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伊藤洋志|ナリワイ代表

伊藤洋志|ナリワイ代表

 - ,,,,,  11:00 AM

田舎に拠点を持つと生活が変わる5つの理由

田舎に拠点を持つと生活が変わる5つの理由

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「ネットがあればどこでも仕事ができる」と言われるようになって久しく、最近では「地方移住」がホットキーワードに上がることもありました。田舎は、食材は新鮮で、自然も豊富、家賃も安いと、いい所がたくさんあります。

そこで、田舎に拠点を持って、東京と行き来している筆者が、田舎に拠点を持つことのメリットをご紹介したいと思います。


しかし、その前にデメリットも少々お知らせします。

地方では「ビジネス」など先端技術や流行に関する情報は少ないです。東京は東京で、多くの人が切磋琢磨しており、人から得られる情報量が圧倒的、相変わらずビジネスをやる方には適した環境であることは間違いありません。それに人が多いので価値観が合う人と出会いやすい。これを補うには地方ではインターネットの力を借りるだけでなく、ほかにも一工夫が必要です。

つまり、地方では自然の中での遊び方を身につけたり、柔軟な思考の人が集まる場所(カフェなど)を見つけ新たな人と出会える環境を整えたり、クライアントになる企業が多くはありませんから、自分の技能を使って地域の資源を生かした仕事を新たにつくることが大事になってきます。これができないと、地方はただ「雇用が少なく」「刺激の乏しい」だけの不利な条件の場所になってしまいかねません。

逆にこれらの場所づくり仕事づくりができれば、かなり健康的かつ刺激的な日々が送れるとも言えます。田舎でこそシェアハウスやカフェなど人が集まる場所が必要なのです。

震災以後に東京から地方(都市)に移住された方の中には一段落して再び東京に戻ってきている方も増えてきたと聞きます。まだまだ、地方に移住して生活を構築して行くためのノウハウが共有されるまでには至っていないということなのかもしれません(一時移住してまた東京に戻ってくるのが悪いことではありません、行き来できるのが大事だとも思います)。


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地方は、商店街が寂れていることも多い


かくいう私も高校生時代は地元香川県に対して「うどん屋しかないやないか」と退屈でしかありませんでした。ファッション誌『装苑』を読み、大内順子さんの『ファッション通信』を見て、大学進学への希望を持ったものです。

都会へ出てみて、様々な方に出会うなかで、丹下健三先生の名作「香川旧県庁舎」(1958年)や金刀比羅宮の伊藤若冲の「花丸図」(1764年)などを地元で再発見することになりました。今となっては香川県に魅力を多いに感じる所ではあるのですが、ずっと地元にいたらそういう発見はなかったかもしれません。

地方か都市かという論争は最近ネット上で話題になったようですが、これもまた、一時期の「ノマド」か「社畜」か、という論争の焼き直しになりはしないかと危惧するところであります。両者すれ違いでなかなか深まりにくくなります。

そんなことでは話が進みませんから、筆者のようにあえて完全に移住せずに、都市と田舎どちらにも拠点を持つというのはどうでしょうか。旅行ではなく、1回1週間程度以上は滞在してその場所で生活するのです。年に1回1カ月とかもいいと思います。帰省みたいなかんじですね。

では、田舎に拠点を持つと、何がいいのか、5つまとめてみましょう。


1.質の良い温泉に入れる。


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河原を掘るだけで温泉が湧くところすらある


地震大国の日本は、大陸プレートのお陰で山ができ、海に囲まれていることもあり、豊富な降水量に恵まれました。山にいれば水には困りません。さらに、山間部には温泉がとにかく多い。一日一仕事して温泉に入って、ビールを飲めば人生の満足度は3割増でしょう。

東京にも温泉は湧いていますが、レジャー要素が強く一回千円越えのところが多いので、毎日入るというのはやや気が引けます。地方によっては、温泉は数百円、年間パス1万円程度のこともあります。町内会で温泉を持っている所にいたっては、掃除当番がありますが入浴料がフリーだったりします。入れればそれだけで一日が80点越えするのが温泉のよいところです。

質の良い温泉に入れる。」大事なことなので二度言いました。


2.集中できる


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都市部に比べてイベントの数も少なく、娯楽サービスも少ないので、何か作り込む構築的な作業に取り組む際には集中力が発揮しやすい環境であることは間違いないでしょう。執筆、開発合宿、解析などには適している環境と言えます。

