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itouitou  -   09:00 PM

スティーブ・ジョブズに学ぶ、最高の生産性メソッド

スティーブ・ジョブズに学ぶ、最高の生産性メソッド

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Appleについてあなたがどう思っていようと、スティーブ・ジョブズ氏は、同社の顔という以外に、非常に多くのものを生み出したCEOでもあります。ジョブズ氏は、2011年に亡くなるまでに、Appleを再建するとともに、生産性の高いユニークな職場環境を作り上げました。以下、彼が行った施策をいくつか見ていきます。

ジョブズ氏は間違いなく複雑な人物でした。天才的なアイデアだけでなく、たくさんの悪いアイデアも持っていました。マネジメントスタイルは対決的、礼儀知らずな性格で、その権威主義的態度はよく知られていました。つまりジョブズ氏は、一緒に働くのが大変な、面倒な人物だったのです。それでも、彼は企業を再建し、革新的な製品を市場に送り出してきました。90年台にはPixarを創設し、1997年にAppleに戻ると、倒れかかっていた同社を立て直しました。


ガラクタを一掃し、大事なことにフォーカスする


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1997年、ジョブズ氏がAppleに戻ったとき、彼は、同社が多種多様な商品を売ろうとして苦労しているのに気づきました。ジョブズ氏がCEOになって真っ先にしたのは、製品の種類を減らすことです。ジョブズ氏は、Apple商品の選択肢を減らしてMacを選びやすくしました。その後、iPod、iPhone、iPadを市場に投入していきますが、常に、メインの製品ラインアップは数種類に抑えていました。

ジョブズ氏はAppleにだけそうしたのではありません。相談してきた人みんなに同じアドバイスをしていました。例えば、Nikeに対しても、ガラクタ製品を排除するように諭しています。


「何かアドバイスはありませんか?」とパーカー氏がジョブズ氏に尋ねました。「そうだね、ひとつだけ」とジョブズ氏。「Nikeは世界でも最高の製品を作っていると思うよ。君たちが情熱を傾けている製品はそうだね。でも、君たちはガラクタもたくさん作ってる。ガラクタを一掃して、良い製品だけにフォーカスすべきだ」パーカー氏は思わず苦笑してしまったそうです。しかし、ジョブズ氏の顔は笑っていませんでした。彼は真剣だったのです。「彼はまったく正しかった」とパーカー氏。「我々は本当に変わる必要があったのです」


ジョブズ氏の指摘は日常生活にもあてはまります。あまりに多くを抱えているなら、ノーということを覚えてください。キャリアと人生に本当に役立つ活動以外は、一掃しましょう。本当に重要なことだけにフォーカスするのです。


役割を委任する


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もちろん、重要なことだけにフォーカスするのは、言うほど簡単ではありません。ジョブズ氏は、社員たちがベストな仕事ができるような仕組みを持っていました。誰もが、自分がやるべきことだけに取り組める仕組みです。会議中に、ジョブズ氏は、ひとりの社員を指名し、そのタスクの責任者にします。狙いは、代表者を決めることで、誰もが自分のやるべきことだけに取り組み、他のことを心配しなくてすむようにすることです。米誌『Wired』は次のようにまとめています。


社員たちは、会議の後で言い訳は許されません。Appleの会議では、「アクションリスト」が作成され、各アクションの隣にはDRI(directly responsible individual:直接責任者)が書き込まれます。すなわち、そのタスクの達成に責任を負う個人の名前です。


私たちにとっても、この「委任する」という考えは役に立ちます。ベストな仕事をするには、マルチタスクをやめ、一度にひとつのタスクに集中する必要があります。誰かにタスクを委任できれば、重要なことに取り組む時間を増やせます。


できるだけ多様な人生経験を積む


自分のタスクにフォーカスすると言っても、他のものは一切無視しろという意味ではありません。人生とキャリアにおいて、ひとつのことだけに特化するのは驚くほど簡単です。ジョブズ氏はスタンフォード大学の学位授与式のスピーチで、ときどき、自分のスキルセットを広げるために、世界を見渡すことを勧めています。


