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ライフハッカー編集部  -   06:00 PM

プライバシーポリシー変更を機に考える「Facebookで本当に気をつけるべきこと」

プライバシーポリシー変更を機に考える「Facebookで本当に気をつけるべきこと」

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2015年1月1日から、Facebookのプライバシーポリシーが変更になりました。例によって、たくさんの人が「これって気にしたほうがいの?」と首をかしげています。Facebookの場合、この質問に対する答えは常にイエスなのですが、その理由は、たいていの人が考えるものとは少し違います。

Facebookには悪評がつきまとっています。13億人ものユーザーを抱えていれば、デマが紛れ込むのを防ぐのは難しいものです(「Facebookがアクセスを有料化するらしい」というガセ情報に踊らされたことを覚えていますか?)。とはいえ、「何か問題がある」とわかっていても、「何が問題なのか」を特定するのは簡単ではありません。そこでこの記事では、Facebookのプライバシーポリシーのどこに気をつけるべきなのかを、詳しく見ていきます。


ポリシーがどうであれ、Facebookはユーザーのプライバシーを侵害する


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プライバシーポリシーは、一般に定期的に変更されるものです。昨年末もいくつもの大手サービスが、年明けにプライバシーポリシーを変更するというメールを送ってきました。みなさんのところにも届いていますよね。ところが、どこが変わるのかを正確に知るのは難しいものです。

その結果、ネット上の自称司法関係者たちが「説明」を試みて、新たなパニックが引き起こされるのです。毎度おなじみのパターンのように思われるでしょうが、実際そうなのです。Facebookの場合、プライバシーポリシーの変更のたびに繰り広げられる騒動は完全にパターン化しています。次のような経過をたどるのです。

  1. Facebookがプライバシーポリシーや設定の更新を発表する
  2. ユーザーは当然、大騒ぎする
  3. Facebookはこれに応えて、プライバシーの設定方法を「シンプルに」する
  4. Facebookのプライバシー設定はやっぱり複雑なまま

時には、プライバシーポリシーの変更の直後に、個人情報の公開につながるような新機能が投入される場合もあります。でもたいていの新機能は、それとは無関係に登場します。実際、Facebookはプライバシーポリシーの変更よりずっと頻繁に、プライバシーの設定に基づく挙動を変更しています。つまり、Facebookは何か新しいことを試したい時に、その都度ユーザーに許可を求める必要はないのです。

もう10年もプライバシーポリシーの変更を繰り返してきて、ユーザーからは充分な許可を引き出しています。こんなことを言うとますます気が重くなるかもしれませんが、そんなわけで、プライバシーポリシー自体には、あなたの個人情報を守る効力などなさそうです。

もうお忘れの方も多いでしょうが、Facebookは2012年に、プライバシーポリシーの変更に関してユーザーに投票権を与える当時の慣行の廃止をめぐって、「ユーザー投票」を行いました。わざわざ「ユーザー投票」とカッコ書きにしたのは、投票の結果が拘束力を持つための条件が厳しすぎて、笑うしかない代物だったからです。今後のプライバシーポリシーの変更案に関するユーザーの投票権を維持するには、10億人を超すユーザーのうち、少なくとも30%が投票を行う必要がありましたが、その基準には届きませんでした

もし30%が投票していれば、その結果によっては、ユーザーはポリシー変更に関する投票権を維持できたかもしれませんし、個々の機能やその導入方法についても投票権を得られた可能性があります。けれども、10億人の30%というのはスーパーボウルの視聴者数の3倍に当たります。それほどの人数の投票は達成できなかったので、結局、投票システムはなくなってしまいました。

ここで問題が生じます。Facebookはだいたいにおいて、「どんなルールにするか」という点に関して、独自のルールを設定しています。ご存知の通り、Facebookのプライバシーポリシーは、同社が法的にできることを明記してあるだけで、個々の機能をどう導入するかを定めたものではありません。そんなわけで、Facebookではわざわざポリシーを変更しなくても、ユーザーのデータがどのように表示されるかを大幅に変えられるし、実際そうしてきました。それに、Facebookはその巨大さゆえに、ポリシーや機能を変更するにあたって、ほとんど説明ができていません。

Facebookが今ほど普及していなかった2010年の時点で、デベロッパーのMatt McKeon氏が、こんなインタラクティブなチャートを作っています。これは、Facebookのプライバシー設定が年々どう変化してきたかを示したもので、自分の情報が第三者からはどう見えるかを図表にしています。デフォルトの状態での比較なので、一部の設定は変更できますが、平均的なFacebookユーザーのデータはこのように扱われていると見て良いでしょう。

