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アーキー|芸人

 - ,,  06:00 PM

「ラストフロンティア」ミャンマーでのビジネスの可能性、実際はどうなんだ??

「ラストフロンティア」ミャンマーでのビジネスの可能性、実際はどうなんだ??

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ミンガラーバー! 芸人のアーキーです!

ここ数年、ミャンマーはアジアのラストフロンティアと呼ばれ、ビジネスチャンスをつかみ取ろうとする世界中の企業や個人から注目を集めていることは皆さんもご存じだと思います。今回、ミャンマー在住歴半年ちょい、海外生活歴16年の僕が、元軍事政権という国柄、注意すべき点は多くあるものの、チャンスが溢れるミャンマーという国の現在について書いてみたいと思います。


芸人を目指し日本に帰るも安定した収入のサラリーマン生活を送る


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新宿ルミネ座ヨシモトの呼び込みをしていた頃のアーキー。


僕は吉本クリエーティブエージェンシーのピン芸人で、芸歴6年目になります。熊本県生まれ、シンガポール、オーストラリア、ハワイ育ちの僕がお笑い芸人を目指して東京に来たのは20歳の時。オーストラリアで生活をしていた中学生の頃、毎週母が1時間程ドライブして日本のレンタルビデオを借りて来てくれていたのですが、それが吉本新喜劇でした。僕は1本の吉本新喜劇のビデオを1週間何度もリピートして観ていました。そんなこともあり、ハワイに引っ越して短大を卒業した後、3年編入のための選考科目を考えていた時、「昔大好きだった吉本に行こう!」と決めたのがきっかけで、吉本NSCに入学をしたのです。

そして、無事に吉本NSCを卒業はできたものの、芸人としての仕事もなく、アルバイト生活をする日々を3年間続けました。アルバイト先では「英語がそんなにできるのに、何でこんなところでバイトしてるんだよ!」って頻繁に言われたものです。

アルバイトで生計を立てているなか、芸歴3年目の時に、少し方向性を変えようと思い、就職をしてみようと考えました。でも、ネットの求人を見ていると魅力的な仕事の募集条件はどれも大卒以上ばかり...すぐに就職活動はあきらめました。

そんな就職活動に絶望していたある日、僕はインターネットの日本在住外国人向けのコミュニティサイトで自転車を購入しようと探していたのですが(このサイトでは外国人が個人売買を行っています)、すごく立派なマウンテンバイクが5000円で売りに出されていたので、僕はすぐに販売者とコンタクトを取り、販売者の自宅へ向かいました。

販売者の自宅へ行くとビックリ、体の大きな白人男性がすごく豪華な自宅に案内してくれたのです。自転車を受け取り、帰り際に本当に軽い気持ちで「ちょっとなんか仕事紹介してくださいよ~」と言って僕は帰りました。

そして数カ月後、奇妙な縁から、僕はこの自転車販売者が社長を務めるアメリカ系企業の提携しているアメリカ系の会社の日本支社に社員ナンバー2として入社することになるのでした。

ここからの3年はサラリーマンの仕事をメインでこなし、吉本からオーディションの連絡があった時はオーディションに行き、月に2回、ワンステージ2分間のライブをやるという生活で、サラリーマンとしての収入は安定どころかビックリするほど良く、充実した生活を送っていました。

しかし、そんな生活も3年が経ち、新たな方向転換が必要だと感じてきました。というのも、収入も安定しているしお笑いもできている、けど僕が目指していたのはこんな生活なのだろうかと...。

僕はお笑い芸人を目指して日本に来たことを思い出し、会社にお願いして正社員からアルバイトに変えてもらい、もっとお笑いに集中して取り組む生活をまた始めました。でも、ライブに出れば出るほど、自分の芸人としての将来を見据えることが難しくなり、「このままではダメだ、もっと面白い人間にならないと!」と思い、再び海外に出ることを心に決めたのです。


未知の国、ミャンマーへ


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雨季は毎日のように道路が浸水する。ミャンマーではセダンよりもSUVの方がオススメ。


この広い世界で何故僕がミャンマーを選んだかというと、今もっとも世界で注目されている国という理由からではありません。というのも、私の父がミャンマーで20年程ビジネスをしていたからです。

父がミャンマーで事業をしていたことは昔から知っていたのですが、小さい頃の私は父のビジネスなんて興味もありませんでしたし、父と連絡をとることもなかったので、ミャンマーで彼が何をしているかなんて特に気にもしていませんでした。でも、そんなつながりがあったので、僕はミャンマーに行き、父の仕事を手伝うことを決めたのです。

僕がミャンマーに到着したのが2014年の7月、ミャンマーは雨季真っ最中。バケツをひっくり返したかのような雨が毎日降っていました。

ミャンマーに到着して、まず一番印象に残ったのは、そこら中にいる野良犬です。これは僕が犬好きだから目に入った光景かもしれませんが、ミャンマーは野良犬がめちゃくちゃたくさんいるのです。その次に印象に残ったのは、車の多さです。僕が産まれるもっと前に製造されたボロ車もあれば、ピカピカの新車も結構走っています。

ここでミャンマー独特の交通事情・ルールをいくつか紹介したいと思います。


1. みんな基本ハイビームで走行する
2. 交差点でハザードを出している車は直進をする
3. クラクションは危ない時にするだけではなく、そこに自分が走っているということを相手に知らせる合図ある
4. 日本でいうパッシングのサイン(ハイビームをカチカチ)は日本とは真逆で、「自分は譲らないから入ってくるな!」という合図
5. 右ハンドルなのに、右側走行
6. 9割日本車、その内7割トヨタ、スバルは軽トラ以外無し(あくまでも僕の印象ですが)
7. 雨が降るとすぐに道路が浸水するので、四駆じゃないと不便
8. 道路がボコボコ
9. 警察に止められても、$5程渡せば、免許証もチェックせずに行かせてくれる


