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matono  -   12:00 PM

地ビール業界のパイオニア「ボストン・ビール」の創業者が競合他社を支援する理由

地ビール業界のパイオニア「ボストン・ビール」の創業者が競合他社を支援する理由

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ボストン・ビールの創業者ジム・コッチさんは、地ビールムーブメントのパイオニア的存在である「サミュエル・アダムズ」を作った人です。コッチさんが1984年に創業したボストン・ビールの、去年の売上は7億3900万ドルでした。ボストン・ビールは2008年から、食品や飲食、サービス業界の中小企業や地ビールの製造業者に対して、300万ドル以上の小口融資をしてきました。コッチさんが競合他社を支援するのには訳がありました。


業界のイノベーションは喜んで共有


コッチさんが同業他社を支援する理由は、ビール酵母が発酵する過程を知っていればすぐに分かります。十分なビール酵母が一緒に発酵をすると、相互利益のために生態系を変えることがあります。ビール酵母が変化しなければ、他の生物が生態系を変え、酵母は滅びるかもしれません。地ビール業界もこれと同じようなものです。

コッチさんたちは、ビール業界で起こったイノベーションは喜んで共有します。ボストン・ビールは、1990年代初頭に使われていた蒸留酒の樽でビールを熟成させた最初の醸造所でした。ですから、たくさんの問い合わせがきました。「樽はどこで入手したのですか?」「どうやって醸造してるのですか?」「どうやって承認を取り付けたのですか?」問い合わせをしてきた人には、誰にでも情報を提供しました。

約1年前、ビールを飲む時により多くの空気を含ませ、味と香りが同時に楽しめるようにするためのビール開発費用として100万ドルを投資しました。開発した製法は、他の地ビール製造業者も無料で使えるような形で認可しました。大手ビール業者と競争するために開発した製法は、地ビールの差別化に役立つはずです。


危機は協力して乗り越えた


2008年は世界的なホップ不足でした。小さな地ビール業者は特にですが、多くの地ビール業者がホップの入手に苦心していました。ボストン・ビールは事前に契約して買い付けていたので、十分なホップがありました。そこで、地ビール業者に向けて、ホップを原価で販売するというお知らせを出しました。供給が足りずに倒産の危機に直面していた会社もあり、200以上の醸造所がこれに助けられました。2012年も、インディアンペールエールに使用するホップがかなり不足していたので、同じように競合他社に原価でホップを譲りました。感謝の気持ちとして、譲り受けたホップで作ったビールを何本か送ってくる会社もありました。


支援した会社に市場を奪われることは心配していない


「Samuel Adams Brewing the American Dream」というプログラムを通じて、何十もの小さな醸造所に融資を行い、別の30社には指導者を派遣しました。これは、コッチさん個人にとっても、会社にとっても、小さな会社のルーツに触れることができる、とても楽しい経験でした。この中の1社でも、ボストン・ビールと市場を分け合うくらいに成功すれば、その会社にとっては大きな力となります。そのことについて懸念はしていません。むしろ、ビールに味、香り、伝統をもたらすようなビール文化をいかに作っていくかの方が問題です。そのようなビールカルチャーを楽しむ環境を作ることができれば、それはビール業界全体に巨大なビジネスチャンスをもたらしてくれるでしょう

コッチさんは、旧約聖書の弱者が強者を打ち負かす話になぞらえて、このように言っています。「私はゴリアテになりたくないんです。ダビデが1人以上いる限りは、羊飼いの少年になる方がよっぽど楽しい」


Why Samuel Adams Supports Its Competitors|Inc.

Leigh Buchanan(訳:的野裕子)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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