• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

赤木優理|StartUp44田寮寮長、チーム・ゼロイチ代表

 - ,,,,,,  01:00 PM

5年先を見据えて伸びる会社員が「起業体験」で学ぶワケ!

5年先を見据えて伸びる会社員が「起業体験」で学ぶワケ!

140901zero_ichi_top.jpg


"イノベーション人材"に興味ある会社員の方々は是非ご一読下さい!

そもそもイノベーションという言葉自体も社内で明確でないのに、果たして求められる人材になれるのか? そんな現状に疑問を感じる現役会社員におススメする「会社員かつ起業家」という新WORKスタイルとは?



イノベーションには2種類あるって知ってました?


イノベーションという言葉って分かっているようで分からないですよね。そもそも、今求められているイノベーションって何なのでしょうか? まずはこの議論から話を始めたいと思います。


140901zero_ichi1.jpg


現在の研究では、実はイノベーションには少なくとも2種類あると考えられています。それは「持続的イノベーション」と「非連続(破壊的)イノベーション」です。

まず1つ目の「持続的イノベーション」とは、コアとなる製品を変形させて新商品として投入する新商品投入モデルです。カメラメーカーが新機能を搭載したカメラを新商品としてリリースしていくようなケースがこれに当たります。ほとんどの国内大手企業は高度経済成長期以降、この「持続的イノベーション」によって成長してきました。

2つ目の「非連続(破壊的)イノベーション」とは、今までの実績が少なくユーザーのニーズが把握できていない領域で、00(ゼロ)から新規事業を行うモデルで、カメラメーカーが新たに化粧品事業を起ち上げるケースなどがこれに当たります。日本などの、成熟した先進国マーケットでは持続的イノベーションが行き詰まっているケースが多く、大手企業の多くで求められているのは、こちらの新しいマーケットを生み出す「非連続イノベーション」だったりします。 

前述の2つのイノベーションは必要とされるシーンも手法も全く異なることが分かっています。実は、多くの企業でイノベーションが上手くいかない理由の1つは、ここに隠されています。つまり、今迄社内で上手くいっていた「持続的イノベーション」と、現在求められている「非連続イノベーション」とを差別化できていないこと、また「非連続イノベーション」への理解が乏しく、今までの「持続的イノベーション」と同じやり方で進めようとしていることなどです。


今、起業家たちの注目を集める、国内マーケットの裏事情とは?


最近は、テレビ東京の人気ニュース番組「WBS(ワールドビジネスサテライト)」や各種新聞など、多くのメディアで起業家のことを見ない日のほうが少ないくらいです。この昨今の起業家ブームには前述の2種類のイノベーションが大きく関係をしているのです。
 

140901zero_ichi2.jpg


上図を見て頂くと高度経済成長期は、市場に提供される商品の技術クオリティが、ユーザーが求めるクオリティレベルよりも低かったことが分かります。なので多くの企業はコア商品の更なる改良をすればするほど(つまり「持続的イノベーション」を行えば)多くのユーザーが新商品を買ってくれるという現象が起こっていました。

しかし、現在の国内マーケットでは逆転現象が起きています。つまり、そんなに新機能をつめ込まれてもユーザーには必要ない......だから商品を買わない......という現象が起こっているのです。したがって、これ以上「持続的イノベーション」を繰り返しても、売れる商品が生まれにくくなってしまっています。

ですので、今までのビジネス領域とは異なる、まだ成熟していない領域で新たなビジネスを0(ゼロ)から立ち上げていく(つまり「非連続イノベーション」を起こしていく)ことが求められているのですが、大手企業には「非連続イノベーション」のナレッジが蓄積されていない......。そこで注目を集めているのが、まさに0(ゼロ)から事業を起ち上げる挑戦を日々行っている起業家たちなのです。
 
いま現在は、大手企業が起業家をM&Aするケースに見受けられるように、0(ゼロ)から事業を起ち上げる部分は起業家、それをビッグ市場にする部分は大手企業といった棲み分けがまだまだありますが、今後は、大手企業も自ら「非連続イノベーション」に挑戦する必要性が強くなるので、起業家のナレッジを切実に必要とする時代が訪れつつあるのだと言えます。昨今のメディアを始めとする起業家への注目の高さはこういった背景が隠されているのです。


効果的に非連続イノベーションを学ぶには?


