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長谷川賢人長谷川賢人  - ,  06:00 PM

未来は「毎日3分ずつの転職活動」から...スキマ時間にできる若手向け転職アプリ『キャリアトレック』

未来は「毎日3分ずつの転職活動」から...スキマ時間にできる若手向け転職アプリ『キャリアトレック』

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いまの仕事に満足していないわけではないけれど、良い案件があれば転職も考えている。これって20代くらいの若手社員であれば「よくある思い」ではないでしょうか。とはいえ、いまの仕事だって決して暇なわけでもない。平日も遅くなったら帰って休みたいし、休日は遊んだり勉強したりしたい。時間のない中で、転職先をイチからじっくり探すのもしんどい。メールボックスに届く「スカウトメール」はどうもピンとこない...。

そんな人に、一度触ってみてほしいのが『キャリアトレック』という転職支援アプリ。毎朝に最大10件ずつ、転職先をレコメンドしてくれるサービスです。先行してウェブ版はローンチされていましたが、この度リリースされたアプリ版(iOSAndroid)によって、さらに「お手軽感」が増しています。


ライバルは転職サイトではなくゲームアプリ


やることは簡単。初回起動時に答える「レコメンド診断」を元に送られてくる転職情報を「気に入る」「気に入らない」でフリックして仕分けていくだけ。すると、キャリアトレックがあなたの好みを学習して、より興味のありそうなもの、キャリア設計にマッチングしそうなものを選んでくれるようになります。もちろん「気に入る」企業があれば個別に問い合わせも可能。フリックにかかる時間は数分程度ですから、通勤電車やスキマ時間にこなすことができます。

アプリを提供しているビズリーチの関哲さんは「今までの転職サイトはたくさんの情報から、いかにユーザーが検索して見つけていくかが大事で、スマホアプリもその設計のまま作られていました。ただ、それだとスキマ時間に使うのには向いていません。そこでキャリアトレックは検索機能を外し、レコメンドに特化しました。僕らのライバルは、同じようなスキマ時間に見られるニュースサイトやキュレーションアプリ、そしてゲームアプリだと考えています」と強調します。


レコメンド診断が最初の一歩


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レコメンド診断の画面。質問に対し「YES/NO/どちらでもない」を答えていく。


アプリを立ち上げると、早速はじまるのがレコメンド診断。「収入アップできる仕事かどうか」「意思決定が速く、スピード感のある仕事かどうか」などの質問を、重視する/しないで振り分けていきます。次に、生年月日、働いた職種や業種、職歴、最終学歴、スキル、持っている資格、住んでいる都道府県、性別を登録すれば、事前登録は完了。メールアドレスや電話番号などの個人情報を入れて会員登録する必要はありません

「電車のつり革につかまりながら片手で始められるようにしたかったんです。それに、年収や連絡先などの個人情報は、企業に応募しようとなってから初めて関係のある情報なので省けますし、スマホならプッシュ通知が送れますから、わざわざメールで送る必要もないんです」と関さん。言われてみれば、そうだよな...という感じがありました。


恋人探しと仕事探しは似ている


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現在掲載している企業は約4000社。一部上場企業、外資系企業、スタートアップと規模もさまざまで、17000案件ほどが公開されているのだそう。ただし、レコメンドして送られてくる企業情報は、キャッチコピーと写真1枚の簡単なもの。この情報をレコメンド診断と同じく「気になる/気に入らない」で振り分けていくのがキャリアトレックの特長です。まるで最近流行りの「お見合いアプリ」みたいですが、実際にキャリアトレックが参考にしたのも、アメリカでブームとなっているアプリ『Tinder』のUIなのだとか。

関さんは「親指で振り分けて、気になる人(企業)だけは後でじっくり見るというスタイルがキャリアトレックにマッチしたんです。パートナー探しと会社探しは似ている面があるな、と。理想のパートナーがたくさんの人を見ることで固まっていくように、理想の会社も自分が『気になる』というピースを組み上げた先にあると思います。そこへマッチする求職情報に出会えれば、お互いにとって良い形になるのでは」と言います。

