• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

印南敦史印南敦史  - ,,  07:30 AM

ムダな努力を避けて結果を出せる人は、才能がある人への頼み方を知っている

ムダな努力を避けて結果を出せる人は、才能がある人への頼み方を知っている

201409010.jpg


究極的に言ってしまえば、私は「できるだけ努力をしないで生きよう」という考え方が、最も大事なことではないかと思っています。(210ページより)


努力不要論――脳科学が解く! 「がんばってるのに報われない」と思ったら読む本』(中野信子著、フォレスト出版)の著者は、こう記しています。大胆にも思えますが、その裏側にあるのはこんな思い。


世の中を見ていると、じつに無意味な努力を重ねさせられ、そのうえに搾取されてしまっている人が多いことがわかるのです。本当は、声を上げるべきなのに、すべて自分のせいにしてしまう。(「はじめに」より)


つまり、「努力すればなんとかなる」「息苦しいのは、努力が足りないせいだ」という考え方は間違っている。努力を否定するという意味ではなく、「不本意な努力」をしないようにすべきだということ。しかし、そのためにはどうすればいいのでしょうか? 第7章「努力をしない努力をしよう!」から要点を引き出してみます。


他人の才能を使いこなす


自分ができること、できないことを理解するのと同時に、自分のまわりにいる人の適性を観察し、自分にできないことをお願いする。それは、人間にとって最も重要な戦略だと著者は言います。

もちろん大前提は、「自分にできること、できないことを正確に把握する」こと。さらには「他人の得意なものを見抜く目を養う」という、広義の努力は必要になるといいます。でも、こうして培われた能力は決して無駄にはならないもの。また、他人の才能を見抜く目を養うのと同時に、お願いしたことを人に気持ちよくやってもらえるトレーニングもした方がよいそうです。

「自分でやった方が早い」という考え方がありますが、多くの場合は、自分でやると時間もかかり、クオリティもさほど高くなく、よりコストもかかるもの。また、もうひとつデメリットがあるとすれば、それは「自分で全部やってしまう人の周囲では、後輩や子どもたち、後継者が育たなくなってしまう」ことだといいます。能力の高さと努力が、周囲の目をつぶしてしまうというわけで、いわば「自分ひとりでなんでもやる」というのは、無駄な努力、間違った努力だということです。(210ページより)


才能よりも経験値


年齢を重ねることで伸びていく才能もあれば、衰えていく才能もある。しかし、知識の深度や経験値からくる判断能力、意思決定力のようなものは伸びていくといいます。そしてこれは鍛えることもでき、鍛え続けている人とそうでない人との間にはかなりの差が出るのだとか。

歳を重ねてできなくなったことは若い人に任せた方が理にかなっていますし、逆に若い人が苦手なところは、年長者がその範を示し、若い人に教えていくべきだということです。(212ページより)


努力をしない努力


著者は、真の努力とは「努力をしない努力」だと思っているのだそうです。努力信仰の人は、無闇に努力をし続ける快感に溺れ、「努力をしない努力」をしていない人がほとんど。だからこそ、自分よりも能力のある人、できる人を見つけ、その能力を認める力を持つことが大切だといいます。

社長になる人や、自分だけでなんでもできるという人は、小さい組織の長、あるいは期間限定の組織の長に向いた人。小さい組織なら1人のカリスマがいればまとまりますし、永続的でない組織なら後継者を育てる必要もないからです。

しかし組織が大きくなってきたり、長く続く組織にしたい場合には、組織の長だけが突出した才能を持つより、周囲の人を動かすことを心がける方がずっと効果的だと著者は断言しています。(213ページより)


才能がある人を使うコツ


では、才能がある人を使うためにはどうすればいいのでしょうか? この問いに対し、著者は「なによりも、褒めること」だと主張しています。ただし、褒め方にはコツがあるのだとか。それは、「自分では気づいていないけれど、他人が気づいている」ところを褒めるということ。


相手が自分の心の窓を開こうとする、その窓際にグリースでも塗ってあげるようなイメージで、相手が気づいていないところを褒めていきましょう。(215ページより)


また当然のことながら、ウソくさい内容ではなく、リアリティがあることを褒めてあげることが大切。それは言い換えれば、「少なくとも、可能性ぐらいは確実にあるようなこと」だそうです。

人を動かすとき、相手の長所を見抜く力は本当に大事。なぜなら人は、「自分のことを理解してくれた」とか、「自分の話を聞いてくれた」とか、自分でも気づかないいいところを見抜いてもらい、使ってもらえた」ということをうれしく感じる性質があるから。だから関心をもってもらえると、相手に好意を持つわけです。

「僕を見ていてくれた、見抜いてくれたから、この人のために動こう」
「自分だけでは小さな人生しか生きられないけれど、この人についていったら自分の才能を活かせるかもしれない」

そう思わせる力が、優れたリーダーには必要だということ。つまり自分では動いていないように見えたとしても、人を見抜く力を持った人は、とても優れたリーダー。自分で無駄な努力をせず、できることを、できる人に任せる。そうして、チームとして最高のパフォーマンスを維持できるということです。(215ページより)



個人的には芸能人ネタが多いことに少し抵抗を感じましたが、それはあくまで好みの問題。逆にいえば、好きなタレントの名前が出てくることは、特定の読者にとってのフックにもなるでしょう。つまりはそんなところも含め、すっと入り込んで行きやすいポイントが随所に用意されているわけです。


(印南敦史)

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.