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堀込泰三  - ,,,,  08:00 PM

お金は後からついてくる:ディズニーの凄腕アニメーター、アーロン・ブレイズの仕事術

お金は後からついてくる:ディズニーの凄腕アニメーター、アーロン・ブレイズの仕事術

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敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ第84回。ディズニー映画の技術を統括するハンク・ドリスキル(Hank Driskill)氏に続く今回は、ディズニーアニメを裏で支えるアニメーター、アーロン・ブレイズ(Aaron Blaise)氏にインタビューしました。


ブレイズ氏の名前は知らなくとも、彼の作品は見たことがあるはずです。ディズニーのアニメーターとして、数々の記憶に残るキャラクターを生み出してきました。手がけた作品は、『美女と野獣』『アラジン』『ライオンキング』など多数。

2013年のクリスマスには、アカデミー賞ノミネート作『ブラザー・ベア』が出演するJohn Lewisのクリスマス広告において、共同監督を務めたブレイズ氏。アニメとイラストというメディアの可能性を探求し続けています。そんなブレイズ氏の使っているツールやアートにかける思いなど、気になる仕事術を聞きました。


氏名:アーロン・ブレイズ(Aaron Blaise)

居住地:現在、フロリダ州スチュアートの海辺に住んでいます。インスピレーションに満ちたトロピカルな楽園なので、ストーリーやアートの創造にはパーフェクトなロケーションです。


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仕事スタイル: コンスタントに

現在の職業:いろいろ手がけています。まず、クリエイティブ仲間数人と、オンラインアートのシリーズやアニメーション教育のチュートリアルを作って、私のウェブサイトに公開しています。ミッションは、アートとアート教育を、誰でも触れられるように安価で提供すること。始めて約1年半になりますが、毎月のように成長しています。目が飛び出るほど高額なアート専門学校に行けないようなオーディエンスや、既存のカリキュラムの補助的な教育を探しているオーディエンスに向けて、アート教育を提供することを目指しています。少しずつですが、レッスンのライブラリーも充実してきましたし、利用者も増えてきています。

アニメーション、および映画製作の仕事も続けています。今作っているのは、『Art Story』という映画で、絵画の中に入り込む能力を持つ少年とおじいさんのお話です。2人は、モネ、ダリ、ゴッホ、ピカソなどの絵画をめぐる素敵な旅に出ます。この映画はビジュアルで遊んでいて、登場人物らは冒険中の世界の外見を引き継ぎます。例えば、ゴッホの世界では主人公の2人がヘビーで鮮やかなタッチで描かれ、ピカソの世界では顔の片側に両目が描かれます。このように、見た目だけでも楽しい作品です。

でも、やっぱり大事なのはストーリーです。主人公の2人は、映画の最初ではあまり仲が良くないのですが、冒険を経てお互いを理解し、愛し合うようになります。私が思うに、アートの世界ではこれまで、祖父母と孫の関係はあまり取り上げられてこなかったのではないでしょうか。


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それ以外にも、ちょくちょくフリーランスで仕事をしています。自分好みの仕事のオファーが来たら、断るわけにはいきません。例えば、2013年のクリスマスには、英国の人気デパートチェーンJohn Lewisの『The Bear & The Hare』のキャラクターデザインとアニメーション監督を務めました。トラディショナルなアニメーションと、ストップモーションを組み合わせた映像です。これが大ヒットとなり、そのプロセスに携われたのは本当に面白い経験でした。



つい先日、ワーナー・ブラザーズの新作『The Jungle Book』のデザインの仕事が終わったところです。私は、一部の動物キャラクターの外見を担当しました(コンピュータアニメーションになる予定)。これがまた好みの仕事で、本当に楽しかったです。

さらに、Blue SkyやParamountなどのさまざまなアニメーションスタジオで、コンセプトやデザインの仕事をしています。クライアント向けか自分用かは別として、新しいイメージやストーリーのアイデアを生み出さない日は、1日たりともありません。

現在のモバイル端末:はは、私はそんなにガジェット使いではありませんよ。ほんの数週間前に、初めてのラップトップを買ったぐらいですから! 買ったのは「MacBook Pro」です。電話はSamsungの「Galaxy S4」。それと、Wacomの「Cintiq Companion」も持っています。

ただし、普段出かけるときに持ち歩くのは、小さな水彩画セットですね。Winsor & Newton製の「Cotman Field Box Set」です。


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現在のコンピューター:ずっとMac使いです。ディズニーで働き始めたときにMacを知り、それからずっと変わりません。このところビデオ制作の仕事が増えているので、自宅のコンピュータがすぐに古くなってしまいます。今使っているのは旧式のMac Proタワーですが、もうすぐ新型Mac Pro(シリンダー)にアップグレードする予定です。でも、私にとっていちばん大切なハードウェアは、Wacomの「Cintiq」です。タッチセンサー付きのスクリーンで、デジタルでデザインする時は必ずこれを使います。複数持っていて、かれこれ10年近く使っているのですが、もはや手放すことはできません。イラストもアニメも、大半の仕事をCintiq上で描いています。