2005年には、Facebookの全ユーザー向けに公開されるデータは、個々のユーザーの氏名、プロフィール写真、性別、所属するネットワークの名称だけでした。Facebookに登録していない人には、一切の情報が公開されていませんでした。ところが2010年4月までには、Facebookに登録していない一般の人も、登録ユーザーのウォールへの投稿、写真、「いいね!」や友達といったデータが見られるようになっています(ユーザーが自分で非公開に設定した場合は別です)。これは何年かの間に少しずつ変わっていったもので、一部の変更にはプライバシーポリシーの変更が必要でしたが(目立った変更のひとつは、投稿の共有範囲として、Facebookユーザーでない人も含めたすべての人が見られる「公開」という選択肢を新たに加えるものでした)、ほとんどの設定変更は、ポリシーを変更せずに行われています。

ユーザーがプライベートにしておきたい情報を一般向けに公開しようとする傾向は、これ以降も続いています。2013年10月には、誰かに自分の名前で検索をされた時に検索結果に自分を表示させないという機能が廃止されました。Facebookの実名登録方針との合わせ技で、以降はFacebookの完全なるプライベート使用は難しくなりました。

Facebookはこれまで、念入りに計画されたいくつかの措置をとり、自分のデータをどこまで共有するかをユーザーが自分でコントロールしやすくしてきました。ユーザーが自分の投稿を守るために積極的に動いて、プライバシー設定を定期的に見直し、見られたら困るような情報を投稿しないようにすれば、大丈夫かもしれません。

とはいえ、Facebookがユーザーのデータをどこまで公開してしまうのか、長期的なことは誰にもわかりません。今は自分のデータをプライベートに保てていても、将来の設定変更によって、隠していたはずのデータが突然、一般に向けて公開されてしまうこともありうるのです。


Facebookは膨大な個人情報にアクセスできるが、ユーザーはそれを把握できない


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Facebookはサイト内でのユーザーの行動以外にも、さまざまな情報を把握しています。ほかのウェブサービスでも、Facebookのアカウントでログインできることがありますよね。スマートフォンでも、さまざまな情報へのアクセスに「許可」を求めてきます。これは便利な機能ですが、そのデータがどう使われているかは、事実上まったく説明されていません。

スマートフォンでのアクセス許可を例にとりましょう。以前にも記事にしたことがありますが、アプリがアクセス許可を求めてきたからといって、良からぬことに使われると決まったわけではありません。

例えば、『Facebook Messenger』が登場した時には、あまりにも多くの許可を求められるので懸念する声がありました。けれども、Messengerの求める許可のうち、本体の『Facebook』アプリで要求されないものは4つだけでした。それどころか、Facebookアプリはもっとたくさんの許可を求めてきます(ここで比較されています)。

そのうえ、Messengerが許可を求めているのは、カメラやマイクや位置情報など、どれも平凡だけど役に立つ機能に直結したものです。「Facebookは私が近況を投稿するたびにマイクの音を拾おうとしている!」と心配する人もいますが(実際、そういう計画はありました)、アクセス許可の中にマイクが含まれているからといって、そのような目的で使われているとは限りません。

とはいえ、AndroidとiOSのどちらも、いったいどの機能に許可を与えようとしているのかをわかりやすくは示してくれません。Androidでは、アプリのダウンロードの段階で、すべての許可の承認が必要です。アプリがカメラやマイクにアクセスするのを一括で許可しないと、Facebookアプリをインストールすることすらできないのです。iOSはまだマシですが、大差はありません。iOSの場合、許可を個別に承認したり、不要なものはあとで無効にしたりできますが、個々の許可をさらに細かく設定することはできません。つまり、「ビデオの撮影中にFacebookアプリがマイクにアクセスするのは構わない」と思って許可したとしても、ビデオを撮影していない時に、あなたが見ているテレビの音声をマイクで拾われていないとも限らないのです。

Facebookアプリの求めてくる許可に不安がある場合、対処法はOSによって違います。iOSを使っている人なら、割と積極的な手段がとれます。用が済んだら手動で許可をオフにすれば良いのです。Androidユーザーの場合は、Googleが状況を改善してくれない限り、とれる対応は限られてしまいます。Google Playストアからフィードバックを送って、きめ細やかに設定できるよう要望を出してはどうでしょうか。要望が通るまでの間は、Facebookのモバイルサイトを利用すれば、アプリを使う場合ほどは介入を受けずに済みます。

