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堀込泰三堀込泰三  - ,,,,,  08:00 PM

今は女性が何でもできる時代:Yahoo Labsの研究チームを率いる3児の母、ヨエレ・マアレクの仕事術

今は女性が何でもできる時代:Yahoo Labsの研究チームを率いる3児の母、ヨエレ・マアレクの仕事術

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敏腕クリエイターやビジネスマンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ第85回。ZpposLabsのディレクターであるウィル・ヤング(Will Young)氏に続く今回は、「Yahoo Labs」を率いるヨエレ・マアレク(Yoelle Maarek)さんにインタビューしました。



Yahooは、インターネットスタートアップと呼ぶには古株すぎますが、次々と新しいトリックを生み出し、私たちを楽しませてくれています。同社の研究を支えるのが「Yahoo Labs」。「Yahoo Weather」やアプリ「News Digest」などの実験プロジェクトを温める、インキュベーターの役割を果たしています。

そのYahoo Labsでリサーチ担当副社長を務めるマアレクさんは、リサーチ、アカデミア、エンジニアリングのベテラン。過去にIBMやGoogleで働いたこともあるトリリンガルで、3児の母でもあります。

そもそも天気アプリに複雑な実験なんて必要なの? と思うあなた。「Yahoo Weather」アプリは、その場所・時間帯・季節にマッチした美しい写真が背景に自動で表示される優れもの。実はこれ、Flickrに公開されている何千枚もの写真の中から、知的に集められたものなのです。そのプロセスについては、こちらの記事(英語)に紹介されています。

そんなマアレクさん、いったいどんなバックグラウンドがあって、どんなオフィスで働いているのでしょうか。気になる仕事術を聞きました。


氏名:ヨエレ・マアレク(Yoelle Maarek)
居住地:今、イスラエルはハイファのMATAMテックパークにあるYahoo Labsのカフェテリアにラップトップを持ち込み、地中海の美しい海岸線を見下ろしています。
現在の職業:Yahooのリサーチ担当副社長として、イスラエルのYahoo Labsを率いています。
現在のコンピューター:13インチ MacBook Air
現在のモバイル端末:iPhone5。1月にイスラエルで発売されるiPhone6が待ち遠しいです。
仕事スタイル:情熱的に


── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

よく海外出張に行くのですが、それを管理してくれる「WorldMate」というアプリケーションが大好きです。非の打ちどころがなく、急なフライトの変更で宿泊が必要になったら、ホテルを見つけてくれたりするところが本当に便利で。もう1つ、よく使っているのは「Waze」ですね。イスラエル発のアプリケーションで、Googleによる買収前から使っていた私は、アーリーアダプターと言えるでしょう。ただし、よく間違った場所に連れていかれるので、不満も多く、非常に批判的なユーザーでもあります(完璧なナビゲーションソフトの考案が技術的に難しいことは百も承知なのに、そんなミスが許せないなんておかしな話ですよね)。

遊び用には、iPhoneで「Jawbone Up」と「Gamin Connect」を使っています。どちらを使うかは、どちらのウェアラブルブレスレットを使うか次第ですが、機能面だけで見ると、Upの方がGaminよりも弱い気がします。たとえば歩数計として使おうとすると、Upはスマホのオーディオジャックに差し込む必要がありますが、Garminはリアルタイムでブレスレットの画面上に歩数が表示されます。

でも実際は、自分が今日一日どれだけ歩いたかを知るためにUpを接続する瞬間が、たまらなく好きなんです。機能面ではGarminの方が優れていますが、楽しさが感じられないので、同期をすることはほとんどありません。つまり、デバイスとしては弱いUpの方が、私にインセンティブをくれるし、iPhoneアプリが優れているので気に入っているのです。不思議なものですね。このことは、インターネットの世界では技術以外への配慮がいかに重要かを教えてくれます。


── 仕事場はどんな感じですか?

通常のL字型デスクにMacBook Airを置いて、お気に入りのApple Cinemaスクリーンにつないでいます。デスクは散らかっていますが、「空っぽのデスクは心が空っぽの証拠」というフランスのことわざがあるんですよ。カッコ悪い言い訳かもしれませんが、私は散らかっている方が好きで、モノを見つけるのにも苦労しません。


── お気に入りの時間節約術は何ですか?