それでも、伝統的な方法で作業をすることがあります。例えば『The Bear & The Hare』はすべて、ディズニー時代から使っているアニメーションデスクで描きました。デスクは、ディズニーから数年前に譲り受けたもの。『美女と野獣』『アラジン』『ライオンキング』『ポカホンタス』『ブラザー・ベア』に登場する多くのキャラクターも、このデスクから生まれました。


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── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

さっきも答えたように、Cintiqなしでは生きられません。画面上に直接描けるので、従来型の作業にいちばん近い感覚で描くことができます。私はすべてを紙と絵筆、ペン、絵の具でやりたかったのですが、10年前にやむなくデジタルワールドに飛び込みました。でも、Cintiqのおかげで、あっさり移行することができ、無限の可能性を感じられるようになりました。画像作成ソフトウェアは、Adobeの「Photoshop」オンリーです。他のソフトも試しましたが、結局いつもPhotoshopに戻ってきます。Photoshopには、私のクリエイティビティの表現に必要な、すべてがそろっているのです。

アニメーションには、「TVPaint」を使っています。かつては、アニメーションも紙と鉛筆で作っていました。TVPaintでの作業は、当時の感覚に最も近いと言えるでしょう。


── 仕事場はどんな感じですか?

かなりシンプルです。自宅の仕事場には、Cintiqの24インチHDと、セカンドモニターを置いています。それから、仕事場の上の壁に大型テレビを固定していて、ネイチャー系のドキュメンタリーを見ながら、作業の参考にしています。「Art Story」の開発用に、これとよく似たセットアップのオフィスをもう1つ持っています。



── お気に入りの時間節約術は何ですか?

お気に入りの時間節約術は、私のプロセスそのものです。私は、すべての仕事を同じように扱います。デザインをするときには、リサーチと情報収集にかなりの時間を費やします。リサーチに重きを置くのが、私のやり方なのです。実際に画像を創る段階になると、いつも同じことを繰り返します。このように同じプロセスを繰り返すことで、新鮮でユニークな画像を素早く量産できる域に達しました。

執筆時には、時間節約術なんてものは存在しません。オフィスに閉じこもり、ストーリーが私を捕まえてくれるのを待ちます。もちろん、常にテーマや構成を意識することを心がけているので、物事が迅速に進みます。さもないと、ストーリーがあっちこっちに行って、気がつくと使えないものばかりになってしまうでしょう。



── 愛用中のToDoリストマネージャーは何ですか?

紙と鉛筆です!


── 携帯電話と PC 以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

まだまだ従来型のアーティストなので、上で述べたガジェット以外は、絵の具、絵筆、鉛筆、ペン、紙、キャンバスなどがないと生きられませんね。


── 日常のことで「これは他の人よりうまい」と感じることは何ですか?

電話中の落書きです。ときどき、自慢したいほどの作品ができあがるんですよ!


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── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

仕事中はたいてい、Pandraをかけています。ジャンルは、ブルース、フォーク/ソウルなどが多いですが、ブルーグラスやジャズ、モダンロックなどを聴くことも。バラエティ豊かなのが好きなもので。


── 現在、何を読んでいますか?

The Secret Garden』を読んでいます。


── あなたは外向的ですか、内向的ですか?

自分としては内向的でも外向的でもあると思うのですが、人からは外向的だと思われているようです。


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── 睡眠習慣はどのような感じですか?

あまり寝ていません。夜は10時にはベッドに入るのですが、深夜3時か4時に目が覚めます。そして、あれこれ考え事をしたあと再び眠りに落ち、朝6時から7時ごろに1日をスタートさせます。


── あなたが受けた質問と同じ質問をしてみたい相手はいますか?

グレン・キーン(ディズニーのアニメーター)です。


── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

私は、継父によって育てられました。本当に偉大な父でした。父がよく私に言っていたのは、「お金を追いかけるな」というアドバイス。それよりも、「心がワクワクするものを追いかけていれば、お金は後からついてくる」と。まさに父の言う通りでした。


── そのほかに読者に伝えたいことがあればどうぞ

押し付けっぽく思われたくないのですが、私がやっていることに興味がある人は、ぜひ私のYouTubeチャンネルを登録してください。「Aaron's Art Tips」というシリーズが現在進行中で、長年の経験から得られた価値ある情報や珠玉の知恵をお伝えしています。ディズニー時代の「舞台裏」も紹介していて、皆さんに楽しんでいただいているようです。

それから2015年には、面白いゲストをたくさん呼んで、インタビューを敢行しますよ。もちろん、上でも述べたように、私は常に何かを描いています。ですから、私のInstagramTwitterもチェックしてください。新しい画像や動画をほぼ毎日アップしています。



Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)

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    香川博人

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