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印南敦史印南敦史  - ,,  07:30 AM

距離を置いて付き合う。不安を解消する6つの技術

距離を置いて付き合う。不安を解消する6つの技術

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不安をなくす技術』(嶋津良智著、フォレスト2545新書)の著者は、教育コンサルタントであり、『怒らない技術』シリーズなどのベストセラーも持つ人物。本書ではそのようなキャリアを軸に、不安を解消するためのテクニックを紹介しています。そのアプローチは、不安への対処法、不安を消す技術、行動を起こすヒント、迷いについての考え方、不安とのつきあい方と多種多様。

きょうは、5章「不安とつきあう技術」中の「不安と『距離を置く』6つの技術」に焦点を当ててみたいと思います。


不安と「3センチのすき間」をつくる


すべての不安をきれいさっぱり解決するのは、実は無理なこと。著者はここで、そう断じています。なぜなら誰でも、解決できない不安を抱えているのが当然だから。言い換えるなら、解決できたと思っても、それは一時的に忘れているだけのこと。ただし、それで充分なのだとも補足しています。

不安と対峙したときに大切なのは、「不安をなくす」ことではなく、気分を変えて、自分と不安との間に「3センチのすき間」をとること。そして、なにかの壁にぶつかったときに感じる「どうにもならない」という思いは、不安と「3センチのすき間」をつくる方法のひとつだといいます。

「どうにかなる」と思うと、結果的に不安と密着してしまうことになる。しかしスッキリ、「どうにもならない」と考えれば、そこに余裕が生まれるという考え方です。(193ページより)


「とりあえずよしとしよう」


やらなくてはならないことが10あったとしても、10すべてをできるとは限りません。しかし、「できない」という状態は必ずしも0ではなく、多くの場合は6か7はできているはず。だからそんなときは、「とりあえずよしとしよう」と考えるべきだと著者は記しています。

「10はできなかったけど、7できた。だから、とりあえずよしとしよう」と、現状を受け止めることが大切だということ。そうでないと、「全然できなかった」と自分を否定することになってしまうだけです。つまり、「とりあえずよしとしよう」と口に出すことによって、不安との間に距離が生まれ、いままで見えなかったものが見えるようになるということです。(195ページより)


「断られて当たり前」「できなくて普通」


かつて営業職に就いていたころ、まったく契約がとれずに悩んでいた著者は、先輩からアドバイスを受けたそうです。それは、「おまえが生きているのは断られて当たり前の世界なんだから、断られたくらいでくよくよするな」というもの。そして「うまくいくように努力はしていても、うまくいかないほうが圧倒的に多い」と気づいた結果、楽になることができたそうです。

このエピソードからもわかるとおり、世のなかのことの多くはうまくいきません。むしろ、思ったとおりにいかないことの連続だともいえるかも。だからこそ、「うまくいかなくて当たり前」だとわかると「自分はダメだ」と不安になることもなくなるはず。そればかりか、いままで自分だけの価値観に縛りつけられていたことに気づくそうです。(197ページより)


不安に名前をつけて「外に出す」


不安にとらわれていると、頭が固くなってしまっても無理はありません。するとひとつの感情や考えに縛られることになり、そればかりに気を取られて頭がいっぱいになってしまう。その結果、考えや感情を吟味する余裕がなくなってしまうという悪循環に陥ります。

だから大切なのは、不安と少しだけ離れてみること。著者はこれを、「不安を自分の外に出そう」と表現しています。不安が自分の外に出れば、自分の置かれた状況を客観的に眺めることができるというわけです。そして、そのための方法が、湧き上がってきた不安に名前をつけること。

心のなかの得体の知れないものを、不気味でわけのわからないものと考えていると、それは逆に大きくなっていきます。でも「ざわざわ」とか「ぞわぞわ」とか「もやもや」とか、不安に名前をつけると、「それらを客観的に見られるようになる」というのが著者の考え方。ひとつの考えや感情から解放されると、心が少し楽になり、新しいなにかに気づくことができるというわけです。(200ページより)


不安を「気にしない」


知ったところでどうしようもないし、知りたくもないことは、あえて不安の箱には入れないようにする。なぜなら一度悪い仮説を立ててしまうと、あらゆることを悪い方向に結びつけるようになってしまうから。

たとえば、部下の仕事ぶりを見てイライラするというようなことは誰にでもあるでしょう。けれども、そんなときは意識して部下の仕事ぶりを見ないようにする。イライラするからと文句をいったり、「こうやるんだ」と指示してしまうと、部下の成長を妨げてしまうことにもなりかねません。だからときには、見ないように意識することも無駄ではないという考え方です。(203ページより)


どうにもならないことは「あきらめる」


どうにもならないことは、あきらめることも大切。このことについて著者は、自身の経験を例に挙げています。それは、依頼を受けたセミナーのため会場に向かう途中でのこと。当初は時間に余裕があったもののアクシデントに見舞われ、「研修開始時刻に間に合わない」という状況に追い詰められたのだそうです。

そこで、どうすべきか考え、出した結論は「どうにもならない」。そこで担当者に電話をかけ続け、一方ではセミナーに遅刻したときのシミュレーションを頭のなかで考えていたといいます。

すると結果的に担当者からは、「電話をかけようと思ったが、セミナー会場が地下だったため電波が届いていなかった」との答えが。結果的にはギリギリ間に合い、予定通りにセミナーを開始することができたのだとか。

スパッとあきらめれば、頭が切り替わるもの。そしてそうなると、状況にもおのずと変化が現れる...ということでしょうか。(205ページより)



上記からもわかるとおり、書かれていることはとてもシンプル。だからこそ、日常に応用しやすいアイデアを見つけ出すことができるかもしれません。

(印南敦史)

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