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ライフハッカー編集部  - ,  12:00 PM

「失恋の苦しみを癒やす薬」の研究が進行中

「失恋の苦しみを癒やす薬」の研究が進行中

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Popular Science:いつの世も、恋愛と、つらい心の痛みは切り離せません。シェイクスピアの戯曲『真夏の夜の夢』の抑えがたい熱情で混乱した登場人物たちや、映画『エターナル・サンシャイン』で失恋の苦しみから逃れるために記憶を消す手術を受ける男女たちのことを思い出してみてください。

薬で失恋の痛みが取り除けるのなら、どれだけ素晴らしいでしょうか? 実際に、一部の研究者たちの間では、こうした薬の研究が進められています。


恋愛感情とは、生化学物質の作用によるもの


ロマンに欠ける言い方かも知れませんが、恋愛感情とは、本質的にはいくつかの生化学物質の作用が組み合わさった結果として生じる現象です。その仕組みについては、まだほとんど明らかになっていません。科学者たちの間ではよく知られていますが、「恋愛ホルモン」と呼ばれることも多いオキシトシンという物質が、人間同士の絆の形成に重大な役割を果たしているそうです。

オーストラリアのシドニー大学の臨床心理学者であるAdam Guastella准教授は、喧嘩中のカップルに対するセラピーの一環として、オキシトシンを投与する実験を行いました。「オキシトシンには、相手に対する敵意の感情を和らげ、相手の視点で物事を考えてみようという意欲を高める効果があるようです」とGuastella准教授は述べています。

一方、オキシトシンを抑制すると、逆の作用が現れる可能性があります。米エモリー大学の研究者たちは、プレーリーハタネズミの脳にオキシトシン受容体を遮断する薬物を投与する実験を行いました。すると、投与されたハタネズミたちは、長期間夫婦関係にあったパートナーに対する興味を失いました。つまり、オキシトシンの機能を操作すれば、恋愛感情のスイッチを「オフ」にできるようなのです


倫理的な問題が残るものの、合理的な場合もある


こうした技術の倫理的な問題について、研究者の間では議論が巻き起こっています。例えば、脳神経倫理学を専門とするオックスフォード大学のBrian Earp教授が2013年に発表した論文では、恋愛感情をバイオテクノロジーによって抑制する技術、および、その取り扱いの際に考慮すべき倫理的枠組みがまとめられています。

Earp教授は次のように述べています。「恋愛感情に介入することをめざすこうした技術は、今後開発される可能性が非常に高いため、今すぐに倫理的な議論を始めておく必要があります」。また同教授は、こうした薬物は、あくまでも治療の一環として、そして本人の意思に基づいて使用されるべきであり、悪用されることがないよう監視すべきだと主張します。そもそも「同性愛的指向の軽減に生物医学を利用しようという試みは、古くから行われてきた」と同教授は指摘します。

一方、カナダのウィニペグ市にあるマニトバ大学で哲学を専門に研究するNeil McArthur教授は、薬物利用が合理的な場合もあると主張しています。小児に対する性的倒錯や虐待など、「有害な行為を伴う危険性がある」場合がそうだというのです。

こうした技術を受け入れ難いものにしている最大の原因は、恋愛という、まさに人間らしい体験を「操作」することに対して、私たちが道徳的な嫌悪感を抱くためかもしれません。

「恋愛感情は、ある意味では宗教のように崇められています。そして、多くの人々にとって恋愛は、生き延びる一番の理由なのです」と、テキサス大学健康科学センターの精神医学者であるVineeth John教授は述べています。

恋愛感情を抑制する薬物は、的を絞った治療ができない限り、恋人への愛情だけでなく、友人や家族を大切に思う感情までをも低下させてしまうでしょう。失恋の苦しみを完全に取り除くには、何よりも先に、「人を愛する能力」を弱める方法を科学者たちに見つけてもらわなければならないのかもしれません。けれども、そうした方法を追求してみようという人は現れないことでしょう。


Could Drugs Heal A Broken Heart? | Popular Science

Jessica Hullinger(訳:丸山佳伸/ガリレオ)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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    香川博人

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