• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

堀込泰三  - ,,  06:00 PM

細部まで作り込み、誇れる商品を:人気の自動化ツール『IFTTT』モバイル化の舞台裏

細部まで作り込み、誇れる商品を:人気の自動化ツール『IFTTT』モバイル化の舞台裏

140718behindtheapp1.jpg


自動化アプリ「IFTTT」をご存知でしょうか。IFTTTは、「if this then that」の略。このところ、すごい勢いでデジタルツールの鉄板となりつつあります。このサービスは、言うなればプラットフォームを問わないプログラミングです。プログラミングが動き出すきっかけとなる「トリガー」と、そのきっかけから起こる「アクション」を設定して「レシピ」を作成すれば、あちこちにあるウェブツールや情報が自動でつながっていくのです(まるで、Lifehackerのために作られたようなアプリじゃないですか!)。

IFTTTは長い間、ウェブサービスとして人気を博していましたが、昨年7月にはiOS版を、今年4月にはAndroid版をリリースし、モバイルならではの独自機能によって、さらに便利になっています。

有名アプリの誕生にまつわる逸話を紹介する「Behind the App」シリーズ、今回はIFTTTのアレクサンダー・ティベッツ氏をはじめ、プロダクトエンジニアリングチームのメンバーに、モバイルに進出した理由と、今後のサービス展開について聞きました。


140718behindtheapp2.jpg


── IFTTTのiOS版、Android版のアイデアは何がきっかけで生まれたのでしょうか。


140718behindtheapp3.jpg


Devin Foley(IFTTTプロダクトエンジニアリング担当ディレクター):ウェブ版の人気が高まると同時に、ユーザーから「IFTTT to go」のリクエストが出るようになりました。私たちのサービスを、ポケットに入れて持ち歩きたいというのです。私がチームに加わったのは2012年の夏。それから、モバイルチームの立ち上げに携わりました。

まずは、「IFTTT.com」の全機能を、アプリで再現することを目指しました。それと同時に、モバイルならではの新しい何かを、ユーザーコミュニティに届けたいと思うようにもなりました。


── モバイル版の開発を決めた後、次にした行動は何ですか?


140718behindtheapp4.jpg


Devin Foley:まずはiOS版を優先することにしました。なぜなら当時、チームメンバー全員がiPhoneを使っていたからです。

それからテストを繰り返すこと数カ月、ようやく、アプリが形になってきました。ゴールも近づいたそのころ、私たちは、iPhoneの「写真」「リマインダー」「連絡先」とIFTTTを連携させたらどんなに素晴らしい「レシピ」ができるだろうと、隠れた可能性に気づいたのです。それから急に、それらの機能を追加しない限り完成ではないと感じるようになり、時間をかけてそれらを追加するという賭けにでたのです。その結果、完成したのは2013年7月のことでした。


── ローンチした時はどのような感じでしたか?


140718behindtheapp5.jpg


Jonathan Hersh(IFTTTのiOSエンジニア):開発を始めたばかりのころは、無限にも感じられる時間をかけて、アニメーションを磨き上げ、ベータ版ユーザーやフォーカスグループからのフィードバックを集め、さまざまなデバイスで評価を行い、パフォーマンスのベンチマークを行う日々が続きます。それが、Apple Developerのポータルサイトで青いボタンを押した途端、自らのプライドと喜びを込めた商品が世界に向けて配信され、即座に誰かがインストールしている様子を目の当たりにするのです。

まるでジェットコースターのように感情が浮き沈みする期間でしたが、終わってみると、やってよかったなって。IFTTTコミュニティーが、インターネットを使って、それぞれのお気に入りの商品をクリエイティブにコントロールしている姿を見ると、本当にそう思います。


140718behindtheapp6.jpg


── iOSのローンチ後、次なるプラットフォームはどのように決定しましたか?