つまり、会社員の方々にも起業家のナレッジが必要になってきているのですが、起業の経験がない多くの会社員の方はどうすれば効果的に非連続イノベーションスキルを身につけることができるのでしょうか?
私は、「会社員が効果的に起業家スキルを身につける手法」を研究するために、2011年 渋谷に「StartUp44田(よしだ)寮」という、優秀な起業家と、将来の起業を志ざす会社員を対象とするコワーキングスペースを開設しました。


140901zero_ichi3.jpg


44田寮での私の仕事は、起業家のサポートをするかたわら、起業家は「どういった思考で仕事をしているのか?」「どんな壁に直面し、どう乗り越えていくのか?」などを、起業家の会話や行動を観察しつつ分析し、それを会社員のメンバーにどう伝えれば効果的に起業家メソッドを学べるか? ということを会社員メンバー毎に異なる手法で試しながら経過をさらに観察するということを3年ほど繰り返して来ました。

その中で、「会社員が起業家スキルを効果的に身につける」ためにいくつか分かったことがあります。
それは......

・いくら本で読んでも、経験学習しないと身につかない。

・「儲かりそうな事」でなく「やりたい事」を選択する、脱・マーケット思考が重要。

・資金や予算がないと、何もできないと考えてしまう。 

などです。

特に1つ目の"経験学習"は非常に重要なのですが、大きな問題は「会社員が起業体験を気軽にできる場所がなかなかない」ということでした。

そもそも多くの会社員には副業禁止規定というものが勤務先にあり、会社以外で事業創造を体験することに非常にネガティブに見られます。大きくスケールするビジネスを生み出すには多くの人を巻き込むことが必要ですが、起業塾に行っても副業禁止規定の絡みでオープンにしづらく、多くの人を巻き込むことが難しくなります。したがってスモールビジネス的な選択肢しか残らなくなり、結局、小遣い稼ぎ的な見られ方が強くなり、さらにネガティブなイメージが増幅されるという悪循環に陥るというのが会社員の方々をとりまく環境でした。


「会社員かつ起業家」という新WORKスタイルのススメ


44田寮で研究した「会社員が効果的に起業家スキルを身につける手法」をカリキュラム化し、会社員が勤務先の応援をうけながら起業体験する場をつくろう! として生まれたのが、現役会社員のための"起業体験版キッザニア"=「チーム・ゼロイチ」です。


140901zero_ichi4.jpg


「チーム・ゼロイチ」では、様々な業界・業種の現役会社員が社外で集い、チームを結成し、新規事業創造(非連続イノベーション)に挑戦します。机上ではなく、実際に市場にリリースしながら失敗を繰り返し事業をブラッシュアップするという、社内では実行しにくい手法で事業を育てます。また会社員に最適化した独自のカリキュラムが、会社員の初めての起業体験をサポートします。参加した会社員からは「起業家の思考プロセスを追体験するのが新鮮。あれは生活を変えますね」や「チームで取り組むことで他社の事業家たちと出会えたのが良かった。彼らとは一生付き合っていきたい」などのコメントが寄せられています。

また、「チーム・ゼロイチ」の特徴の1つは、起業ではなく、"起業体験で学ぶ"という教育の文脈にまでカリキュラムや成果物を洗練させている所にあります。このため、副業禁止規定がある会社でも、社員教育の文脈で、社員の取組を応援することが可能になるのです。


140901zero_ichi5.jpg

チーム・ゼロイチのいち風景。さまざまな業界から人材が集まり、新規事業を生み出すことを学ぶ。


日本の労働人口の約80%は会社員です。会社員が時代に合ったイノベーションを起こせるようになれば、企業も日本も元気になる! を合言葉に、2014年から取組をスタートしました。現在は、東大i.schoolとの共同開発をスタートさせたり、日本を代表する大手企業数社でも、外部の社員研修として導入しようと検討頂く機会が増えてきました。個人的に興味がある方の参加も大歓迎です。多くの会社員の方々が参加することで日本の会社員の働き方を時代にアップデートさせることが可能になると考えています。

あなたも是非 "起業体験" で学び、「会社員かつ起業家」という新WORKスタイルに挑戦してみて下さい!


※「チーム・ゼロイチ」にご興味を持たれた方は、無料のセミナーを月1回開催しておりますので是非ご参加下さい。(会場:東京都日本橋エリア)
イベントページはこちら


Startup44田寮チーム・ゼロイチ


赤木優理(あかぎ・ゆうり)
1978年生まれ。京都大学工学部建築学科卒。「日本人の "働き方" を再建築する、Workshift Architect」「今までにない"新ビジネス"を構築する、StartUp Architect」として活動。起業家たちが集う、渋谷の梁山泊「StartUp44田(よしだ)寮」を運営する傍ら、起業思考や事業創造プロセスを研究。日本の労働人口の約80%を占める会社員が、よりイノベーティブに働くエコシステムを構築することを目的とし、起業家のイノベーション創造メソッドを会社員が体験をとおして学ぶ「チーム・ゼロイチ」を2014年設立。

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.