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森川陽太郎

 - ,,,  06:00 PM

トップアスリートが実践している心のバランスの保ち方

トップアスリートが実践している心のバランスの保ち方

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こんにちは、OKラインメンタルトレーナーの森川陽太郎です。

前回、「『ありのままの自分で勝つ』ための絶対的な自信のつけ方」でお話しましたが、私が提唱する「OKライン」とは、自己肯定感を持つか、自己否定感を持つかを分けるラインのことです。もっと簡単に言うと、何か物事に取り組んだ時、それに対して「OK!」と感じるのか「できなかった」と感じるのかを分ける評価基準(ライン)のこと。OKラインは「ポジティブ」とか「前向き」とか、そういった考えで自分を押し殺すのではなく、あくまで等身大の自分を受け入れた上で、結果を出していくためのメソッドです。

私は、メンタルトレーナーとして、今までに多くのアスリートやビジネスマンのサポートをしてきました。その中で、高い目標を達成できるかどうか、それを分けてきたポイントは「プレッシャー」と「自己肯定感」だと感じています。これら2つのバランスが成功するか失敗するかを分けるのです。

まずはこの2つのポイントを掘り下げてみていきます。その上で、OKラインを正しく設定するための5つのステップを紹介します。


ポイント1:高いプレッシャーを自ら課せるか


高いプレッシャーを自分にかけることができるかどうかはとても重要です。プレッシャーに対して逃げ道をつくらずに、そのプレッシャーを正面から受け入れる勇気と行動。自分の人生がかかっていれば、自然とできるのですが、なかなかそんな場面はありません。その目標に人生がかかっていれば、現実から逃げた方が「損」をするので頑張れます。だからこそ、何を犠牲にしてでも達成したい目標には高いプレッシャーがかかっても耐えることができるのです。

でも問題は、そこまでの気持ちがついてこない目標もあることです。


「営業成績で一番になってやる!」
「次のプレゼンを絶対に成功させてやる!」


頭では何が何でも達成したい目標だと思っていても、無理やりそう考えているだけで気持ちがついてきていないことが多々あります。人生をかけて1つの目標に向かうことは歳を重ねれば重ねるほど難しくなってきます。その目標だけが自分の人生の幸せではなく、他にもたくさんの幸せを見つけているからです。目標に対してそれほど高いプレッシャーをかけなくても、なんとなく頑張って、それで達成できたらいいなという感じになってしまいます。

そこで、自分の気持ちをついてこさせるためには、目標に対してプレッシャーをかけるようにしてみるというのが大切なことです。

たとえば、「営業成績で一番になる」ということを口に出して周りの人に言う。その時に考えてほしいのは、誰に言ったら一番プレッシャーがかかるかということ。仕事に関係ない友達に宣言するよりは、会社の同僚に宣言する方がプレッシャーがかかるなら、そうしましょう。人は無意識に、自分にプレッシャーがかかるものを嫌がり、避けてしまいます。目標に対して意識的にプレッシャーをかけることで「責任」も発生し、目標を達成する価値が自分の中でも高くなります。

アスリートでも、ビジネスマンでも、目標を達成できる人は目標に対して「責任」を発生させることが上手い。人はリアリティがあるものに対しては、モチベーションを高めて取り組むことができるので、プレッシャーもかけやすくなります。なので、リアリティがないものにプレッシャーをかけることは、ただストレスを生み出し、苦しくなってしまうだけです。自分の実力を考えたときに、少しは可能性があると感じているものに対してあえてプレッシャーをかけることが重要なのです。


ポイント2:自己肯定感を持って物事に当たる


自己肯定感を持つときに役に立つ考え方。それが「OKライン」です。

先ほども書きましたが、OKラインとは、自己肯定感を持つか、自己否定感を持つかを分けるラインのことです。どんな状況でも、自分にOKをあげられるようになることは意外と難しいもの。周囲のレベルが高い状況、自分の欲が強くなる場面、人からの評価が気になったりする場面など、高いプレッシャーがかかっている状態になればなるほど、自分にOKをあげることは難しくなります。

なので、ポイント1で書いたように、自分自身にプレッシャーを意識的にかけると、今度はOKラインが上がってしまいます。完璧を求めはじめ、自分にOKをあげられなくなってしまうのです。そうすると「自分はダメだ...」という自己否定感を覚え、段々と自信を失い、目標に対して実力を発揮できなくなるという悪循環が起きます。

