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ライフハッカー編集部  -   06:00 PM

アポロ10号が「データの正しさ」を高めるためにしていた工夫

アポロ10号が「データの正しさ」を高めるためにしていた工夫

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2015年6月から半年間、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在するJAXA宇宙飛行士、油井亀美也さんの長野県知事への表敬訪問がニュースになっていました。人間が宇宙に馳せる思いはいつの時代も大きく、そしてかけられる期待もまた大きいものです。

その進歩の軌跡は、テクノロジーとともにあったといっても過言ではないでしょう。数々のイノベーションが宇宙船や航空技術、通信環境を進化させてきたのです。中でも、テクノロジー企業として名高い「日本IBM」は、1969年8月20日に創刊した広報誌『無限大』を通じて、宇宙を含めさまざまなイノベーション事例を紹介してきました。現在、その広報誌はウェブメディア「Mugendai(無限大)」に役割を引き継いでいます。この度、ウェブメディア「Mugendai」において、44年にわたる広報誌の特集記事を随時掲載していくコンテンツがはじまりました。

初回に登場したのは、創刊号の巻頭記事。NHK解説者の村野賢哉氏と、当時東京大学工学部教授で東大宇宙航空研究所に在籍していた野村民也氏による対談です。テーマは「人類の宇宙と科学への挑戦」。時は1969年7月20日、アポロ11号による人類初の月面着陸のニュースに世界中が沸いていたころ。アポロ10号の打ち上がる様子を、現地で取材した村野氏の体験をもとにしたこの対談は、宇宙ファンならずとも、ひとつの歴史を知る意味でも、とても興味深い内容となっています。対談の発言を2つほど引き出してみます。


野村 コンピューターはいくつかに分かれていると思います。打上げ直後の割合に近いところ、つまりケープ・ケネディから見えなくなるぐらいまでの範囲、それから地球を回る軌道にはいったところ、それから月に向かって飛び立つ範囲、そのそれぞれによって、どう飛んで行くかというのを追っかけていく方法が少しずつ違っている。(中略)精密なレーダーで、時々刻々のデータをとっている。

雑音などでデータが乱れる。(中略)インストルメント・ユニット(IU)のところのコンピューターは3台あって、3つの系統に分かれていて、それがみんな同じことをやっており、3つとも全部一致したときに初めて正しいデータとして扱う。


宇宙飛行という極限の状況で、宇宙飛行士の安全性を確保するためにデータの取り扱いにも工夫が見られます。わざわざコンピューターを3つも積んで、3つとも同じデータを出したときだけ正しいデータとして扱うのは、工夫というより「知恵」とも呼べます。


村野 11号では、もう打上げのときの緊張なんかは、あまり報道の対象にならないんじゃないか。月面着陸のほうに焦点がいく。しかし、われわれの経験では、大小を問わず、打上げの瞬間の雰囲気は同じですね。打上げは、何回見ても同じ絵だから、もういらない、という人もあるけれども、NASAの連中に聞いても、"いつも成功の確率はフィフティー・フィフティーだ"といっていますね。気持としては。そのくらいのリスクを背負っている。といっても、たった1人ではなくて、全体のシステムのなかで緊張感を持って打ち上げるわけです。


このコメントは、当時の状況がよく出ていそうです。現場としては、「成功の確率はフィフティー・フィフティー」である緊張感を持って打ち上げている。けれども、「打ち上げに失敗する可能性(NASA職員の緊張感)は報道の対象にならないんじゃないか」というほどに、みんな人類初の月面着陸に熱狂していたということなのでしょう。

この対談の全文は下記リンクより読むことができます。「アポロ10号に乗り込む宇宙飛行士たち」といった貴重な写真も掲載されています。


冊子『無限大』 アーカイブ [創刊号:アポロ特集(1969年8月20日発行)] | Mugendai(無限大)

(ライフハッカー[日本版]編集部)
Photo by Thinkstock/Getty Images.

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    香川博人

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