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長谷川賢人  - ,,  08:00 PM

新たな職業「グロースハッカー」とは? 企業やサービスを成長させる仕掛人に必要なもの

新たな職業「グロースハッカー」とは? 企業やサービスを成長させる仕掛人に必要なもの

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世の中になぜデザイナーがいるのか。その答えの1つは「ユーザーに良い印象を持ってもらうため」でしょう。ユーザーに、カッコいいな、気持ちいいな、素敵だな...と感じさせ、手に取るきっかけをつくるのです。

そういった「なんとなく良い」や「その気になる」という人間の心理効果を利用した事例を、ライフハッカーでは「買い物へ行く前に知っておくべき6つの心理効果」や「イケアは出口から入ったほうがいい」などの記事で取り上げてきました。人間にはあらゆる心理効果が働き、意思決定をする場面が多々あるのですが、それだけ気分に左右されやすいともいえます。

たとえば、ウェブでお店を開いたとする。お客さんに押してもらうボタンに文字を載せるとして、「購入」がいいのか「お買い上げはこちら」がいいのか、デザイナーは魔法使いではありませんから、その段階ではまだわかりません。そこで、両方を試してみて効果の高いものを選ぶというテスト(これを「A/Bテスト」といいます)を行い、常に効果が高まる「改善」をしていくことが、データを取りやすいウェブでは特に大切とされています。

このように、A/Bテストなどを繰り返し行い、ウェブサイトの効果や収益を高めていく仕掛けを「グロースハック」といい、それを手がける人のことを「グロースハッカー」と呼びます。このグロースハッカーたちの活躍が、近年注目されています。


1時間の作業で60億円の差が出たグロースハック例


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2008年、現在のアメリカ大統領のオバマ氏が、選挙戦にあたっての寄付金を集めるサイトをオープンしました。その際、画像とキーワードを変えるA/Bテストを行ったところ、ページに訪れ、サインアップした人のリアクションに差がありました。

オバマ選挙戦では200~300億にも及ぶ寄付金が集まりましたが、この改善を通じて得られた差は60億円にも登ったそうです。つまり、1時間で行えるような変更や作業で、グロースハッカーは60億円の価値を生み出したということになります。


グロースハッカーは「成長への効率」を上げる人


上記の例にもあるように、特にデザイン変更やテストのしやすさから、グロースハッカーたちの主戦場となっているのがウェブサイトやアプリです。その中で、現在ある企業のサービスが注目を集めています。ユーザーにA/Bテストがしやすい環境を提供したり、自社が抱える1000名を超すグロースハッカーたちにサイト改善の依頼ができたりする「Kaizen Platform」です。

「勘に頼ったWebサイト運用にさようなら」。これはKaizen Platformのウェブサイトにある一文です。冒頭でも書いたように、人間には「なんとなく良い」で物事を決める傾向がある。しかし、サービスを提供する側にしてみれば、その「なんとなく良い」をいかに導き出し、成長へ結びつけていくが求められる。オンライン学習サービス「schoo WEB-campus」の授業において、Kaizen Platformの鬼石真裕氏は、「グロースハックとは、いかにクリエイティブな発想で、効率的にハックをして大きな価値を生むか」だと話しています。


グロースハックのコツが学べる全8回の授業がスタート


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鬼石氏によると、グロースハッカーに求められるスキルは「デジタルマーケティング」「情報のディレクション(IA設計)」「ユーザー設定や画面動作の設計(UI/UX設計)」「コピーライティング」「デザイン」「コーディング」「プログラミング」など、多岐に亘るそうです。効率的なハックのためには、さまざまなスキルを横断して価値を見つけ出し、実践できることが望ましいということでしょう。もっとも、それぞれのスキルレベルに差があっても、部分的な改善で関われたり、実践の中で伸びたりするスキルもあるとのことで、すべてを知り尽くしていなければ出来ない仕事でもないようです。

また、グロースハッカーはこれから1つの「職業」として、さらに成り立っていくといいます。一例として、Kaizen Platformに登録しているグロースハッカーの中には、沖縄に在住しながらナショナルクライアントの改善案件に携わる人もいるそうです。土地に関係なくできる仕事という点で、特にライフハッカーで追っている移住や多拠点生活といったライフスタイルにも絡んだ「新たな職業」として、今後さらにその活躍の場が増えていくことが予想されます。

グロースハッカーというのは、あまりにたくさんのスキルが必要で、自分には縁遠いことだ...と感じる方もいらっしゃるかもしれません。ただ、企業のウェブ担当者やECサイトの運営者など、ウェブに関わる人たちがユーザーのいる現場で成果を上げていくためには、グロースハックの価値を認め、実践することが有効な手段のひとつと言えますし、この仕事の中身について「知っておく」必要はあるでしょう。


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その仕事の中身を知るための良いきっかけとなるであろう授業が、2014年12月よりスタートします。前述のschoo WEB-campusとKaizen Platformが共同で、全8回にわたるグロースハッカー養成カリキュラムを開講します。グロースハックの基礎知識、A/Bテストの事例、グロースハックの最新傾向、インサイトマーケティング、Webライティングなど、グロースハックに関わる知識を広く学べます。また、授業はすべて無料かつ動画配信で行われるため、場所を問わずに受講できます。

初回の授業は12月4日火曜日の18:30より60分間。詳細については、こちらのschoo WEB-campusのページをご参照ください。ライフハッカーもこの「新たな職業」に着目し、schoo WEB-campusとKaizen Platformによる全8回の授業をメディアパートナーとしてまとめ、記事にてお届けしていきます。グロースハックについて、ぜひ一緒に学んでみませんか。全体の概要や予習項目については、下記リンクより。


【グロースハックとは?】Kaizen Platformに学ぶ成果につなげるサービス改善手法|schoo WEB-campus

(長谷川賢人)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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