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akutsuakutsu  - ,  08:00 PM

子ども向けのお伽話から大人が学べる大切なレッスン

子ども向けのお伽話から大人が学べる大切なレッスン

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子どものころ、動物が出てくる寓話は、本や漫画の世界への大切な入口でした。でも、大人になると、それらのお話が教えてくれたことを忘れている場合が多いのでは? そこで、聞いたことのある話、ない話も含めて、何歳になってもためになる寓話を紹介します。


『アリとキリギリス』──先のことを考えておくのは大切



物語:アリたちは、寒い厳しい冬に備えて、夏の間ずっと頑張って働いていました。それに対して、キリギリスは夏の間ずっと歌い、遊びまわり、なぜアリは一生懸命働いているのか疑問に感じていました。冬が来ると、キリギリスは何も食べられず、飢え死にしそうになりました。アリはキリギリスを助け、キリギリスはようやく、アリが一生懸命働いていた理由を理解しました。


教え:それが今必要ないからといって、ずっと先延ばしするべきではありません。時間をとって、楽しいことをするのも大事ですが、心の片隅にアリを置いておきましょう。真冬までヒーターを買うのを待ちたくないし、出発の日に航空券を買いたくないし、締め切りの当日に作文を書きたくないし、人生の終盤で貯金を始めたくないでしょう? 先送りをやめて、先を見越して行動しましょう。


『川面に映った犬』──自分の持っているものに満足しましょう


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物語:犬が大きい骨を見つけ、家に帰ろうとしていました。その途中、川を通り、川面に映った自分を見ました。そこで、犬は「もっと大きくて良い骨を持っている別の犬がいる」と思い、川面に映った自分に対して吠え、川面に映った骨をとろうとしました。ところが、吠えたとたんに口にくわえていた骨を川の中に落としてしまい、結局、何も持ちかえることができませんでした。


教え:私たちは自分が持っている以上のものを求めます。でも、今の自分が持っているものを確認してみると、今持っているもので充分だと実感します。とはいえ、よりよいものを求めるべきではない、という意味ではなく、いつも「今以上」を求めてしまう状況に気を付けることが大事です。もっと良いケーキを、と求め続けた結果、何も手に入れられない、ということになりかねませんから...。


『からすと水差し』──うまくいかなそうでも、あきらめないこと!


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物語:すごく暑い日に、カラスが水を探して飛んでいました。カラスは水差しを見つけました。でも、くちばしを入れてみたら、水に届きませんでした。カラスはなんとか水にくちばしをつけようと努力しましたが、届かず、だんだん脱水状態になってきました。あきらめて、水を飲めない自分の運命を受け入れるしかない、と思った時、小さい小石を入れて、水差しの水量がくちばしに届くようにすればよい、と思いつき、実行しました。


教え:意志あるところに道は開ける。どんな問題に直面した時も、大事なのは粘り強さです。どんな悲惨な状況でも、解決策は見つかるのですから。どんなことも、こつこつ続けましょう。元プロホッケー選手のウェイン・グレツキーさんも言っていました。「打たなければ、100%ゴールは決まらない」。


『猫の鈴』──アイデアより実行することが大事


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物語:ネズミ一家は、1日中自分たちを獲ろうと狙っている猫を恐れ、びくびくしながら毎日過ごしていました。気の休まる時がない状況に疲れたネズミたちは、問題を解決するアイデアを考えました。しばらくして、若いネズミが名案を思い付きました。猫の首に鈴をつければ、近づいた時に分かるし、逃げ遅れることもない、と言うのです。年配の、最も賢いネズミ以外全員がそのアイデアに賛成しました。その老ネズミは言いました。「計画、理論には賛成だが、誰が猫に鈴をつけるのかい?」


教え:問題解決には名案が必要ですが、もっと必要なのは、そのアイデアを実行する方法を知っておくことです。鍵のかかった家に入る時、鍵がなければ入れません。職場でも日常生活でも、名案を思い付いたら、その実行可能性を検討したうえで、発表しましょう。実行する方法が分からなかったら、アドバイスを求めるのは大丈夫。でも、実行できそうかどうか分かる前に、素晴らしいアイデアを自慢するのは、やめておきましょう。


『お母さんガニと子どもガニ』──例を示して教えましょう


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物語:お母さんガニと子どもガニが、砂浜の上にいました。子どもガニはまわりを歩き回りましたが、横歩きで、右か左にしか動けません。お母さんガニがまっすぐ歩きなさい、と注意しました。子どもガニは「歩きたいけれど、どうすればよいか分からないんだ。お母さん、見本を見せてよ」とお願いしました。でも、お母さんガニも横歩きしかできませんでした。お母さんガニはきまり悪そうに謝り、砂の上であおむけになりました。


教え:「私の言った通りにやりなさい」という教え方で、実例を見せる教え方と同じ効果を得られることはほとんどありません。リーダー役を務める場合、実例でみんなを導くことはそんなに多くないかもしれませんが、機会がある時は必ずやりましょう。指導役ができないことを、やらされるのを好む人はいません。自分がそれをできないために実例を見せて教えられない時は、それをやる人がいかにすごいかを伝えたうえで、やってもらいましょう。「私ができないから、あなたがやりなさい」と言う代わりに「自分ができればよいのだけれど、あなたのほうが上手です。だから、手伝ってくれますか?」とお願いしましょう。リーダーシップのスキルは、人生のどんな場面でも使えます。良いリーダーになりたければ、良いリーダーを見て学びましょう。


