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米田智彦  - ,,  11:00 AM

人との出会いで人生は変わります。僕も仕事が入りましたから。合コンの達人・カラテカ入江のコミュニケーション術

人との出会いで人生は変わります。僕も仕事が入りましたから。合コンの達人・カラテカ入江のコミュニケーション術

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前回、著書『カラテカ入江の合コン用語辞典』(日之出出版)の出版を記念して、ライフハッカーに合コン哲学を語ってくれた、お笑いコンビ、カラテカの入江慎也さん。

生涯合コン回数3000回を超え、「合コン界のファンタジスタ」と呼ばれる入江さんに、今回はさらに深くつっこんで、独特のコミュニケーション術について語っていただきましたが、途中から入江さんが悩みを告白するという予想外の展開に。はたしてその結末はいかに。


入江慎也(いりえ・しんや)
1977年生まれ。東京都出身。矢部太郎とともに1997年、お笑いコンビ・カラテカを結成。芸能界だけでなくアスリートやミュージシャン、俳優など交遊関係が広いことでも有名。20歳から本格的に合コンをはじめ、多いときは週8(ダブルヘッダー)でこなす。彼が発信した「合コン用語」は現在テレビやネットで爆発的な人気になっている。


毎日がつまらなくても「合コン=人との出会い」で人生は変わります!


米田:今の若者は合コンよりも、特にSNSとかLINEで出会いが増えている状況がありますよね?

入江:はい。確かに。

米田:で、ネット、スマホ世代の若者たちに「合コンはいいよ〜」というふうにアピールするのはどういう言い方がありますか?

入江:人との出会いで人生変わるよ、ということですかね。だから毎日つまんないと思っていても、ある人と出会ったら急に人生変わったりすると思いますよ。

米田:入江さんが今、思い起こすとぱっと浮かぶのはどなたとの出会いですか。

入江:僕は合コンをやってきたからこそ世に出られたと本気で思っているんですね。今田耕治さんに「やりすぎコージー」で特集していただいたり、(放送作家の)鈴木おさむさんに「コール芸」でテレビに出させてもらったり、そういう合コン芸があったから芸人としての今があると思っているので、ひたすら合コンに打ち込んできて良かった!というのはありますね。


動けば何かしら結果は出る!


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米田:Twitterでも芸人さんのつぶやきが話題になることが多い昨今ですが、入江さんもTwitterはやられていますよね。

入江:ええ、やっていますよ。

米田:入江さんのその人脈力とかは、SNSと親和性が高いというか、結びつきやすいような気もしているのですが、まだそこまで意識的にTwitterとかは使われていない?

入江:ちょっとずつ変えようとしているのですが、僕は例えば、むかついたことがあったり、「これは違うな」と思ってもつぶやかないです。つぶやく理由が1個もないから。僕がつぶやいたところで意味がない。

米田:あまり炎上上等みたいな戦略も考えていないと。

入江:戦略というか、誰かが引っ掛かったらいいなとは思っているのですが、例えばギャンブルに行ったときに、僕はたぶん1点に張らないタイプなのです。たぶん、500万あったとしたら、100万ずつを5個に割るタイプで、どれかが引っ掛かかったらいいなと思うんです。だって全部外れるかもしれないではないですか。1点に張る人が芸人が多いかもしれないですが、僕はそっちではなくて、何かが引っ掛かったらいいなと思って自分で本を出したり、ゆるキャラをプロデュースしたり、イベントをやったりして種をまいているのです。なかなかすぐには形になっていかないからイライラはあるのですけどね。

米田:2007年に出された処女作『カラテカ・入江のコンパライフ 女子もう帰っちゃうの?』はご自身で企画されて、ご自身で書かれたんですよね。やはり自分でアクションを起こすということをすごく大事にされているのですね。

入江:というか、会社が別に何もしてくれないので。

米田:(汗)、そ、そうなのですか。

入江:やはり待っていればいいのはスターだけですよ。現状に不満があってもじっとしていたら、愚痴だけが増えるだけで先を失なってしまうなと思うので、動くだけ動くしかねえだろ、と思って。で、動いてもなかなか今、結果になっていないからもどかしいのですが。

