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堀込泰三堀込泰三  - ,,  08:00 PM

母親であることを、いつでも好きでいる必要はない:身近な人が産後うつになってしまったら

母親であることを、いつでも好きでいる必要はない:身近な人が産後うつになってしまったら

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Powder Room:私は、娘を産んですぐ、自分の中で何かがおかしくなっていることに気がつきました。でも私は、それを認めようとしませんでした。罪悪感と羞恥心の山の中に、その感情を隠したのです。

「どうして完璧な母親になれないんだろう」

自分の欠点ばかりが目につき、自らを責める毎日。いま思えば、暗く長い日々でした。夫が帰宅するとすぐ、私は部屋に閉じこもるようになりました。娘と2人っきりの9時間を耐えた私には休息が必要なのだと、夫と自分に言い聞かせました。明らかに私は産後うつ(PPD)だったのですが、その事実を受け入れることはできませんでした。


夫が私の両親に伝えようと提案しましたが、私はその考えにゾッとしました。この問題は、私たち夫婦の間だけに留めておきたい。夫にそう懇願しました。そのときは、産後4週間。産後6週間で産婦人科に行くことになっていたので、PPDについてはそこで相談すればいいと思っていたのです。

でも、事態はどんどん悪化し、自殺を考えるほどになりました。クローゼットの中に閉じこもって泣いている私を見るたび、夫は相談センターに電話をしようとしました。彼はきっとそうするべきだったのですが、私がそれを許さなかったのです。

身近な人たちが手を差し伸べてくれなかったことを、私は責めることができません。自分がうつになりやすいことを認めず、羞恥心の方が勝ってしまったのは、私の責任なのです。私は、すべてのことに自分で対処できると信じていました。でも、現実はそうではなかったのです。

確かに、医師や薬、支援システムなどに頼らずに、産後うつを乗り越えている女性はたくさんいます。でも、外部からの介入があった方が、確実に回復は早まります。産後1年未満のママを友達、パートナー、家族に持つ人は、PPDの兆候がないか、注意して観察してあげてください。どんなママでも、PPDに襲われる可能性があります。症状は人によってさまざまなので決まった対策は存在しませんが、以下を参考にしておくとよいでしょう。


兆候を知る


産後、うつや不安に襲われるママは約13%と言われています。


  • 悲しみ、絶望、劣等感を感じる
  • よく泣く
  • エネルギーやモチベーションがない
  • 拒食または過食
  • 寝不足または寝過ぎ
  • 記憶障害
  • 無力感や罪悪感を感じる
  • 今まで好きだったことに興味を持てない、楽しいと思えない
  • 家族や友達に会いたくない
  • 頭痛や身体の痛み、胃の不調が続く


PPDの発症につながる危険因子としては、うつやその他の精神疾患の既往歴・家族歴、支援体制の不備、妊娠・結婚・お金の問題に対するネガティブな感情、ストレスになる人生の出来事、若年などがありますが、それだけではありません。PPDはホルモンに起因するため、経済状況や、子どもを持つことに対する感情(ポジティブ・ネガティブ)を問わずに訪れます。

PPDは病気です。骨折した人を放っておくことがないように、PPD患者を放っておいてはいけません


産後うつが判明したら


産後うつには、さまざまな兆候があります。セレブのブルック・シールズやブライス・ダラス・ハワードは、自身のPPDをオープンにし、発信を続けています。このような発信は、状況を問わずどんなママにもPPDが起こり得ることの啓蒙になっています。それでもなお、産後うつを母親失格や人間失格ととらえ、内に秘めてしまっているママはたくさんいます。

1人の人間の命を預かることは、人生の大転換。そこには、驚くほどのプレッシャーが伴います。楽しいことばかりではありません。赤ちゃんがコリックになることもあれば、数時間ドライブをしなければ寝てくれないこともあるのです。

だから私は、声を大にして言いたい。「母親であることを、いつでも好きでいる必要はないよ」と。

うつは消耗性の兆候を持つため、この話題には非常に繊細になる必要があります。心配事を伝えるときは、本当に心配なことだけにして、暗にママ本人を責めるような伝え方は絶対に避けましょう。あなたが心配しているのはあくまでもママの健康であり、赤ちゃんが心配などとは絶対に言わないこと。悪い母親であると責めないこと。それから、ママの気持ちを、頻繁に聞いてあげてください。

PPDは、産後1年以内に診断されるうつや不安のことを指します。つまり、うつであると判明するまでに、数カ月かかることもあります。だから、頻繁に状態をチェックし続けることが大切なのです。

うつになると、家族や友達と会いたくなくなることがよくあります。そんなときは、お茶に誘ってみたり、日時を決めて電話してみたり、メールをしたりして、彼女のことを気にかけていることを、何らかの方法で伝えてあげましょう。いつでも彼女を勇気づけて、支えてあげてください。数時間赤ちゃんを見てあげる、夕飯を持って行く、買物をしてあげるなども、彼女にとって支えになります。

パートナーがきちんと関わっているのであれば、ママが苦しんでいるときにはパートナーが勇気づけてあげるのが理想です。パートナーと仲が良いのであれば、あなたの心配事を話して、認識を揃えるようにしましょう。

でも、もう1つ覚えておいてほしいのは、パートナーも苦しんでいるということ。PPDになったママは子育てに手が回らずに、パートナーの休息時間がなくなってしまうこともあります。ですから、パートナーの支えになることや、話を聞いてあげることも必要なのです。


When a Woman in Your Life Is Struggling With Postpartum Depression|Powder Room

Analiese Vogel(訳:堀込泰三)
Photo by Shutterstock.

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