食料品をオンラインで買うことです!!! かなりの時間節約になります。さらに、「WhatsApp」上に家族全員(夫と3人の子ども)の買い物グループを作っていて、リストがたまってきたら夫がオーダーしておいてくれるので、本当に助かっています。


── 愛用中のToDoリストマネージャーは何ですか?

iPhoneのカレンダーです。タスクに取り組むには、そのための時間帯を確保しなければ着手しません。私の生活は、カレンダーでシンプルに管理されているのです。


── 携帯電話と PC 以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

Kindleは手放せませんね。大の小説好きなんです(スリラー、SF、ヒーローものなど、フィクションであれば何でも)。でも、フランスで育って英語で仕事をしている関係で、ヘブライ語はあまり読めません(最後に読んだヘブライ語の本はハリーポッターの第1作でした。当時7歳だった長女が、私が読めるんだからママも読めるでしょと主張するので仕方なく)。Kindleさえあれば、わざわざスーツケースを抱えて海外に行かなくても、簡単に英語の本を買えるので助かります。次の本を待つために、本を読むスピードを緩めなくていいことは、私にとっては贅沢なのです。このように、インターネットが物理的な境界線をなくしてくれることには、いくつになっても驚かされます。


── 日常のことで「これは他の人よりうまい」ということは何ですか?

同僚、友人、わが子など、他人が書いた文章の誤字、フォントの間違い、アライメントのずれなどを見つけることです。自分の原稿を見ても何も見つからないのが不思議でならないのですが。


── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

静寂です。音楽を聴くのは、歩くときと走るときだけと決めています。歌詞に意味のある音楽が好きなのですが、フル集中が必要なときには、歌詞を十分に堪能できませんから(最近のはやりはStromae。才気あふれるベルギーの歌手です)。


── 現在、何を読んでいますか?

小説を読んでいますが、ただの小説じゃありません。義理の妹が、自身の体験をもとに、初の小説を書いたんです。そこで、彼女に頼み込んで、版元に送る前の校正作業に立候補しました(上でも述べたように、他人の原稿なら誤字を見つけるのが得意ですから)。小説はフランス語で、タイトルは『La place du passage』("助手席"の意)。男ばかりが優先される伝統的な家庭で育ち、自分の人生を自分で「運転」する機会がほとんどない女性に向けた、素晴らしいフェミニストメッセージです。内容が気に入っているのはもちろんですが、なんとこの私が、間接的に登場します。助手席ではなく運転席に座る女性として、素敵に私を登場させてくれているのです。実物よりも良く描かれすぎですけどね。


── あなたは外向的ですか、内向的ですか?

おおむね外向的です。友達や同僚に自分の考えや情熱を話すのが好きですが、TMIトラップ(Too Many Informationトラップ)に陥らないように気をつけています。これが結構難しいんですけどね。


── 睡眠習慣はどのような感じですか?

寝ることは大好きです。おそらく普通の人よりも長く寝ていると思います。子どもが小さいときに何よりもつらかったのが、夜中に起こされること。あれだけは耐えられませんでした。寝るときには本(もちろんKindleです)が必需品。起きるときは、目覚まし時計を使うか、朝の何かの物音で目が覚めます。


── あなたが受けたものと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

過去に戻れるのなら、尊敬する科学者、マリ・キュリーに同じ質問をしてみたいです。


── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

誰かに「いい人すぎる」と言うのなら、その言葉の本当の意味を考えたほうがいい。その人は、誰に対してもいい人なのか、それとも特定の人だけになのか。

これは、28年も連れ添った夫から言われた言葉です。私が彼にいい人すぎると言ったら、「それは、子どもたちにとって? それとも君にとって?」と言われたのです。もちろん、子どもたちに対してのつもりで言ったのですが。私に対していい人でいることは、何の問題もありませんからね。そのとき、「いい人すぎる」なんてことはありえないんだなって思いました。もし同僚に「いい人すぎる」と言われても、それはその人に対してではなく、他人に対してを意味します。暗に、他人に対してよりも、自分に対していい人であってほしいとことをほのめかしているのです。でも、発言者の思惑通りにはいかないようですね。本当のいい人は、誰に対してもいい人。だからこそ、ありがたみがあるのです。

いい人でいることは、職場でも大切なこと。だから、常にいい人でいてください。そうすれば、気分がいいだけでなく、ビジネスもうまくいくでしょう。


── その他に読者に伝えたいことがあればどうぞ

女性読者に伝えたいことがあります。今は、女性が何でもできる時代。キャリアや子育ても含めて、すべてをバランスすることができるのです。正しいパートナーを見つけ、家事をシンプルにして、電話会議中だけはどうしても静かにしてほしいと早いうちから子どもに言い聞かせておけば、不可能なことは何もありません。


Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)

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