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堀込泰三  -   08:00 PM

ビジネスの世界でコラボレーションが失敗する理由(とその対策)

ビジネスの世界でコラボレーションが失敗する理由(とその対策)

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Inc.:ビジネスの世界は、コラボレーションであふれています。でも、それって本当に役に立っているのでしょうか? もしかして、害の方が多かったりしませんか?

Appleの共同創設者であるスティーブ・ウォズニアック氏は、ニューヨークタイムズのインタビューで正反対のことを述べています。「これから言うアドバイスは、受け入れるのが難しいかもしれません。そのアドバイスとは、"1人で働け。委員会でもなく、チームでもなく"です」。

いったい、コラボレーションの何がそんなに悪いのでしょうか。そこで、コラボレーションで起こり得る問題をいくつか紹介したいと思います。


コレボレーションは服従のもと


イノベーティブなアイデアは、服従の文化からは生まれません。ところが、残念ながら過剰なコラボレーションは、事なかれ主義を生み出します。特別な境遇では服従がクリエイティビティを生むとする研究結果もありますが、多くの場合、既成概念にとらわれないイノベーティブなアイデアにはつながらないのです。

ベストメンバーがグループとして出した決断は、自信過剰に陥りやすく、それがクリエイティビティを阻害します。よりよいアイデアを思いついても、グループをハッピーな状態に保つために、口をつぐんでいた方がいいと思ってしまうのです。


チームワークは怠惰のもと


参加者の過半数が"心ここにあらず"な会議に参加したことはありますか? 参加者がみんな、「自分は準備しなくても、誰かが何とかしてくれるだろう」と思っているような会議です。これは「社会的手抜き」と呼ばれる現象で、グループに入れられたメンバーが、あまり力を入れずにその場をやり過ごそうとするために起こる現象です。


コラボレーションは無駄なのか?


このように、社員をグループとして集めてしまうと、グループ的思考しかできなくなり、大きな成果は望めません。心理学者Anders Erissonの研究によると、ある道を究めるための最善の策は、もっともチャレンジングなプロジェクトに取り組むこと。つまり、グループで問題対策に当たっていては、いつまでもそのタスクを習熟することはできないのです。

グループの中で個人が貢献できるのは、作業およびイノベーションの一部分に過ぎません。1つのアイデアを自分で育ててからグループに改善や指針を求めるやり方とは異なり、グループのセッティングで各個人が本当に得られるものは何もないのです。つまり、コラボレーションは、社員の学習や成長の機会を妨げていることになります。


コラボレーションを改善するには


だからといって、今あるコラボレーションをすべてすっぽかすわけにはいきません。そこで、コラボレーションにおける雰囲気を良くするための4つのコツを紹介します。これで、コラボレーションを維持しつつ、メンバーの成長も期待できるでしょう。


1. 役割を入れ替える

チーム内での役割がいつまでも変わらなければ、やがて現状に甘んじるようになってきます。そんな状況を避け、奇想天外なイノベーションを生み出すためには、チャレンジングな新しい役割を与えることが必要です。

前述のように、大きな課題に正面からぶつかって行かない限り、何かを習得することはできません。社員には、「まあまあ」で満足せず、常に現状に挑戦することを促しましょう。そうすることで、コラボレーションにおける社会的手抜きを抑制できるはずです。


2. あえて反論する

チームがひねり出した見事なアイデアは、本当に見事ですか? チーム内のメンバー1人を選び、あえて反論をさせてみましょう。その反論がきっかけとなって、チームは新たな視点で考えることを余儀なくされます。自分たちの正しさを主張するには、アイデアが精査に耐えられるものであることを証明しなければなりません。


3. バランスのとれたチーム作りを

同じような役割のメンバーでチームを作らないことです。それらのメンバーは考え方も似ているため、クリエイティブな解決策にたどりつく可能性が下がります。それよりも、多様なスキルを持つメンバーでチームを作ってください。それぞれに専用の役割を明確に定めます。そうすることで、それぞれが自分のタスクへの当事者意識を持つことができ、社会的手抜きをさらに抑えることができるでしょう。


4. 1人の時間を許可する

クリエイティビティには、1人の時間が欠かせません。教育現場で反転授業(自宅で教材を予習してから教室に集まる)が多く取り入れられているのはそのためです。1人でやるパートを終わらてからグループに臨めば、課題解決のためのより良いアイデアを持ち込むことができます。さらに、グループにアドバイスを求めたいことや聞きたいことを、事前にあぶりだしておくことができます。


コラボレーションは魔法の薬ではありません。かといって、すべてのコラボレーションを手放せるわけもありません。役割を明確化して、1人の時間を許可し、集団的思考を避けることで、それぞれのメンバーが最大限の力を発揮できるような、効果的なコラボレーションが得られるでしょう。


Why Collaboration Often Fails | Inc.

Ilya Pozin (訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

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