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印南敦史印南敦史  - ,,  07:30 AM

ビジネスの基盤は男のルール? 「男女差」を意識すれば仕事は円滑になる

ビジネスの基盤は男のルール? 「男女差」を意識すれば仕事は円滑になる

察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方


仕事からプライベートまでのさまざまな場面で、男と女の感じ方、考え方の違いに悩んだ経験のある人は決して少なくないはず。そこできょうは、『察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方』(五百田達成著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)を紹介したいと思います。

心理カウンセラーとして、職場やプライベートでのコミュニケーションを円滑にするためのアドバイスを行なってきた著者が、その経験を軸に男女のコミュニケーションのあり方を説いた書籍。ただし本書でいう「男女」とは性別的なものではなく、コミュニケーション上のカテゴリーなのだそうです。


たとえは極端ですが、政治における右翼と左翼のようなものです。男的な感じ方・考え方・話し方・伝え方をするのが「男」。女的な感じ方・考え方・話し方・伝え方をするのが「女」なのです。
(「はじめに」より)


そんな考え方を念頭に置いて、きょうは第4章「仕事/職場編 ビジネスは男のルールでできている」に目を向けてみましょう。


男は結果を重視し、女は過程を重視する


仕事のどの部分に重きを置くかということで、重要なポイントは「野球」と「ままごと」。つまり、ビジネスは男(野球)のルールが重要であり、ままごと遊びで育った女性にはなかなかなじめないという考え方です。

子どものころから野球をしてきた男性は、勝敗や得点に敏感。そのため男を褒める場合は、勝敗を具体的な数字で強調するといいと著者は記しています。一方、ままごとをしてきた女性にとって大切なのは、みんなで一緒に仮想世界を楽しむこと。雰囲気よく、ルールも終わりもない「ごっこ遊び」を楽しみ続けることだというわけです。そのため女性を褒めるときは、「本当によくがんばったね。徹夜は辛かったでしょ?」など、プロセスに共感し、気持ちにフォーカスを当てたことばをかけるといいのだそうです。(204ページより)


男は世界から認められたいが、女は世間から認められたい


男も女の他人から褒められたいものですが、最大の違いは、「どこの誰から褒められたいのか」。この違いが、仕事への取り組み方に大きく現れるといいます。

男性が「認められたいんだ」と主張した場合、その対象範囲はかなり広がると著者は分析しています。つまり、「世界」から認められたいということ。「認められる」というよりは、「尊敬されたい」「影響力を持ちたい」「『すごい』といわれたい」というようなニュアンスです。

一方、女性が認められたい範囲は非常に狭く、具体的にいえばそれは友だち、近所の知り合い、職場なら同じフロアだといいます。男性の「世界」に対し、手の届く範囲、すなわち「世間」とでもいうべき領域で認められたいということ。別のことばでいうなら、「うらやましがられたい」「憧れの対象になりたい」などということだそうです。知らない人から「すごい」といわれるよりも、隣の席の女子から「いいな」、後輩から「憧れちゃうな」といわれるほうがうれしいというわけです。(214ページより)


男は一般化したがるが、女は具体化したがる


男性はルールや規則性を見出して「一般化」しようとしますが、女性はできるだけ個別のケースに落とし込んで「具体化」しようとするもの。つまり男女の会話がしばしばかみ合わなくなるのは、性質が正反対であるせいだといいます。なぜなら、そもそも男性と女性とでは会話の目的が違うから。

女性の目的は「おしゃべり」そのもの。女性は楽しく情報交換をし、共感し合ったり、刺激されたりすることなのです。「ラリー」を長く続けることを望んでいるので細かい部分まで具体的に話し、また聞いている人の感情に訴えるため、「自分がそのときどう感じたか」を強調するのだといいます。

対して男性の目的は「試合」です。結論=答えを出せば勝ち。早く勝って会話を終わらせるため、すばやくスマッシュを決めようとしているのだといいます。つまり、女性のおしゃべりラリーに対して「いつ終わるんだよ...」とイライラしても当然。逆にラリーを楽しんでいる女性側が男性のスマッシュに抵抗を感じても当然だというわけです。(236ページより)


男はほめてほしいが、女はわかってほしい


「ほめられたい」という願望は誰にでもあるものですが、男性と女性では「褒めのツボ」が異なるので、それぞれに響く褒め方をマスターしておいたほうがいいと著者はいいます。そしてまず意識すべきは、著者が考えた「褒めの基本4原則」。


1.いままでと変化した部分に注目して褒める
「髪切った?」「メイク変えた?」など変わった部分を指摘する褒め方で、これは女性の得意技。そしてこれは女性の観察上手・調和上手がなせる業。

2. その人が自分で気に入っているポイントを褒める
本人が褒めてほしい、気づいてほしいと思っている部分を褒める手段。高度なテクニックですが、その人のこだわりや大切にしていることを考えれば、正解に近づくことができるといいます。

3. 本当に自分がいいと思っている部分だけを褒める
自分の感想ですから、「いいな」と思った部分をそのまま口にすればいいだけ。お世辞をいう必要もないので、心理的に楽な褒め方。ただし普段から「他人を褒めよう」という気持ちで観察している必要があるため、「人に会ったら最低3箇所は褒める」などルール化しておいたほうがいいそうです。

4. 気づいたら、その都度褒める
気づいたその場で褒める、何度でもまめに褒めるということ。褒め慣れていない人は「わざとらしいかも」などと余計なことを考えて褒めるタイミングを逃しがちですが、人を褒めるときに「褒めすぎ」ということはないと著者はいいます。英会話と同じで、頻繁に使っているうちに慣れてくるということ。(209ページより)


そしてこれらの基本原則をマスターした次の段階として、著者は「男向け」「女向け」の褒め方を紹介しています。


・男の褒め方(部下・後輩へ)
男性は結果を気にするので、「どんな行動があの結果につながったか」を指摘する褒め方がいいそうです。

・男の褒め方(上司・先輩・同期へ)
上司や先輩を褒める場合は、事実を指摘するよりも、自分が感じている「すごい!」という気持ちを強調することがいいとか。

・女の褒め方(部下・後輩へ)
女性は結果よりもプロセスを気にするので、努力に共感した褒め方をすることが大切。
・女の褒め方(上司・先輩・同期へ)

対男性同様に、相手が同期や先輩なら、感動を前面に押し出すべきだといいます。
(211ページより)


本書の最大の魅力は、男女差についての実践的な指南書であると同時に、読みものとしても質が高いということ。読んでいくと「クスッ」と笑ってしまう箇所も少なくないので、スラスラと読み進めてしまえるのです。


(印南敦史)

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