在と見られるようになるのだ。この一連のプロセスは、思っていたよりもずっと早く訪れる。リーダーである以上、この課題を避けることはできないのだ。だから、それに対処できるよう、事前準備が必要になる。

以下に、リーダーとして私が直面した5つの恐怖を紹介する。私がそれらをどうやって克服していったのか、参考にしてほしい。


批判


リーダーは、長所よりも短所ばかりが目立ってしまう。メンバーは皆、リーダーが正しい判断を下してくれることを期待しているが、その一方で、パーフェクトな人などいないことも知っている。SEALsにいれば、すぐに神経が図太くなる。国民からの批判はあたりまえ。人事部など存在しない。だが、このプロセスにはちゃんと意味がある。なぜなら、特殊部隊でのミスは文字通り、命取りになるからだ。リーダーへの批判は、避けることができない。だから、私からできるアドバイスは、批判に慣れること。さらに一歩進むなら、批判の矢面に立つことだ。リーダーという重責を担うには、自意識過剰くらいの方がいい。

批判を真正面から受け止めるためにも、チームメンバーから定期的に、匿名のフィードバックを募るといいだろう。自分がどれほどうまく役割をこなせているかを問う、360°評価だ。もっとシンプルに、「自分はうまくやれているか?リーダーとしての影響力をもっと高めるにはどうしたらいいと思う?」と、直接聞いてもいい。リーダーには、謙虚さも必要だ。


失敗


失敗から逃げるな。失敗は確かに辛い。特に、全員の目が自分に注がれているときはなおさらだ。感情に突き動かされている人間ほど、失敗を嫌う。しかし、リーダーとして成功するには、失敗を避けては通れない。残念ながら、人が得られる英知のほとんどは、失敗からしか得られないのだ。チームを率いていると、失敗はいろいろな形で訪れるだろう。金銭的な判断ミス。人選ミス。安請け合い。一貫性のなさ。ビジョンの説明不足。メンバーの役割を伝えきれていない、など。リストは延々と続く。

だが、失敗は避けて通れないもの。ミスをしてしまったら、潔くそれを認める。そのうえで、チームを立て直すために今日から何をするのかをメンバーに説明するんだ。そんな時でも、できるだけ事前準備を怠らないこと。あとは、進みながら調整していけばいい。


決断


ビジネスを率いるには、意思決定が何よりも重要だ。ここで、あえて"優れた"意思決定と書かなかったことに注目してほしい。とにかく何らかの決断を下して、前に進むことが重要なときもあるからだ。分析に時間をかけすぎて決断を下せないと、組織は身動きが取れなくなってしまう。だから、"悪い"意思決定があってもいい。「失敗」のセクションに戻ればいいだけだ。ただし、その失敗から、混沌たる環境でも優れた決断を下す方法を学ぶんだ。それが、ビジネスを次のレベルに進めるためのツールになる。

とは言え、ビジネスは戦場ではない。ときにスピードを落として、時間をかけることも必要だ。そうすることで、潜在的なチャンスを逃してしまうこともあるだろう。でも、先を急ぎすぎて、脊髄反射的に決断を下してしまえば、大きな支障をきたすこともある。そして、その解決にはお金がかかる。だから、事前準備を怠るな。手持ちの情報を使って、できるだけ最善の判断を下す。それが的外れだったら、すぐに立て直せばいい。


話す


人前で話すことの恐怖は、世界共通のようだ。SEALsを辞めたあと、私はビジネススクールで学んだ。実戦経験もあるSEALs出身者が、大学院の授業で震えながら話している様子を想像してほしい。冗談じゃない。でも、思い出してほしい。リーダーたる者、最もやるべきことは、チームについて人前で話すこと。それを自信をもってこなせなければ、どうやってメンバーを「戦闘」に導くことができるのか。

そのためにも、人前で話す機会を逃してはならない。たとえば、会議中の発言、クライアントへのプレゼン、地元の大学でのゲスト講師、コンファレンスでの発表などだ。経験を積み重る以外に、方法はない。やればやるほど自信がわいてくるだろう。私も例外ではなく、人前で話す経験が増えるほど、どんな状況でも自信を持てるようになってきたのを実感している。


責任


大いなる力には、大いなる責任が伴う。リーダーが負っているのは、クライアントや株主に対する責任だけじゃない。何よりも、チームの責任を担っていることを忘れないことだ。チームを最優先にすれば、後のことはすべて丸く収まる。とはいえ、一人ひとりの生計に責任を持つのはストレスが大きいだろう。リーダーの役割は、ミッションを定め、リソースを与え、障害を取り除くこと。

何よりも、率いるべきチームがあることを受け入れてほしい。それは、歓迎すべき課題だ。やるべきことをきとんとこなしている奴がいたら、そいつは貴重なリソースとして重要な情報をもたらしてくれる存在だ。だから、絶えずそいつとの意思疎通を図ると同時に、相手にも同じことをしてもらえるように頼むことだ。チームとして一緒に動くことで、リーダーの責任は軽くなるだろう。


ここに挙げたのは、リーダーシップに伴う恐怖の、ほんの一例に過ぎない。どんな恐怖であれ、正面から向き合うことが何よりも大切だ。それを続けていれば、恐怖はすぐに克服できる。


5 Common Fears of Leadership. And How to Conquer Them. | Inc.

Brent Gleeson(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

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