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春野ユリ春野ユリ  - ,,  08:00 PM

クラウドファンディングでお金を支援するなら覚えておきたい、失敗しないための心得

クラウドファンディングでお金を支援するなら覚えておきたい、失敗しないための心得

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ライフハッカー編集部さま

素敵な見返りを約束していて、素晴らしいアイデアのクラウドファンディングを最近たくさん目にします。その中にはもう十分に資金を集めたものもありますが、まだ援助が必要なものもあります。そんなプロジェクトにお金を払っても大丈夫なのでしょうか? 素晴らしい製品やサービスが本当に届くのかどうか、どうやって見わけるのでしょうか?

GoFundYourselfより


GoFundYourselfさま

これはなかなか厄介です。紙の上ではすばらしく見えるプロジェクトが、実際に実行してみると結局はうまくいかなかった、なんてことは本当に「よくある話」だからです。資金提供をする前にプロジェクトを事前調査することはもちろん、クラウドファンディングで支援をするなら覚えておきたいポイントなどをいくつかお話ししましょう。


買い物ではなく、投資(または寄付)をしていることを忘れずに


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かなり資金調達されているプロジェクトであっても、資金を使い果たして潰れてしまう可能性もあります。なので、プロジェクトを見つけたときに資金がたくさん集まっているものであっても、必ず成功するとは思わないでください。米国最大のクラウドファンディングサイト「Kickstarter」を始めとして、クラウドファンディングのサイトを見つけるのは簡単なことで、そうしたサイト上のプロジェクトを見ていると自分は買い物をしようとしているような気分になるでしょう。しかし現実には、それこそがそうしたサイトの思惑なのです。クラウドファンディングサイトの目的は、高い見返りやピカピカのプロモーションを見せて、次世代の新製品を誰よりも早く買えると消費者に思わせることなのです。

ここで重要なのは「あなたは買い物をしているのではない」ということです。あなたは投資しているのです。そして投資にはリスクが付き物です。リスクについては初めのうちはわからないと思いますが、必ず存在するものです。

クラウドファンディングサイトの名誉のために言ってきますが、そうしたサイトはあなたを騙そうとしているわけではありません。あなたは商品を注文しているわけではないこと、ある商品やサービスがビジネス上の成功を収めてくれることを期待してお金を投資しているのだということを明確にしています。この点に関しては、Kickstarterのようなサイトは少しだけ質が良いです。あるプロジェクトに資金が集まらなければ、お金は戻ってくるからです。しかし、サイトによってはプロジェクトが目標達成できなくても、投資したお金が取り戻せない場合があります。どちらにしても、ギャンブルに近い性質があります。だから、「失って困るお金はギャンブルに使わない」という基本ルールを忘れないようにしましょう。


投資する前にクラウドファンディングの規約を熟読する


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クラウドファンディングのサイトは星の数ほどあって、それぞれに独自の利用規約があります。Kickstarterのように、プロジェクトが成功裏に終わったときだけお金を収集するものもあれば、すぐにあなたの銀行口座からお金を引き落として、資金調達目標が達成されてもされなくてもお金は返さないサイトもあります。例えば、Kickstarterは、誰かの「生活スタイル」や個人への資金提供はさせていません。ヘルスケア関連の募金や記念基金は同サイトでは認められないのです。一方で、これを認めているサイトも存在します。

どこでプロジェクトが運営されていようとも、あなたのお金がポケットから出ていって資金調達者の銀行口座に入るときには、必ず利用規約を熟読しましょう。プロジェクトが上手くいかないと怒る人がいますが、それでも払ったお金は戻ってきません。それでは困ると思うなら、投資する前にその点を確認して追加特典を手に入れましょう。しかし、45ドル払って、広告ビラや映画の終わりのクレジットに名前を入れてもらうという追加特典を手に入れても、もしプロジェクトが上手くいかなければ、その映画は決して上映されないので、何の意味もなくなり、資金調達者は集めたお金をもって立ち去るだけ、ということを覚えておきましょう。


投資する前に他の人たちの意見をチェックする


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言うまでも無いことですが、投資する前にインターネットで検索しましょう。キャッチーなプロモーションビデオ、良さそうな試作品、余裕たっぷりの資金調達されたプロジェクトであったとしても、Google検索しなくていいわけではありません。同じぐらい大切なのですが、そのプロジェクトが上手くいっているように見えて大金が集まっているのに、なぜか誰もそのことを話題にしていないなら、それも懸念材料になります。

