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印南敦史  - ,,  07:30 AM

孫正義が認めたアリババ創業者"ジャック・マー"のチャンスをつかむ哲学

孫正義が認めたアリババ創業者

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ジャック・マーこと馬雲は、中国の電子商取引企業アリババ・グループの創業者。孫正義氏にその能力を認められ、2007年にソフトバンク取締役に就任したことでも知られています。『ジャック・マー アリババの経営哲学』(張燕編著、永井麻生子訳、ディスカヴァー・トゥエンティワン)は、彼の成功の原点というべき信念・哲学・倫理感などを明らかにした書籍。ビジネス面のみならず、生き方や考え方をもじっくり掘り下げています。

それ以前に興味深いのは、馬雲のキャラクター。よく知られていることではありますが、彼は"IT業界での成功者"と聞いて人々が思い描くようなイメージとは少し異なっているのです。


ジャック・マーすなわち馬雲。彼は貧相な体つきで、決してハンサムではない。学生時代の数学の成績は「不思議なほどに」悪く、2度も大学受験に失敗し、失意の中、大学に進んだ。しかし、決して現状に満足せず、偶然に出会ったコンピュータという存在により、インターネットというものを知り、ビジネスを始めた。(中略)彼はまったくのコンピュータ音痴でありながら、中国電子商取引の神話を作った。(「まえがき」より)


そのギャップの大きさがまた読者を引きつけるわけですが、それにしても、さまざまな意味で「異例」な馬雲は、なぜ成功を手にすることができたのでしょうか? 第4章「チャンスの哲学」から、印象的な部分を引き出してみたいと思います。


男の才能は容姿と反比例する?


大学受験に失敗して仕事を探していた馬雲が、従弟につきそってもらいホテルのウェイター採用の面接を受けたときのこと。なんと、つきそいだった従弟だけが採用されてしまったのだそうです。理由は、「従弟は体が大きくハンサムだが、馬雲は背が低く貧相で、頭も小さくて不細工」だったから。

しかし彼は数年後、中国の起業家として初めて『フォーブス』に登場することに。一方、ハンサムな従弟は、ホテルのクリーニング職人として働いているのだそうです。この事実を受けて馬雲がインタビューで語った「男の才能は往往にして容姿と反比例する」ということばは、世間の熱い支持を受けて流行語になったのだとか。


「容姿が醜くても関係ない。絶え間なく自分を磨き、学び続けることだ。一般的に容姿が美しいと、それだけで有利なことが多いから努力しないが、われわれのような人間は努力するよりしかたがないんだ」(113ページより)


こう言いますが、実際のところ馬雲は、容姿がどうであれ努力は怠らなかったのではないかと思います。つまり彼が成功したのは、絶対にあきらめない精神と、努力を怠らない持続力を持ち合わせていたから。とはいえ、なかなかおもしろいエピソードではあります。(110ページより)


なぜ、自分にはチャンスがないと嘆くのか?


この容姿の問題は、なんてことのないエピソードのようにも思えますが、ここには馬雲の本質的な考え方が表れてもいます。注目すべきは、容姿の問題を発端として、「大部分の人間は自分の能力を過大評価していて、いつも他人が悪い、世界が悪いなどと文句をいうけれども、自分が悪いと思っている人間はいない」と斬り込んでいる点。そしてそこから、「公平」と「不公平」についての考え方にまで話を広げているところです。


そもそも世界は不公平だ、公平であるはずがない。農村に生まれた君と、ビル・ゲイツの家庭に生まれた子供を比べることができるか? しかし、一つだけ公平なことがある。ビル・ゲイツの1日は24時間で、君の1日も24時間だということだ。(115ページより)


だから馬雲は、「世界は不公平なのだ」とはっきりさせておきたいといいます。その状況を変えたいと思っても、まず不可能。ただし、人はそれぞれ違うもの。生まれた条件が違っても幸せになれるということで、それは自分で探しに行くものだという考え方です。(113ページより)


チャンスを1つつかめば、半分は成功


著者は馬雲のことを、「謙虚で学ぶことに貪欲だ」と評しています。頭の回転が早く、他人の長所を吸収し、自分の短所を補うことができるのだとも。そして、チャンスのつかみ方についてもこう記しています。


愚者はチャンスを逃し、賢者はチャンスをつかむ。チャンスが向こうから転がりこんでくることはまずない。チャンスに目ざとい人間だけが、一瞬にして消えてしまうチャンスをつかまえることができる。(120ページより)


さらには、「暮らしのなかにはチャンスに満ちているのだから、そのチャンスを発見する眼力があるかどうかにかかっている」とも。いうまでもなく、馬雲は賢者にあてはまるタイプだというわけです。

しかし馬雲自身はここで、「人に評価されないことがラッキーな場合もある」とも発言しています。つまり、「評価されない」から誰も手を出さない。だから、そこに足を踏み入れれば敵はいないということ。

好機は二度とやってこないもので、時機をつかむことは企業にとって非常に重要。ましてや市場競争が激化するにつれ、どの業界も儲けのチャンスは減るばかり。生存と発展の道を開くためには、得がたいチャンスをつかみ、なんとか最大限の利益を得ることが必要だということです。

とはいえ、危機をチャンスに転化し、思いもよらぬ結果を得ることもあり得るもの。チャンスをうまくつかめば、成功は簡単だという考え方。


一つのチャンスが、人生を一夜にして変えることもある。(中略)しかし、このチャンスというものは、多くの場合、思いもよらぬところにある。ゆえに賢い人間は、いつも誰かに会うとチャンスの可能性をうかがっている。(121ページより)


チャンスをつかんで、さらに努力を重ねていけば、成功を手にすることは可能。チャンスひとつつかめば、半分は成功したも同然。だから、身のまわりに隠れているチャンスをつかみとることが大切。それを実践しているのが馬雲だということです。(120ページより)



本書の行間から強く感じられるのは、馬雲という起業家の精神力の強さ。「あきらめることが最大の敗北」だというフレーズのとおり、あきらめずに努力を重ねてきたからこそ成功を勝ち得たのだということが、明確に伝わってくるのです。その多くは、私たちにも応用できるものであるはずです。


(印南敦史)

  • ,,,, - By

    友清哲

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