たとえば、私は昔、サッカー選手としてプレーしていました。その時に、新しいチームに入るとはじめの1カ月は実力を発揮できて良いプレーをすることができました。しかし、チーム内の誰が中心で、自分はこのチームでどれぐらいの立場なのかがわかってくると、段々とパフォーマンスが落ちていったのです。それは、「この人にこう思われたい」というように、人の評価を気にし始め、他人に評価の基準が向いてしまうことで起こります。自分よりもチーム内で上の立場の人から認められることがいつの間にかゴールになってしまい、試合に勝つという本質を見失ってしまうのです。僕の場合は、チームの中心的な選手にいつも大きなプレッシャーを感じていました。

キャリアアップの転職や部署移動、その他のビジネスシーンでも、無意識に感じるプレッシャーはさまざまなことを引き起こします。


・上司にプレゼンするのは自信を持ってできるけれど、社長に対してプレゼンする時は自信が持てない。
・管理職になった時に、部下との信頼関係を構築できるか自信が持てない。
・仲間内のゴルフはのびのび自信を持ってできるのに、コンペになるとプレーが臆病になる。


そこで、自分よりも立場が上だったり、実力がある人の前でも実力を発揮できたりするようになるためには「OKラインを低くする」ことが重要になるのです。OKラインを低くすることは、目標を低くするのとは違います。ここでの狙いは、自分が設定した目標を1つずつ超えるごとに、自分に「OK」をあげて、自己肯定感を高めることです。

より高い目標を達成するためには「自己肯定感」が重要なのです。自己肯定感は「自信」をつくり、プレッシャーを感じる場面でも実力を発揮するための土台になります。


OKラインを正しく設定するための5つのステップ


では、OKラインはどのように下げればいいのでしょうか? 以下、5つのステップを踏んでみてください。


1.自分の感情に気づけるようになる

まずは、自分がどんな感情を持っているかに気づけるようになることが重要です。人は意外に自分がどんな感情を持っているかを認識することができていません。まずは、1週間、自分の感情を表現する言葉を20個以上つかって日記を書いてみましょう。


2.感情を評価しない

感情に気づけるようになったら、ポジティブな感情もネガティブな感情も、良いもの/悪いものと評価することをやめましょう。日本人はポジティブシンキングが流行りすぎているため、自分が抱いている感情を良いもの/悪いものと評価する思考のクセがついてしまっています。


3.緊張したまま行動する

「緊張」も悪いものだというように刷り込まれてしまっているものの1つ。でも、過去を考えてみると、「緊張していてもできたこと」はたくさんあるはずです。それなのに緊張を悪いものだと思ってしまっていてはもったいない。本当に悪いのは、緊張した自分に対して自己否定感を覚えることなのです。

そこで、「自分は緊張している」と認識したまま物事に取り組み、成功体験を積むことが大切です。緊張が悪いものだという認識が変わり、緊張していても自己肯定感を持てって物事に当たれるようになります。


4.自分に何ができて、何ができないのかを正確に把握する

自分の実力を正確に把握している人は意外に少ない。どうしても自分のことを評価するときに、「こうありたい」という願望が入ってしまい、自分の実力を過大評価してしまうのです。それでは、せっかく実力以上のことができても「自分はもっとできるはず...今回もダメだった」といった具合に自己否定感を抱くことになってしまいます。「自分には何ができて、何ができないのか」を正確に把握することで、自己肯定感を持ち、自分自身を高めるための環境をつくっていくことができるのです。


5.OKラインは自分が確実にできることに設定する

自分が確実にできることにOKラインを設定することで、自己肯定感を持って高い目標に向かっていくことができるようになります。すると、感情を評価せず、OKラインを確実にできることに設定し、マイナスの感情を持ったまま行動をすることで、大きなプレッシャーに打ち勝ち、高い目標を達成できるようになるのです。


OKラインについては、以前にも「『周囲の評価を逆転させる』ためのタフな心の作り方」で、私の友人でもあり、世界で活躍しているダンサーのTAKAHIRO(上野隆博)さんの体験を元に解説をしましたので、併せてご参考まで。

結果を出すアスリート、目標を達成するビジネスマンは、「プレッシャー」と「自己肯定感」のバランスを上手に保っています。自分に「OK」をあげながら、能力や才能、性格によらない「成功の道」があることも、ぜひ頭に置いてみてください。



(森川陽太郎)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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