米田:ただ、やはり企画してアクションを起こせば、ちょっとずつ積んでいくというか。

入江:何かしら結果は出ると思いますよ。たぶんみんな動けば。

米田:やはりいろんな打席に立ち続けたからこそ、みたいなところがありますよね。

入江:そうですね。だから、今が自分の中でベストかと言ったらベストでもないです。例えば18年前の俺が今の俺を見て、本当はダウンタウンさんになりたくてこの世界に入って、だけどすぐに無理だなと気付いて、どんどん面白い人が出てきますし。たから、今は隙間産業でいかに自分ができるかという武器を磨いていこうと思っているのですが、でもみんながみんなそうではないから、今そことの格闘はすごくありますけどね。「いやいや。入江さん、僕は面白いネタで上に行きたいのですよ」というヤツもいっぱいいますから。そういうヤツにいくら言っても無理だし、ぶつかりますし。

米田:ただ競争するよりも、自分のジャンルを作って、そこの中だけだったらトップに近い、みたいな位置を築くみたいな方程式は少しずつ出来上がってきたのではないですか?

入江:本当にそうです。でも、作りたいのですがなかなか難しいですよね。

米田:合コン芸人というジャンルはつくったと思うのですが。

入江:でも、すごく狭いんですよね。やはりポピュラーではないじゃないですか。もっとポピュラーにするために自分がもっと頑張らなければな、と思っているんです。だから、満足したら終わりだと思っているから。例えば本を出したことで昔だったら、親に喜んでもらえるとかで満足していたんです。けどそれじゃもう意味ないなと思って。売れてからでしょうと思ったのです。

米田:本を出版しても、増刷がかかるどうか。現実はそこからですよね。

入江:そこは、いろんなジャンル、業界の先輩たちと一緒に飲ませていただいて、勉強になったことです。たとえば、澤(穂希)さんは日本代表に入れたらそれでいい、とは絶対思っていなかったはずなんです。澤さんはワールドカップ優勝というところを見ていたから今があると思います。でも、僕は澤さんと出会った頃、彼女が言っていることがよく分からなかったんです。女子ワールドカップがあったのも知らなかった。でも、日本の女子サッカーがワールドカップで優勝してから「あ、このことを言っていたのだ」と。「この先まで見ていたのだ」と。白鵬関だって、優勝回数で大鵬に並びましたが、その先を見てますよね。40回の優勝で満足しているわけではない。そういうことは勉強になったかもしれないですね。

だからサラリーマンの方とかはよく「入江さん、合コンしましょうよ〜」と言って、街で連絡先教えてくださいと言ってきて、教えても実際、電話はかかってこないですからね。その人たちはたぶん僕の番号を登録して満足しているんですよ。本当に電話がかかってきて「合コン行きましょう」とちゃんとセッティングしてくれたら行きますし。要はそこで自分の世界を変えようとしていないのだとは思いますね。


史上初!?の芸人兼マネージャーを目指す?


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米田:白鵬関にしろ澤選手にしろ、トップ中のトップの方は目標設定が非常に高い、というお話が出ましたが、入江さんは、次に何をやろうと考えられていますか?

入江:ちょうど今日マネージャーとしゃべっていたところですが、何か変えなければなと思っているので。ちょっとまだ見えてこないんですが、マネージャーがやりたいですね。

米田:マネージャーですか...本気ですか!?

入江:はい。もう演者ではなく。演者をやりながら誰かのマネージャーを1回やりたいんです。

米田:どなたかをプロデュースするみたいなことですか?