140718behindtheapp7.jpg


Jordan Beck(IFTTTシニアAndroidエンジニア):私がAndroid開発チームを率いることになったのは、2013年終盤のことでした。Androidはユニークな機会をたくさん提供してくれるので、IFTTTのモバイルロードマップにおいて、常に重要な場所に位置付けられていたのです。でも、課題もたくさんありました。

iOSアプリの評判がとてもよかったので、Android版もそれにあやかりたいと思うようになりました。Androidには、新しいオプションがたくさんあります。例えば、通話情報へのアクセス、壁紙の設定、Wi-Fiネットワークの検出など。そのどれもが、私たちにとって未知の領域でした。

開発に着手してから6カ月後の2014年4月、チーム一丸となったハードワークの末、IFTTT for Androidをローンチしました。Androidについてはぜひ聞いてもらいたいストーリーがあまりにも多すぎて、とてもここでは語り尽くせないのが残念です。


140718behindtheapp8.jpg


── もっとも大変だった点は? それをどのようにして乗り越えましたか?


Devin Foley:「iOSの写真をDropboxに保存する」のようなレシピは、実装が難しかったですね。このような操作は、バックグラウンドでシームレスに動かなければ意味がないのです。

2013年にiOSに追加された「バックグラウンド・フェッチ」のおかげで、位置情報に基づく素晴らしいハックが実現できるようになり、バッテリーを消費することなく、バックグラウンドでレシピを実行できるようになりました。

「Uber」のバックグラウンドでのテストにかなりの時間をかけたのですが、それはまるで、タクシーの運転席と客席の間を仕切る壁のように感じられました。


── ユーザーの要求や批判にはどのように対応していますか?


140718behindtheapp9.jpg


Charlie Park(IFTTTシニアエンジニア):IFTTTの新機能に関するアイデアは、コミュニティから素晴らしいものがたくさんあがってきます。新しいチャンネルのリクエスト、デザイン面の提案、トリガーとアクションの改善など、その要求は多岐にわたります。そのようなフィードバックをいただくのは、お客様が私たちのしていることに賛同してくれている証拠。だから、とても嬉しいですね。

アイデアが入ってきたら、それが私たちのロードマップと合うかどうか、実装にどの程度の時間と努力が必要か、そして、それによってコミュニティにどれほどのインパクトを与えられるかを、慎重に吟味します。

私たちは、IFTTTをシンプルで使いやすいものにしておきたいと考えています。だから、素晴らしいアイデアでも、ときには「No」と言うことが重要になってきます。そうすることでインパクトの大きいアイデアに集中することができるのです。でも、IFTTTユーザーからの意見が多ければ多いほど、私たちの仕事も楽しくなることは間違いありません。だから、どんどんフィードバックをください!


――現在は「新機能」と「既存機能」の開発に割く時間の比率はどれくらいですか?


140718behindtheapp10.jpg


Max Meyers(IFTTTモバイルエンジニア):IFTTTにとって最大級に難しい課題ですね。既存機能の改善と同様に、まったくの新機能も優先しています。特に、Google Play、iTunes、ウェブで、独自に開発した商品を展開していることを意識しています。

幸運なことに、当社には優秀なエンジニアとプロダクトデザイナーがいて、どんな機能や改善がコミュニティに最大のインパクトを与えられるのかを、常に考えています。正直なところ、私たちの焦点は、週間目標や月間目標に合わせて、常に調整が行われます。

アプリの各バージョンのアップデートには、ぜひご注目ください。バグの修正からきびきび動くインターフェースデザイン、さらには、Android WearやNest Thermostatなどの新チャンネルへの対応など、続々とリリース予定です。


――同じような試みをしようとしている人に、どのようなアドバイスを送りますか?


Devin Foley:ローンチは一度しかできないと言われています。時間をかけて細部まで作り込んで、世間に誇れる商品を創ることです。


140718behindtheapp11.jpg

Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)

  • ,,,,, - By

    香川博人

    LIKE

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    Sponsored

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    2020年に向けて進むキャッシュレス化。 企業にとっての「電子決済」のメリットとは?

    先日、政府は2017年度から公共料金や備品経費の支払いを全面的に電子決済にすることで、30億円の人件費削減が期待できるという発表をしました。 電子マネーやクレジットカード、ネットバンキングの普及により、私たちは現金だけではなく、時間と手間のかからない電子決済を活用する機会が増えていますが、それは企業や法人にとっても大きなメリットがあるようです。 そこで今回、現金決済から電子決済へとキャッシュレス  05:00 PM

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.