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印南敦史  - ,,,  07:30 AM

その健康法、寿命を「縮める」そうです

その健康法、寿命を「縮める」そうです

長生きするのはどっち?


× 薬は、体に優しい漢方を使っている
──漢方が体にやさしいというのは間違い。副作用もバッチリあります。

× 「頼りになる病院ランキング」で1位の○○病院に手術をお願いすることにした
──その病院だと、経験の浅い医師に手術をされるかもしれません。

× がんは放置したほうがいいらしいから、どうせ治療しないなら、めんどうな検診はやめよう
──多くのがんは、早期発見・治療でその9割が完治しています。


『長生きするのはどっち?』(秋津壽男著、あさ出版)の著者は「主治医が見つかる診療所」(テレビ東京系)でも知られる医師ですが、「プロローグ」で医療に関する「常識」を明快に否定しています。

そして、多くの人が誤った情報を鵜呑みにしてしまう原因のひとつとして、ここ数年の情報量の急激な増加を挙げてもいます。「耳に入ってくる情報をそのまま信じて、『健康のために』と寿命を縮めているのが、現代の日本人」だということ。

そこで本書では健康に関する35個の質問を用意し、健康にいいと思っていることがいかに誤っているかを示しているわけです。第3章「『健康法』のどっち?」に目を向けてみましょう。


スポーツをする人としない人、短命なのはどっち?


この問いに答えるに際し、著者は1994年3月5日の毎日新聞朝刊の記事を引用しています。


実験用のネズミは回転かごの中で、一定時間、一定の速さで走らせて、運動負荷実験に使うことが多いが、運動させすぎると、感染症にかかりやすくなり、短命になると報告されている。(中略)酸素の消費量が増えると、それにつれて「活性酸素」と呼ばれる"猛毒"の体内での発生量が増し、これが生体を痛めつける。(97ページより)


「活性酸素」とは酸化力の強い酵素で、さまざまな物質に対して化学反応を起こし、からだの細胞を痛めつけるのだそうです。そして結果的に、細胞の老化、肝臓機能の低下、血管を詰まらせるといった弊害をもたらすのだといいます。

からだは活性酸素を消すシステムを持っているものの限界があり、大量の活性酸素が発生したときにはカバーしきれなくなるということ。スポーツは通常状態の10倍もの活性酸素をつくり出すので、からだもそれらを処理しきれないというわけです。

つまり、生涯スポーツを続けることは、弱っていく自分のからだに自分で毒をもっているような行為だというのが著者の考え方。楽しんで行う程度ならともかく、「健康のために」とスポーツを続けている人は、習慣をやめたほうがいいと結んでいます。(96ページより)


「早朝ランニング」と「夜間のウォーキング」、デメリットばかりなのはどっち?


最近、アメリカの医療専門誌に、死亡リスクの低下につながるランニングの習慣には、次の3つの条件を満たす必要があるという記事が掲載されたそうです。


1.走行距離が、1週間に32キロを超えない
2.走る速度が、時速8~11.2キロ
3.走る回数が、1週間に2~5回以内
(106ページより)


このように「適切なランニングは健康によい」ことが医学的にも証明されつつあるとはいえ、同記事には「この条件を超えて走ると、寿命を延ばす効果はなくなる」とも書かれていたのだとか。

さらに著者は、「早朝ランニングはデメリットばかり」だと言い切ってもいます。なぜなら人間には体内時計にのっとったサーカディアンリズム(概日生体リズム)があり、夜間にリラックスした状態で眠りにつけるのは副交感神経が優位となるから。

そして朝になると活動的な1日を過ごすために必要な交感神経が徐々に優位になっていくため、血圧が上昇し、夜間の脱水も加わって血液が凝固しやすい状態に。この状態でランニングをすると、脈拍が増えることで血圧がさらに上昇し、心筋梗塞のリスクが非常に高くなるという考え方です。心臓病による突然死が起床後2時間以内に多いのは、そういう理由からなのだそう。また筋肉が固まっている起床時のランニングは、関節や筋肉を痛めることにもなるといいます。

そこで著者は、からだに大きな負担をかけずに行えるウォーキングを勧めています。ウォーキングで取り入れられた酸素は、体内に蓄積している脂肪やグリコーゲンを燃焼してくれるのだとか。それに合わせて筋肉もつくので、基礎代謝量が増え、脂肪燃焼が助長されるというわけです。(105ページより)


「炭水化物抜き」と「1日1食」、寝たきりになるのはどっち?


ここ数年、糖質制限健康法が注目されていますが、そもそも炭水化物は、たんぱく質、脂質とともに体に必要な三大要素のひとつ。「炭水化物をまったくとらないなど、常識的に考えてもあり得ません」と、著者は断言しています。炭水化物は消化吸収されて血中で糖となり、この糖がからだや脳の活動に携わるのだといいます。つまり炭水化物をとらなければ、からだの各部位に充分な栄養が行き届かなくなり、脳や内臓全般の働きにも支障をきたすのだということです。

また筋肉を動かすエネルギーの素も糖質なので、不足すると筋力が落ちていき、最悪の場合は寝たきりの状態になる危険性も。さらには糖質をとらない場合は相対的にたんぱく質をとることになるため、腎臓に負担がかかり、カルシウムの排泄量が増え、骨粗しょう症になるという説もあるとか。他にも多くの弊害があるので、炭水化物をまったくとらない健康法はすべきではないと著者は主張しています。

それだけでなく、そもそも制限系の健康法は素人にはオススメできないとも。素人が適切な制限量を把握して実践するのは難しいからで、最近話題となった「1日1食健康法」も同様だといいます。決して間違いではないものの、1日1回の食事ということは、それだけ栄養バランスに気を使わなければなりません。つまり1日1食でも、必要な栄養はしっかりとらなければならないということです。

では、本当にからだにいい健康法はなんなのでしょうか? この問いに対して「本当にいい健康法は、必ず長く世のなかに残っているもの」と前置きをしたうえで、運動の領域ならヨガや気功、ラジオ体操、食の世界では糖分制限、塩分制限、軽い断食法、ヨーグルト、クレロラ、養命酒などを挙げています。(123ページより)



「常識」と呼ばれてきたものを容赦なく斬り捨てているのでインパクトは強烈ですが、だからこそ説得力を感じさせるのも事実。読んでみれば、納得できる部分も多いと思います。

(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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