入江:いや、本当にマネージャー業です。人がやっていないことを探したときに、芸人でマネージャーをやっている人はいないのでやってみようかなと。マネージャーが向いているかどうかも分からないですよ。やはり仕事をしたいのですよね。もう休みは飽きましたね。

米田:でも、合コンはある種、時間がないとできないですよね...。

入江:そうですね。もう十分合コンをやってきたからこそ、今回の本は集大成なんです。だから、僕はもう第2章に行かなければダメだなとは思っています。

米田:でも合コンは続けていくおつもりなのですよね。

入江:そうですね。やはり合コンの人と人がつながるという部分が好きなので。

米田:それは女性目当てということではなくて、ライフワークとして。

入江:そうです。異性も同性とも出会いの場が好きなんですね。だから僕は、みんなが集まれる合コンを主催するんですね。


変わりたいと願うなら人のアドバイスに素直に従ってみよう


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米田:では、今もがいている入江さんから読者の皆さんへメッセージをお願いしてもらってもいいですか?

入江:「人からのアドバイスをなんでもいいから1回実践してみてください」ということですかね。例えば上司だったり、奥さんだったり、地元の連れだったり。「こいつ、何言っているんだ?」というアドバイスでも、それがきっかけで意外と人生がガラッと変わるかもしれない。僕はアドバイスは実践したほうがいい派なんです。悩んでいたらすぐアドバイス通りに1回やってみろと。「おまえ坊主にしたほうがいいよ」と言われたら、1回坊主にしてみましたし、変えてみて、ダメだったらダメでいいではないですか。僕が髪の毛を金髪から黒に戻したのはそうですね。

米田:どなたかに言われたんですか?

入江:ガレッジセールのゴリさんです。家を引っ越したのは、今田さんとか宮迫(博之・雨上がり決死隊)さんに言われて引っ越しましたし。iPhoneを持った方がいい、というのは広告代理店の人に言われて。「ずっと俺、ガラケーだけでいいです」と言ったら、「絶対にiPhoneの時代来ますから」と。パソコンができないのでずっと拒んでいたのですが、スマホを持ってやっぱり良かったなと思いますね。


正直、僕も悩んでます。皆さんと一緒です!


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入江:だから、このインタビューを読まれている方が正直、引くほど僕は今悩んでいるので、それが伝わったらいいなと。みなさんと一緒ですよということですね。

米田:そうなんですね...。

入江:教えられることはほぼないですね(キッパリ)。今、皆さんと同じように、いやそれ以上に悩んでいますよ。

米田:(苦笑)。いや、僕らライフハッカーというメディアは若いビジネスパーソン向けのメディアなので、ビジネスパーソンがいればビジネスの悩みは必ず尽きないだろうというところに立って情報を出しているんですよ。

入江:うん。だからその悩んでいる人が合コンに行って、1回楽しくしたら、人生が変わると思うので。僕も今、だから、ちょっと今は何をしていいか分からないですが、何か悩んでいますものね。何かしなければと思って。

テレビが全てではないですが、テレビの人は「合コンの入江、人脈の入江はもういいよ」となっていると思うんですよ。「違うものを何か見せてくれ」という状態がずっと続いてしまっていると思うから何か探さなければと思っています。周りの後輩とかは「入江さん売れているじゃないですか。本を出して」と言うのです。「いやいや、何をもって売れているの?」と思うのです。

米田:それは先ほどのやはり澤さんがワールドカップを目指したということですか。

入江:いや、そういうのもそうですが、性格だと思います。僕はずっと焦り性で18年芸人をやってきたので。

米田:ただ、とは言え、全国区の芸人として著作も出されて、テレビにも出られてというのは、やはりメンタルが弱いとか焦り症といったことだけではなくて、ある種、何かエネルギーみたいなのがあるのではないかなというふうに思うのですが。

入江:「長所を1つ挙げるとすれば何ですか?」と聞かれたら、言えることは行動力だけですね。行動力がたぶん人より長けていると思います。

米田:その行動力のある入江さんの次のアクションが気になるところです。

入江:ちょっと今もがいていますが、悩んだ末に何かあると思うので、ぜひ見ていてください!


(聞き手・文/米田智彦、写真/長谷川賢人)

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    香川博人

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