ただ田舎と言えども国道沿いは雑音が大きいので、もはや都市です。


3.世界が違いすぎて発見が多い


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「田舎は退屈」というのは地方出身者からもよく言われますが、所詮高校生までしかいなかった人が多く、その時期は行動範囲も狭いのでたいしたことができていません。勉強、部活、その他ぐらいで、会える大人も学校の先生、親、以上という感じでしょうか(私がそうでした)。

しかし、大人になるとまた変わります。農業が盛んな所では、トマト、梅、桃など繁忙期には様々な農業の助っ人を求めてたりしますから、ボランティアでも手伝ってみると運動になるし、新たな世界の法則を発見できて非常に刺激的です。

たとえば、梅の収穫等は、秒単位で、完熟未熟を見分けて、ムカデなど外敵を警戒しつつ、枝をかいくぐりいかに短時間で数多くもぎとるか、という格闘的エクストリームスポーツとも言えます。膝や腰の負担が少ない身体の動きの研究も必須ですから、古武術の研究にも近いものがあると言えます。こればかりは都市のスポーツジムでは難しい体験です。

他にも、山間部の夏であれば川で泳いだり、漁船に乗せてもらって釣りをしてみたりと工夫があれば遊びはいくらでもあるでしょう。川泳ぎぐらいで毎日朝食前にやれるぐらい身近にあるのが田舎のよいところです。落差が情報の価値を生みます。移動するだけで大きな環境変化を体感できるのは大きなメリットです。


4.食材が新鮮でローコスト


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生産地から近いので当然そうなります。朝収穫された野菜や魚が手に入るのが地方生活における醍醐味でしょうか。「冬の北陸では、まずい魚を探すことができない」という言葉を聞いたことがありますが、漁港が近い場所であれば、新鮮な魚介類が手に入りやすいというのは間違いないです。

個人的体験としては、養鶏場から卵を産めなくなった鳥を安く譲ってもらい、丸ごと一羽でスープをつくってラーメンを食べたことがありますが、5年に一度クラスの旨味でした。


5.ゼロベースで思考できる


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いわゆるタスクというのはゼロになることは一生ありません(あるとしたら死んだとき)。「あれやらなきゃ」「これまだやっていない」「負けたくない」とかあれこれ考えてしまいがちなのが日常です。そんな状況で、長期的な物事について考えたり、大胆な経営判断をすることは難しいでしょう。

古今東西の経営者が、禅に傾倒することがあるのも、一度現状の環境情報をシャットアウトして物事を洞察する必要性からかもしれませんそれと同じ効果をもう少しマイルドに狙えるのが田舎に拠点を持つことです。

日常を過ごしている場所から物理的に離れた場所、もう一つの田舎の拠点は、都会での日常を客観的に見ることができます(逆もまた言えますから、田舎をメインにしている友人ができたら、たまに都市の自宅に滞在させてあげるのもよいことです)。

ここまで来たところで、どうやって地方に拠点をつくればよいのだろう?という疑問が湧いたかもしれません。

ここでは、一番分かりやすいとっかかりをご紹介します。それは、先人のイベントに参加する、です。各地には一定期間地方で活動しているNPO、ゲストハウス運営者などの先人が、必ずいます。まずは人からです。その方が企画するイベントに参加してみるところからはじめるのです。

私は拠点ができてまだ一年ですが少しずつ環境が整ってきました。プログラミングを教えてもらうのと交換で滞在場所を提供するというのを今度やろうと思っています。そんな方がいたら一緒に川で泳ぎましょう!


伊藤洋志
仕事づくりレーベル「ナリワイ」代表。多拠点居住実践者。1979年生まれ。香川県丸亀市出身。京都大学大学院農学研究科森林科学専攻修士課程修了。会社員を肌荒れで退職後、2007年より生活の中から生み出す頭と体が鍛えられる仕事をテーマにナリワイづくりを開始。現在、シェアアトリエや京都の一棟貸し町家の運営や「モンゴル武者修行ツアー」、「熊野暮らし方デザインスクール」の企画などのナリワイの傍ら、「全国床張り協会」といった、ナリワイのギルド的団体運営等の活動も行う。著書に『ナリワイをつくる:人生を盗まれない働き方』『フルサトをつくる: 帰れば食うに困らない場所を持つ暮らし方』(ともに東京書籍)。趣味は墨絵とうどん手打ち。

  • ,,, - By 松尾仁LIKE

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