リード大学は当時、この国で一番のカリグラフィの講座を開いていました。キャンパス中のポスター、引き出しのラベルはすべて、美しい手書きで書かれていました。私は大学をドロップアウトしたところで、通常の授業を受ける必要がなかったので、カリグラフィの授業をとって学ぶことにしました。私は、セリフ書体やサンセリフ書体を学び、文字の組み合わせで文字間の隙間が変わることや、何が素晴らしいフォントを素晴らしくするかについて学びました。それは、科学ではとらえられない美しさ、歴史性、芸術的な繊細さがありました。私はすっかり魅了されました。


このどれも、私の人生に役立つ見込みはありませんでした。しかし、10年後、私たちが最初のマッキントッシュを設計しているとき、そのすべてが蘇ってきたのです。私たちはこのすべてをMacに注ぎ込みました。それは、美しいフォントを持つ最初のコンピューターとなりました。もし、大学であの授業を受けていなかったとしたら、Macはマルチ書体や、プロポーショナルフォントを持たなかったでしょう。WindowsはMacをコピーしただけなので、Macにそうしたものが盛り込まれなければ、今のようなパーソナルコンピューターはこの世に存在しなかったでしょう。もし私が大学をドロップアウトしなければ、カリグラフィの授業は受けていなかったし、パーソナルコンピューターは今のような素晴らしいフォントを持たなかったはずです。もちろん、大学にいるときに、そうしたことが起こるとは考えもしませんでした。しかし、10年後に振り返ってみれば、すべてがつながっていたことが、はっきりと見えるのです。


創造性とは点を結びつけることだというのは、あなたも聞いたことがあるはずです。ジョブズ氏はWired誌のインタビューで、このことを話しています。


創造性とは物事をつなぐことに過ぎない。クリエイティブな人たちにどうやって創造したのか尋ねると、その人たちは少し後ろめたい気持ちになる。なぜなら、彼らは本当に何かを創造したのではなく、ただ何かを見つけたに過ぎないからだ。しばらくすると、全くそうであることに気づいてしまうのだ。彼らは経験したことを結びつけて新たなものを合成する。彼らにそれができるのは、ほかの人たちより多くのことを経験しているからだ。あるいは、自分の経験について、ほかの人たちより多く考えてきたからだ。


残念ながら、そうした人はめったにいない。我々の業界の多くの人は、多様な経験を積んできていないのだ。経験が足りない人たちは、点をつなぐことができない。彼らは、問題を広い視野から眺めることがなく、直線的な解決法しか思いつかない。人間の体験への理解が広がるほど、より良いデザインが可能となるのだ。


すなわち、多様な経験をするほど良いということ。体験の価値は以前にもお伝えしたとおり。体験に対してお金を使えば、あなたはより幸福になるのです。


毎日を評価し、必要なら変える


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同じ学位授与式のスピーチの中で、ジョブズ氏は自身の最大のモチベーションについて語っています。「死」です。死は恐ろしいものですが、ジョブズ氏が世界へ関心を持ち続けられたのは死のおかげなのだそうです。


17歳のとき、「一日一日を人生最後の日のように生きれば、いつの日か自分がただしい場所にいることに気づくだろう」という言葉と出会いました。この言葉はとても印象的で、それ以来33年間、私は毎朝鏡の中の自分にこう問いかけ続けました。「今日が人生最後の日だとしたら、今日することをしたいと思うだろうか?」 そして、答えが「ノー」の日が何日も続くなら、何かを変えるべきだとわかるのです。


自分はまもなく死んでしまう、それを思い出すことが、人生で大きな決断をする一番の助けになりました。なぜなら、ほとんどすべてのことは、つまり、他者からの期待、プライド、失敗への恐れ...、こうしたことすべては、死を目の前にすれば吹き飛んでしまいます。そこでは、本当に重要なことだけが残ります。私が知る限り、死を想うことは、何かを失うという恐れにつかまらないための最善の方法です。あなたは最初から裸なのです。本心にしたがって生きない理由などありません。


ジョブズ氏は、単に仕事を辞めてしまえとか、洗濯などしなくていいと言っているわけではありません。誰にだって、したくないことをして過ごす日はあるもの。しかし、そうした日々が、したいことをする日よりも多いのなら、生活を見直すべき時です。悪い日がつづくようなら、キャリアを変える時なのかもしれません。


Thorin Klosowski(原文/訳:伊藤貴之)
Photos by Mackenzie Kosut, A2gemma, and Clare Bell.


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