上記のように、日本とはかなり交通や車の運転に関する前提が違うのです。


温厚なミャンマー人。貧しくとも路上生活者はいません。


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孤児院で食事をする子供たち。


それから、ミャンマー人の特徴として先ず僕が第一に思うのは、その温厚な人柄です。ミャンマー人はとても温厚で、大きな声で怒ったりするようなことはほとんどありません。それを受け継いだのか、そこらじゅうにいる野良犬も温厚に育っています。

ミャンマー人は人助けを良くします。お金持ちでもない人が、恵まれない人に寄付をするというような光景がよくあります。また、ミャンマーではフィリピンでみられるようなストリートチルドレンがほとんどいません。貧しい国にも関わらず、孤児や恵まれない子供たちは村のお坊さんが面倒みているのです。そのおかげか、ミャンマーはASEANでは一番識字率が高いと言われています。


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アーキーも支援している孤児院。


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尼さんの指導の下で、100名程の孤児たちがここで暮らし、勉強をしている。


ミャンマーでのビジネスの可能性


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インヤ湖の目の前に建設中のミャンマーで最大規模の複合施設のプロジェクト。
ベトナムとミャンマー資本のプロジェクトだ。


さて、ようやくですが、ミャンマーでのビジネスの可能性について述べたいと思います。ミャンマーは長い間中国の資本が多く入っていたこともあり、中国資本が多くみられます。また、韓国資本も多く入っているように思います。

日系企業がミャンマーに本格的に参入してきたのはこの2年間ですので、まだこれからといったところです。2年前は200名程度だった日本人会の会員数も翌年はその倍で、現在は800名程まで達しています。日系のゼネコンはもう進出し切っていて、今はその下請けがどんどん参入してきている状態です。しかし、現在は日系が加わっていて動き出しているプロジェクトは数少なく、どのゼネコンも日本のODAが入ってくるのを待たせている状態のようです。

それから、日本食レストランも多く出店しています。個人経営の飲食店がほとんどですが、フレッシュネスバーガーや、日本の老舗ラーメン屋さんも出店しました。しかし、ミャンマーでは外食する文化があまりなく、ほとんどの日本食レストランは厳しい経営状況にあるように見受けられます。出店する際、ミャンマーでは1年分の家賃も前払いすることが基本ですので、どのお店も1年目は何とかやっていけるのですが、2年目の更新時に撤退する傾向があります。また、契約更新時に、家主から賃料を倍にされたというようなケースも多くあり、飲食ビジネスはミャンマーでは難しいように感じています。あと、ミャンマーでは、車の輸入販売が一時期盛んでしたが、現在は車の値段も落ちてしまい、もう儲かる商売ではないようです。


今、ミャンマーで儲かるビジネスとは?


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カヤ州、ロイコーにて首長族とアーキー。ロイコーでは日本の霊芝農場のコンサルをしている。


では、ミャンマーではどんなビジネスが儲かるのでしょうか。僕が思う、ミャンマーで今儲けられるビジネスを挙げてみます。

1. 消費者金融業
ミャンマーでは、一応法で定められた金利があるのですが、ほとんどのミャンマー人がお金を借りる時の年利は、60%や200%というのも聞いたことがあります。

2. 不動産業
今、多くの日本の投資家たちはミャンマーの土地も買っています。もちろん、ミャンマー人名義でしか購入できませんので、信用できるミャンマー人と組むことが肝になります。買った土地が翌月倍で売れたという話も聞きました。

3. 人材派遣業
日本は深刻な労働不足です。これまで多くの中国人が日本へ技能実習生としてわたっていましたが、中国の給料の上昇や、日本との政治問題で、中国人の労働者はもう集まりません。そこで今ベトナム人の労働者が激増しており、併せてミャンマー人にも注目が集まっています。また、労働不足に加えて、最近では将来ミャンマーに将来進出予定の企業がミャンマー人を正社員として雇用し、日本で数年間研修をして、数年後にミャンマー支店の責任者になるような人材を募集しています。

上記はあくまでも僕が個人的に思っている、今ミャンマーで儲かりそうなビジネスです。生活している実感としては、本当にまだ何にもない国ですので、どんなビジネスでもチャンスはあると思います。

アジアのラストフロンティア、ミャンマーで僕も一旗あげたいです! 日本の皆様、ミャンマーと芸人、アーキーを今後ともよろしくお願いします!!


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ヤンゴンで一番の観光スポットのShwe Dagon Pagoda。
昼よりも夜ライトアップされた姿がより美しい。


(アーキー/お笑い芸人)

akiprof02_200.jpg1986年生まれ。熊本県生まれ海外育ち。5歳からシンガポール、オーストラリア、ハワイに15年間在住した後、芸人として修行を積むために東京に移住。吉本興業に所属しバイリンガルのYoutuberお笑い芸人として活動。2014年7月に「南のシルクロード」として日系企業に注目されている新興国ミャンマーに移住し、動画やブログなどで現地の文化と経済事情、ミャンマー特有のビジネスのコツなどを発信。特技はボクシングの他、「噛んだら負け」のミャンマーゲーム。

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    香川博人

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