もっとも、どのOSを使っているにせよ、「モバイルアプリを信頼できるか」という問題は、突き詰めれば「Facebookそのものを信頼できるか」という話になります。正直、Facebookはこれまで、いつも信頼に足る姿勢を示してくれているとは言えません。


Facebookはユーザーのフィードを操作する。しかも盛大に


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誰だってこんな文句を聞いたことがあるでしょう。Facebookはリアルの人間関係にとって代わろうとしている、情報が多すぎる、「忙しく」なりすぎて、何をするにしても役に立つどころか邪魔になる...。これはFacebookを辞める最大の理由のひとつで、実のところ、おそらくもっとも納得のいく理由のひとつでもあるでしょう。Facebookが時間のムダにしか思えないなら、勇気を出して辞めてしまい、自由になる時間を取り返すのも手です。

ただし、これはFacebook自体に備わった問題ではありません。むしろ私たち自身の問題です。「集中できない」とか「やるべきことを先送りする」といった問題は、インターネットの誕生よりはるか以前から、私たちの悩みの種でした。集中を切らさず、仕事を片づける方法については、何度も記事にしてきました

それに、Facebookもうまく利用すれば、仕事の役に立ちます。以前も書いたことがありますが、Facebookのグループ機能は、人を集めてイベントを行うのにはとても便利です。それに、仕事中の少しの休憩は、限度さえ守っていれば、脳のリラックスに有効です。

「Facebookで表示されてしまうもの」は、「Facebookで見落としてしまうもの」に比べたら、大した問題ではありません。Facebookのニュースフィードは、公式の説明によれば、友達や家族の投稿をピックアップしてリスト化したものです。手をかければ表示内容をある程度コントロールできます。その一方で、すべてを見落とさないようにするには「最新情報」表示が良いのですが、これはFacebookアプリのアップデートのたびに探しにくくなっています。

こんなことは大した問題ではないと思うかもしれません。でも、昨年夏にFacebookが散々叩かれたある騒動を覚えていますか。一部のユーザーについて、ニュースフィードの表示内容を無断で操作して、心理学の実験を行っていた問題です。ほとんどのユーザーは、こんな扱いを受けるためにソーシャルネットワークに参加したつもりはないはずです。でも、こうした大規模なサイトが「ユーザーエクスペリエンスの向上のため」に実験を行うことは、それほど珍しくありません。

また、この実験は、手法こそ問題視されたものの、結果はむしろ注目に値するものでした。Facebookの調査によると、さまざまなタイプの投稿を表示することで、ユーザーの気分を操作できるのだそうです。

今後はユーザーのニュースフィードが無断で実験対象となることはないでしょうが、個々のユーザーの利用方法をもとにニュースフィードの表示内容が調整されれば、フィードバックループが強化されて、フィードの表示内容がますます偏っていく可能性はあります。Googleの検索結果が、まさにこのパターンです。

これは小さなことのようですが、重要な問題です。何を見聞きするかは、その人の現実認識に大きな影響を与えます。例えばあるユーザーが、Facebookで活発に政治的議論を交わしているとします。ニュースフィードは、「このユーザーは政治的な投稿に興味がある」と判断し、そうした投稿の表示件数を増やします。ユーザーはますます議論に熱くなるでしょう。そうすると、自分に対して否定的な投稿を多く目にするようになって、気が滅入ってきます。というのも、同じ意見の人が1つの投稿に集まってきて「炎上」させるからです。

それから、サイトに表示される広告にもユーザーの行動を操作する効果があるのを忘れてはいけません。

あれこれ書いたからといって、決してFacebookは害悪だと言っているわけではありません。ただ、「フィードはしょせん幻想に過ぎない」と理解しておく必要はあります。

「Facebook上の友達みんなが幸せそうに見えて気が滅入る」とか、「みんなが真面目な暮らしをしているように見えて、自分を詐欺師だと感じてしまう」とかは、よくあることです。

良かれ悪しかれ、Facebookは家族や友人の暮らしぶりを知るうえで、大きなウェイトを占めるようになっています。そうして独特の存在感を持つようになったために、意図せずして、私たちのものの見方を歪めてしまうこともあるのです。


Eric Ravenscraft(原文/訳:江藤千夏/ガリレオ)

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    香川博人

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