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泉正人

 - ,,,,  01:00 PM

人生最大の買い物で損をしないために身に付けたい「2つの視点」:人生を変えるお金の教室(3)

人生最大の買い物で損をしないために身に付けたい「2つの視点」:人生を変えるお金の教室(3)

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マイホームの購入など、大きな買い物で失敗すると、かなりの支出になってしまいます。これでは、日々のお金の節約も水の泡。とても重要な決断のはずですが、ほとんどの人が考えるのは次の2つくらいではないでしょうか? 

1. 高いか、安いか
2. ローンを組む場合に、払うことができるか

今回は、1つ目の価格についてスポットをあててみましょう。意外と見落としがちですが、その価格がつけられた理由に目を向けて考えると、色んなものが見えてくるのです。

*この記事は、受講生29万人を超える日本最大級の独立系ファイナンシャル教育機関「ファイナンシャルアカデミー」代表の泉正人さんに、"マイホーム購入時に覚えておきたい視点"をテーマに寄稿いただいたものです。

【前回】やる? やらない? ビジネスで最も大切な「判断力」と「実行力」を鍛える4つのトレーニング:人生を変えるお金の教室(2)


この家はなぜ5000万円もするのか?


たとえば、目の前に5000万円する新築の一軒家があるとして、その5000万円という価格は何を根拠につけられたのだろうか? と問いかけてみましょう。物事というのは、常に両面から成り立っています。この場合は、買う側(つまり私たち)、そして売る側(不動産業者)の両面ですね。

家の値段というのは、実際はあまり根拠がないことがほとんどです。もちろん、かかったコスト以上の価格であることは間違いありませんが、コストから上乗せされた分は、不動産業者が自由に設定しています。たとえば、新築の家であれば、売れるであろう価格の最大値、つまり、お客さんが納得して出すであろうお金の上限で設定されている、ということを知っておくべきでしょう。これはビジネスとしては当たり前で、業者は、コストがたとえ3500万円しかかかっていなくても、5000万円で売れるならば、5000万円で売ります。

ちなみに、マーケティング用語でいうと、これは「マーケットイン」という価格の付け方です。

これは、業者がお客さんを騙しているわけではなく、世の中ではいくらで求められているかを調べた上で価格設定をしており、もしこの価格で売れなければ、価格は徐々に下がってきます。ある一定の価格まで下がって、買い手がついたら、その価格がその新築マンションの価格、つまり相場となるのです。

つまり、半分は不動産業者業者が、半分はマーケットのお客さんが価格を決めているのです


価格にどれだけ付加価値がついているか?


ビジネスとして価格をつけることはとても重要な要素で、かつ一番難しいポイントでもあります。業者は常に儲けを最大限にしようと考え、 頭をこらしています。

よく見かける「あなただけにお得な情報です」という言葉は、実際には、ほとんど無いと思ったほうがいいでしょう。

自分が逆の立場(つまり不動産業者側)に立ってみるとわかりますが、不動産を売るために全くの他人に1000万も2000万も安くしたお得な金額で売るはずがありません。

家であれば、たとえばエントランスは特に見た目綺麗にしようとか、広めのバルコニーをつけようとか、お客さんが「これだったら高いお金を出してもいい」と思えるように、いろいろと工夫しますよね。不動産業者は、いわゆる付加価値をどれだけ付けられるかを常に考えているのです。

だから、買う側としては、出された価格をそのまま鵜呑みにして「安いか高いか、自分が払えるかどうか」を考えるより前に、付加価値がどれだけ乗っているかを見極める目を養うべきなのです

先ほどの家の例で言ったら、

5000万円(実際の価格)− 3500万円(建築コスト・土地コスト)=1500万円(付加価値)

つまり、この家には、1500万円分の付加価値が乗っているということです。エントランスを綺麗にしたり、バルコニーをが広くしたりすることで、売る側は、1500万円分の付加価値をつけて、この価格を設定しているのです。

そして、私たち買う側は、それが本当に1500万円も払う価値のあるものなのかを十分に吟味するべきということ。マーケットがその価値を認めなければ、やがて価格は下がりますし、多くの人がその価値を認めるならば、その付加価値+αの価格で取引されるでしょう。


売る側買う側、の両面の視点を持つ


この物事を両面から見る感覚は、ビジネスの場面でも多く出てきます。かかったコストに利益分を上乗せして価格を設定する方法は、マーケティング用語で「プロダクトアウト」と言いますが、マーケットインの考えとプロダクトアウトの考えを両方知ることが、物事を両面から冷静に見る手助けになります。

モノを見て、「コストはどれくらいか?」を考え、そして「どんな付加価値が乗っているのか?」を考えると、その価格を付けた売り手の意図も読めますし、自分でビジネスをするときも、どんな付加価値が世の中で受け入れられているのか、を知る手がかりになるのです。

つまり、価格に惑わされず、価値の本質を知る賢い消費者になることが、逆の立場に立つと、高いスキルを持ったビジネスパーソンになるのです

今回ご紹介した視点で、日々の価格を見てみてください。視野がさらに広がっていくのに気づくはずですよ。

文・泉正人|ファイナンシャルアカデミー代表

金融経済教育の必要性を感じ、2002年ファイナンシャルアカデミーを設立。東京・大阪・ニューヨークで、受講生29万人を超える独立系ファイナンシャル教育機関として、経済、会計、財務、経済新聞の読み方、マネープラン等から、株式投資、不動産投資等まで、幅広い「経済とお金の教養が身につくマネースクール」を運営する。

Photo by Shutterstock.

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    香川博人

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