前にも言及しましたが、まずプロジェクトに従事している人間を調べましょう。プロジェクトに従事している人間が売り込み中のアイデアを実現していくのに相応しい経歴と技術を持ち合わせているかをチェックするのです。そのプロジェクトがずいぶん話題になっているようなら、あるいは、そもそも他のサイトでも話題になっていて見つけたプロジェクトなら、調査の一部はもう済んだようなものです。しかし、念のために掘り下げていくことも大切です。あるブログが、「素晴らしい製品だ!」と言っていても、別のブログで酷評されているようでは、お金を投資するだけの信用はおけないということかもしれません。


アップデートを読み、可能なら投資レベルの変更をする


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どのクラウドファンディングもプロジェクト発起人がアップデートを公表したりプロジェクトのページにお知らせをアップしたりして投資家とつながっているようにしています。そういうアップデートは必ず読むようにしてください。なるべくなら投資する前にです。そして、アップデートが既に投資した人にしか読めないようになっていたら要注意です。投資家に対してどのような態度でいるかがわかります。集めたお金を現在どのように使っているか、そのプロジェクトに関してどのような情報を提供しているか、そして、最も重要なのは、プロジェクトのメンバーがどのぐらいプロジェクトに対して責任を持っているか、定期的に投資家とコミュニケーションを取っているかです。投資家に対して20日間も音沙汰なしでいるようなプロジェクトには投資したくはないでしょう。

盛大なキャッチコピーを打ち出すプロジェクトもありますが、その背後にいるチームはアイデアを実現するのにどのぐらいの仕事が必要か正確に分かっているので、姿をくらましてしまうかもしれません。関係者が逃げた後にお金を投資しないでください。例えば、前述のFitRPGはFitbitをゲーム化する優れたアプリですが、アプリを売り出した直後に多数の追加機能を付け加えることを目的としてKickstarterで資金を募りました。人気の波に乗り、多額の資金を集めましたが、1週間かそこらでアプリ開発者は謎の失踪をしてしまいました。アプリは更新が止まりツイッターも止まってしまったのです。それでもまだアプリは動いているので、バグや問題が発生しても未解決のままです。いったい彼らはどこに消えたのか誰にもわかりませんが、コメントのページを見ると多くの出資者が不穏な風を察知して当初約束していた投資金額を1ドルレベルまで引き下げたことがわかります。このプロジェクトは頓挫するかもしれないと懸念したからです。


期待しすぎない


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米Lifehackerの元ライターAdam Dachis氏と私がSuperchargedの最近のエピソード欄でクラウドファンディングについて語った折に、多くの派手なプロジェクトが残念な結果に終わるのは避けられないことだと指摘しました。プロジェクトの数があまりにも多すぎるし、手軽に金持ちになろうとする人も多すぎるのです。話題沸騰中のOuyaのような成功したプロジェクトでさえ、発売後にはかなりがっかりさせる結末となったのです。公平のためにいうなら、Ouyaはそれ自体は悪くはありません。しかし投資家が最初に期待したのとまったく同じレベルの優れたゲーム機でないのは確かです。

あらゆるプロモーション、投資家への追加ギフト、輝かしい特典、そうしたものは全部あなたに出資させるために作られており、プロジェクトの結果はなるようにしかならないのだということを忘れないでください。プロジェクトに大いに期待しているにしても、失望を味わうかもしれない心の準備をしておく必要があります。すばらしいテレビゲームは使ってみるとひどいもので、GIFや宣伝ビデオで見たほどには面白くないかもしれません。ピカピカの新しい真空調理温度調節器は最初の6ヶ月しかうまく稼働せず、その後は修理が必要になるかもしれません。お金を注ぎこむときは、こうしたことを念頭においてください。未来のことはわかりようもなく、プロジェクトが成功した製品が間違いなくあなたの期待通りのものであることを確かめることもできないのです。だから、一番良いのは、試してみながらも派手なものは遠巻きにして現実的になることです。

こうしたプロジェクトを支援するのは楽しいことに違いありませんが、一回限りのものもあり、そういう場合、プロジェクトに携わる人たちは製品を作って支援者に送ると、もう次の大きなプロジェクトへと移行していきます。決して演出された希少性や派手なボーナスにだまされて底なし穴にお金を投げこんではいけません。しっかり見極めて賢い投資をしましょう。

幸運を祈ります。

ライフハッカーより


Alan Henry(原文/春野ユリ)
Title photo by Tina Mailhot-Roberge. Additional photos by Toronto History, USDA, and Kletr(Shutterstock).

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