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印南敦史印南敦史  - ,,  07:30 AM

お金持ちへの道は「オーナー経営者」が最も効率的

お金持ちへの道は「オーナー経営者」が最も効率的

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大金持ちの教科書』(加谷珪一著、CCCメディアハウス)はベストセラーとなった『お金持ちの教科書』の著者による新刊。本人のことばを借りるなら、『お金持ちの教科書』の上級編ということになるそうです。

まず注目すべきは、冒頭の時点で著者が挙げている「資産形成において重要なふたつのポイント」。個人差に影響されない普遍的な考え方を身につけておくこと、そして、時代の流れをつかんでおくことが重要であると説いているのです。


もしもあなたが、本気で資産形成をしようと思っているのなら、どのようなビジネスをしたらよいのか、あるいはどの銘柄を買ったらいいのか、という具体的な情報を手に入れる前に、お金儲けに関する普遍的な考え方を身に付けておくべきである。そして、社会がどのような方向に進もうとしているのかをしっかりと見極め、それを前提に具体的な準備をすることをおすすめする。(「はじめに」)より。


しかし、そもそもお金儲けとはどういうことなのでしょうか? この基本を再確認するため、第1章「お金持ちになる方法には、どのようなものがあるか?」内の「お金持ちになる3つの方法」に焦点を当ててみたいと思います。


お金持ちになる3つの方法


無駄な支出は控えつつ、必要なところには躊躇せず資金を投じる。大きなお金を稼げるのは、そうしたバランスのよいお金の使い方を実現できた人。つまりお金儲けのテクニックというのは、ある意味で両者のバランスの追求。著者はそう述べていますが、一方で、それが本当に難しいことであることも否定していません。

そして、お金持ちになる具体的な方法は、基本的には次の3つしかないとも記しています。


1.働いて高額の給料をもらう
2.事業を行う
3.投資をする
(18ページより)


ただし、人生を謳歌できる年齢のうちに相応の資産を築こうと思った場合、会社で働いて給料をもらうことには当然ながら限界があるもの。つまり「働いて高額の給料をもらう」のはあまり現実的とはいえず、大きくお金を稼ぐには、自分で事業を行うか、投資をするかのどちらかということになるといいます。

そして「事業と投資は密接な関係にあり、完全に分けて考えるべきものではない」とも著者は主張しています。なぜなら事業を始めることは自分自身への投資でもあり、うまくいった投資が新たな事業を引き寄せることもあるから。いずれにしても、なんらかのかたちで事業を行ったり、投資をしたりしない限り、効率よくお金を稼ぐことは不可能だということです。だから仮にサラリーマンを続けていたとしても、それなりの資産をつくれる人は、株式投資や不動産投資、副業など、なんらかの事業や投資を併用しているものだとか。これらは、お金持ちになるための重要なキーワードだそうです。(17ページより)


給料だけではお金持ちになれない?


では、なぜ事業や投資をしなければお金持ちにはなれないのでしょうか? そのことについて著者は、「経済の基本的な仕組みが、給料をもらうだけでは稼げないようにできているからだ」と説明しています。

多少の例外もあるとはいえ、なにかの事業を行うためには、先行投資(資本)が必要不可欠。資本主義において、ここは極めて重要な部分であるといいます。そして、お金を出す人(投資家)がいて、はじめて事業がスタートするのだから、投資家は事業の主役といってもよい存在ということになります。資本主義の世界において「主役」であることの意味は大きく、基本的に利益は主役である投資家に還元されるようにできているもの。まずは、この基本をしっかりと押さえておく必要があるそうです。

そして、次に重要なのが経営者。経営者は投資家のお金を使い、実際に事業を経営する立場。なお大きな事業であるならともかく、自分で資金を投じ、経営も自分で行う人も当然ながら存在します。個人事業主がそうですし、オーナーが経営者を兼ねる大企業も少なくありません。

そんな中、基本的には「時間あたり何円」と決められた報酬で働くことになるのが会社の従業員。従業員は法律で保護されているため、経営者には、従業員が働いた分だけしっかり給料を払う義務があります。主役たる投資家や、投資家と契約関係にある経営者にしてみれば、会社が損をしていても従業員には給料を支払わなければならないため、できるだけ金額を抑えようとします(著者によれば、ここが重要なポイント)。

つまり従業員は会社の利益にかかわらず、働いた時間分だけ給料をもらう権利があるものの、金額は大きく抑制されてしまうということ。このため、事業がうまくいって会社が大儲けしたとしても、従業員にはお金が回ってこず、投資家と経営者にだけ還元されるという結果に。(19ページより)


大切なのは、事業オーナーになること


これは理不尽に聞こえるかもしれないけれども、立場を逆にしてみれば、決してそうではないことがわかるといいます。もしも自分が、多額の借金をして事業に投資する立場になったとしたら、失敗したら破産して路頭に迷うことになります。しかし従業員に対しては、事業の成否にかかわらず賃金は払わなければなりません。だとしたら、成功したあかつきには、利益の大半を自分がもらえるような条件でなければ、投資をする価値はないということになるわけです。

これが、従業員という立場での収入に限界が生じる最大の理由。つまり大きなお金を稼ぐには、ビジネスから得られる利益の多くを獲得できる立場になる必要があるということ。「それが、経営者である投資家なのだ」と著者。

だから具体的には、経営者と投資家を兼ねたオーナー経営者になるのが最も効率的だといいます。なぜなら、純粋な投資家や雇われ経営者では、よほど運がよくないと大金を稼ぐことはできないから。自分で投資して自分で事業を経営するのが、お金を稼ぐための最短距離だというわけです。ただし、規模の大小は無関係。どんなかたちであれ、儲かる仕組みを自分でつくることができ、そこから得られる利益の多くを自分のものにできる立場になることが重要だということです。

ちなみに純粋な投資家の最大の欠点は、自分で事業をコントロールできないこと。経営者が才能を発揮して利益を増大させ、株価が上昇するのを待つしかありません。また、雇われ経営者も同じ。従業員以上に高い報酬は得られるでしょうが、給料を決める権限を持つのはオーナーのみ。その条件に反対する場合、最終的には辞任しか対抗手段がないといいます。つまりそういう意味でも、自分で事業を立ち上げ、そこから得られる利益を自分のものにする仕組みをつくることができた人がいち早くお金持ちになれるというわけです。(21ページより)



本書の魅力は、お金持ちになるための仕組みを、このようにわかりやすく解説している点。それは「聞きたくても聞けない基本的なこと」を再確認できるということでもあるので、文字どおり「大金持ちへの基盤をつくるための教科書」としての機能性がそなわっているわけです。

(印南敦史)

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