『ブヨと雄牛』──あなたは自分が思っているほど重要ではない


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物語:牧草地を飛んでいたブヨが、雄牛の角で休むことにしました。少しの休憩の後、ブヨは飛んでいくことにしました。飛ぶ前に、ブヨは雄牛に、角を使わせてもらったお礼を言いました。ブヨは「私が飛んでいくことになって、嬉しいでしょう?」と雄牛に聞きました。ところが雄牛は、こう答えました。「何も変わらないですよ。あなたがいたことにさえ、気づいていなかったのですから」。


教え:私たちは、他の人の目から見るよりも、自分のことを重要人物だと思いがちです。重要人物でないわけではないですが、わがままな物言いは、あなたをバカな人に見せてしまいます。ブヨは礼儀正しいふるまいをしようとしたのですが、それは、自分がいたことを教えただけでした。いつでも自分中心になりすぎることなく、自分らしくふるまい、ブヨのようにならないようにしましょう。


『牡鹿と狩人』──自分を過小評価しないで


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物語:鹿が川で水を飲みながら自分の角を見て、ほれぼれしていました。それから自分のひづめを見て、角のように大きなひづめだったらいいのにな、と考えていました。そこに突然、狩人が現れて矢を放ち、鹿はかろうじて当たらずにすみました。鹿は林の中に逃げ込み、そんなことができるのは、小さいひずめがあるからだと気づきました。でも、ひづめを見た時に木の枝に大きな角をひっかけてしまいました。そうしているうちに狩人につかまりました。つかまる直前に鹿は「角を愛でるばかりではなく、ひずめの素晴らしさにもっと早く気づいていればよかった」と悔やみました。


教え:誰にでも、自分の好きではないところがあるものです。例えば、著者は長い間、自分の声が大嫌いでした。自分の声の録音を聞くのは我慢できませんでした。自分の低い声は変な風に聞こえ、他の人もそう感じているに違いない、と思っていました。でも、その後、声は自分の大きな強みになりました。自分の声のおかげでラジオDJの仕事を得ることができ、多くの劇や短編映画に出演することができました。この声を、威厳を感じさせる声として、強みにすることができたのです。一番の弱みだと思っていることは、同時に、一番の強みになります。自分に自信を持つことは大事です。必要なのは、弱みの実用性を見つけること。あなたの感じ方は他の人にも伝わるのですから。


『ライオン、ロバ、キツネの狩り』──他人の失敗から学ぼう


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物語:ライオン、ロバ、キツネが一緒に狩りに行きました。たくさん獲物をとったあと、ライオンがロバに獲物を分けてくれと頼みました。ロバは獲物を三等分にして、好きなものをどうぞ、と頼みました。ライオンは怒ってロバを食べてしまいました。その後、ライオンはキツネに獲物を分けてくれと頼みました。キツネは獲物のほとんどをライオン用にして、自分はほんの少しだけにしました。ライオンは「どこで、こんな分配の仕方を習ったのかね?」と聞きました。「ロバの不幸な死に方です」とキツネは答えました。


教え:他人の失敗から学びましょう。失敗しても大丈夫ですし、成功するためには失敗を恐れてはいけません。でも、他の人の失敗を避けるのは正解です。あなたも同じ状況に置かれたら、獲物を全部、ライオンに渡しましょう。


『北風と太陽』──優しさが一番大事


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物語:北風と太陽が、自分たちのうちどちらが強いかで言い争っていました。そこで、旅人の服を先に脱がせたほうが勝ち、とすることにしました。北風は思い切り風を吹きつけました。でも、風を強くすればするほど、旅人はコートを握りしめ、さらにもう1枚服を来てしまいました。次に太陽が柔らかな日差しを照らすと、旅人は暖かくなり、コートを脱ぎました。太陽が勝ったのです。


教え:北風と太陽は、強引なやり方と優しい説得の戦いです。強い権力で怒鳴り散らし、怖がらせる方法はよりも、優しく礼儀正しい説得方法のほうが、人の心を開くことができます。誰かから何かが必要なら、穏やかで謙虚な、優しい態度のほうが良いのです。怒声よりも優しい言葉のほうに、人は良い反応を示します。



これらの寓話は、子ども向けのお話以上の価値があります。人生相談のコラムであり、自己啓発本であり、ライフハック術の紹介記事なのです。人によって、教わる(感じる)内容が違うこともありますが、どんな場合も、寓話に含まれている道徳観は人生をよりよく、生産的なものしてくれます。大人になったあなたの中にも、絵本が大好きだった子どもがまだ住んでいるはず。子どものあなたに、大事なことを教えてもらいましょう。


Patrick Allan(原文/訳:曽我美穂)
Photos by Pushkin(Shutterstock), Karen, Annalee, Matt Browne, Steve Jurvetson, Nick Harris, David Offf, Peter Trimming, RonAlmog.

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