そして、特に20代の転職は、30代のような「スキル採用」ではなく「ポテンシャル採用」が多いという実情もあるようです。関さんは、キャリアトレックを始めるに至ったポイントには、現状の転職市場が抱える「難しさ」があったと話します。

「20代は良い案件が出れば転職したいという人が多く、転職を考えだしてから2~3年かかることもあります。その点で行くと、従来の転職ヘッドハンターやコンシェルジュと付き合いながらマッチングを行うのは、あまりに長期的すぎて人力では難しいところがある。転職者も日中は仕事があるから、対面式で腰を据える時間を取るのも大変。それならば、最初から人力を排して、レコメンドエンジンの精度を高めていけばいいのではないかと考えたんです。求人情報が出た一定期間だけに出会える人だけでマッチングをするのではなく、365日24時間コンシェルジュとなるレコメンドエンジンがマッチングをした方が、長期的な転職にも向いています」


採用企業側にも従来とは異なるメリットを


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(左・中)自分が「気になる」を押した企業は一覧にまとめられ、タップすると詳細が見られる。
(右)詳細から求人に応募。ここで初めて個人情報を入力していくのも特長。


キャリアトレックは、転職したいユーザーにとっては、毎日のレコメンド振り分け、そして定期的な自己プロフィールのメンテナンスで、希望の求人情報に出会いやすくなっていく手軽さが魅力。一方で、採用したい企業にとってもメリットのあるサービスなのだそう。大きな理由は2つあり、1つは「従来よりリーズナブルな金額で掲載できる」こと。もう1つは「PDCAを回しやすい」ことだといいます。

1つめの理由について、関さんがキャリアトレックで転職が決まった事例を1つ紹介してくれました。もともとは編集プロダクションにいたAさんは、得意にしている財テク・金融ネタを扱うメディアにライターとして転職したいと考えていました。しかし、それほど募集案件がある職種でもありません。しかし志望欄にそのことを載せていたところ、タイミングよく某ポータルサイトで金融記事を書ける人の案件が出て、見事採用。

「従来の転職サイトよりはリーズナブルな料金を設定している」とのことで、見込みが少なそうなニッチな募集であっても、企業側は長期にわたって採用情報を発信できるのだそうです。関さんは「世の中で『自分だけがマッチする仕事』は必ずあるはずです。そういう限られた人だけを探したい仕事なら、掲載期間は長い方が特に良い。この点はAmazonと一緒ですね。たくさんの商品を掲載しておき、欲しがる人や、レコメンドに叶う人が出てくればマッチングさせられますから」と話します。

また、2つ目の「PDCAを回しやすい」は、採用企業には掲載情報のリアクション率や、実際に「気になる」を押したユーザーの特長などのデータが提供されます。また、ユーザーは「気になる」企業に質問を直接リクエストすることもできるため、それらのデータとコメントを分析、A/Bテストを行うなどして、より最適な情報の見せ方を検討していけるのだと言います。



最後に関さんは、今後の機能改善やより良いレコメンドエンジンの構築に加え、こんな言葉を残してくれました。

「私たちは『毎日3分ずつでも、大切な人生の選択肢を蓄積していける』という世界を作りたいと思っています。そして、転職というライフイベントそのものを、たった何カ月の駆け込みでやるのではなく、半年から1年以上をかけて、じっくり取り組めるようにも変えていきたいですね」

日々の通勤時間、あるいは食事中の3分間であっても「自分のキャリア」や「働いてみたい企業」を見極めるピースを貯めることはできる。常に頭の片隅で「これからをもっとより良くしたい」と考える若手社員の人にとっては、日常習慣に加えてみる価値のあるサービスではないでしょうか。もっとも、キャリアトレックにもAmazonを引き合いに出すからには、「気になる」に振り分けたくなる案件をたくさん用意し、意外性のある、自分では気づくことのできないようなレコメンドをしてくれることを、期待してやみません。


レコメンド型転職サイト - キャリアトレック[careertrek]
仕事レコメンド型転職アプリ「キャリアトレック」|iTunes App Store
レコメンド型転職キャリアトレック|Google Play

(長谷川賢人)

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