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ライフハッカー編集部  -   07:30 PM

ニュートン「運動の3法則」を生産性向上に当てはめてみた

ニュートン「運動の3法則」を生産性向上に当てはめてみた

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1687年、アイザック・ニュートンは画期的な著作『プリンキピア(自然哲学の数学的諸原理)』を刊行しました。運動の3法則を論じたこの本は、物理学はもとより、科学全般の基礎を築いたものです。そしてこれらの法則は、生産性の向上や仕事のムダの削減、さらにはより良い人生を送るためのアナロジーとしても興味深く、有用です。

筆者はこれを「ニュートンの生産性法則」と名づけました。


ニュートンの生産性第1法則


運動の第1法則:物体は外部から力を加えられない限り、静止状態のままにあるか、等速運動を続けるかのいずれかである(すなわち、運動している物体は運動を続け、静止している物体は静止状態を続ける)。


多くの意味で、先延ばしこそ、宇宙の基本法則と言えるでしょう。先延ばしは、ニュートンの第1法則を生産性の問題に当てはめたものです。静止している物体は静止状態を続ける、というわけです。

ただ、これにはプラス面もあります。この法則は裏返しても成り立つからです。運動している物体は運動を続けます。生産性向上に当てはめると、これが意味するのはただひとつ、とにかく取りかかる方法を見つけるのが肝心、ということになります。一度始めてしまえば、「動き続ける」のはずっと簡単です。


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では、先延ばしの罠にはまって身動きが取れなくなった時に、やるべきことに取りかかるには、どうすれば良いのでしょう?

筆者自身の経験から言って、やるべきことに取りかかるのに一番効果的なのは2分ルールです。

2分ルールを生産性向上のためにアレンジすると、「先延ばしに打ち勝つには、やるべきタスクのとっかかりになりそうな、2分以内でできる作業を見つける」となります。2分以内にタスクを「終わらせる」必要はない点に留意してください。それどころか、最初に取りかかるのは主要なタスクでなくてもかまいません。それでも、2分でできる作業に着手すれば、ニュートンの第1法則のおかげで、そのまま動き続けるのはずっと楽になるはずです。

ではいくつか例を挙げましょう。

  • あなたは今、ランニングに出かけるのを面倒に思っているとします。でも、ランニングシューズを履いてウォーターボトルに水を入れるといったちょっとした準備をすれば、玄関から外に出ようという気持ちになれるのではないでしょうか。
  • あなたは今、レポートがなかなか書けなくて、何も書かれていないコンピューターの画面を見つめているとしましょう。でもたった2分間、思いついたことを文にするだけで、その中に使えるフレーズが見つかり、それを手がかりとしてどんどん書いていけるかもしれません。
  • あなたは今、スランプに陥って何も描けない状態だとしましょう。それでも、紙になんとなく線を描いていたら、犬の形になってきました。そこから創造力が湧き出てくることもありえます。

多くの場合、モチベーションは着手したあとに湧いてくるのです。まずはささやかなことから始める方法を見つけてください。運動している物体は運動を続けるのですから。


ニュートンの生産性第2法則


運動の第2法則:F=maという方程式で表わされる。物体にかかる力のベクトル和(F)は、その物体の質量(m)に、その物体の加速度ベクトル(a)を乗じたものに等しい(すなわち、力は質量と加速度の積に等しくなる)。


ではこのF=maという方程式を読み解き、生産性の問題にどう当てはめられるかを見ていきましょう。

この方程式には、留意すべき大事なポイントがひとつあります。それは力、すなわちFがベクトルであるということです。ベクトルは、力の大きさ(どれだけの労力を割いているか)と、力の向き(その労力をどこに向けているか)から成り立っています。言い換えれば、物体を特定の向きに加速したいのなら、その物体にかける力の大きさと、力の向きの両方が重要になるというわけです。

つまり、同じ理屈は、あなたが生活の中でやるべきことを済ませる場合にも当てはまるのです。生産的になりたいのなら、どれだけ労力をかけたか(大きさ)だけでなく、どこに労力を費やしたか(向き)も大事なのです。これは人生の大きな決断にも、日常生活のちょっとした判断にも当てはまります。

例えば、以下の図のように、まったく同じ能力でも、それをどの方向に使うかで、結果は大きく変わってきます。


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簡単にまとめると、人が仕事に割ける労力はある程度限られているので、その力をどこに向けるかは、どれだけ努力するかと同じくらい重要ということです。


ニュートンの生産性第3法則


運動の第3法則:
第1の物体が第2の物体に力をおよぼす時、第2の物体も同時に第1の物体に対して、大きさが等しく向きが反対の力をおよぼす(すなわち、同じ大きさで反対方向の力がおよぶ)。


私たちは誰もが、日常生活の中で物事をこなす際の平均速度を持っているものです。あなたの生産性と効率性の通常のレベルは、日常生活での「生産的な力」と「非生産的な力」の均衡の上に成り立っています。つまり、ニュートンの言う「作用・反作用の法則」と同じです。

私たちの日常には、集中ポジティブな思考法モチベーションのように、生産性を後押しする力もありますが、一方でストレス睡眠不足多くのタスクをいっぺんにやろうと無理をする、といった非生産的な力も働いています。


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効率と生産性をさらに向上させたいのなら、2つの選択肢があります。

1つ目は、生産的な力を強化する、というやり方です。これは「力ずくで押し切る」方法と言えます。やり抜くと決め、もう1杯コーヒーを飲んでさらに頑張る、というわけです。集中力を高めようとドラッグに走ったり、自分を鼓舞するのに自己啓発ビデオを見たりする人がいるのは、こうした考えに基づいています。生産的な力を増すことで、直面している非生産的な力を押し切ってしまおうとする取り組みです。


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言うまでもないですが、無理をしすぎて燃え尽きてしまったら、この方法は使えなくなります。でも短期間であれば、「力ずくで押し切る」戦略もうまくいく可能性はあります。

第2の選択肢は、非生産的な逆向きの力を弱めるという方法です。生活からムダを省くノーと言う方法を身につける環境を変える、自分が引き受けている責任の数を減らすなどして、あなたを押しとどめている力を減らすわけです。


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生活の中に潜む非生産的な力を弱めれば、生産性は自然に伸びていくでしょう。あなたを押しとどめていた手が、まるで魔法のように取り除かれるイメージです(筆者のお気に入りの表現を使うなら、生産性向上を阻むあらゆる要素を一掃してしまえば、さらに生産性を上げるコツは、もはや必要なくなりますね)。

多くの人は、力ずくで押し切る方法を選び、障壁を打ち破って前に進もうとします。この戦略で問題なのは、それでも逆向きの力と対抗しなければいけないという点です。筆者の場合は、逆向きの力を弱めて、生産性が自然に伸びる方法を選んだほうが、余計なストレスがなくてずっと楽でした。


まとめ:ニュートンの生産性3法則

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このように、ニュートンの運動法則は、生産性向上について知っておくべき事柄すべてを教えてくれる、深い知見に満ちたものなのです。

1.運動している物体は運動を続けます。タスクのとっかかりになりそうな、2分以内でできる作業を見つけましょう。
2.ただ労力を注ぎ込むだけでなく、その労力を正しい方向に向けるのも大事です。あなたが使える力は限られていますから、どこにそれを使うかが重要です。
3.あなたの生産性は、非生産的な逆向きの力と均衡しています。生産性を高めるには、障壁を力ずくで押し切るか、逆向きの力を弱めるかの、2つの方法があります。余計なストレスがかからないのは第2の選択肢のようです。


The Physics of Productivity: Newton's Laws of Getting Stuff Done | James Clear

James Clear(原文/訳:長谷 睦/ガリレオ)
Image adapted from Zygotehaasnobrain and Vallepu (Shutterstock).

  • ,,,, - By

    友清哲

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