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堀込泰三堀込泰三  - ,  08:00 PM

キャリアアップにならない仕事を平和的に断りつつ、次につなげるための戦略的テクニック

キャリアアップにならない仕事を平和的に断りつつ、次につなげるための戦略的テクニック

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仕事で新しく与えられたタスクや責任。本来ならありがたく引き受けて、自分のポテンシャルを示すべきなのかもしれません。でも、それらが必ずしも、あなたのキャリアにとって役に立つわけではありません。そんなとき、ノーサンキューをうまく言うための4つテクニックを紹介します。


ポテンシャルを示す方法は「背のび」すること


多くの社会人が経験するように、働いていればいつかは、特別な経験を積まない限りこれ以上の出世は望めないという状況が訪れるはずです。それも、たくさんの経験を。

いま与えられている役割以上のポテンシャルを示す1つの方法が、「背のびが必要な課題」(自分の能力を少しだけ超える課題)に取り組むこと。「Catalyst」が2003年に実施した調査によれば、企業でリーダシップをとっている女性のなんと40%が、「困難かつ成果が見えやすい仕事を見つけることが成長において非常に重要である」と答えています。これは直感的にも理解できます。いまの役割から一歩先に進むためには、新たな責任を自ら負うことで新たなスキルを習得し、上司に才能を見せることが必要なのでしょう。

背伸びが必要な課題に手を上げるメリットは上記のようにたくさんあるものの、仕事量が増えることは、あなたにとって嬉しいことではないはずです。先日実施したコーチングプログラムにおいて、ある参加者にこう言われたことがあります。

「背伸びが必要な課題に積極的に手を挙げることでキャリアが進むとメンターに言われました。そこで、新たに3つのプロジェクトに関わることにしたのですが、睡眠時間がまったく取れなくなってしまいました。助けてください!」

そのメンターのアドバイスは決して間違っていません。でも、その適用範囲には気を付けなければいけません。背伸びが必要な課題を引き受ける際の、ガードレールの設置方法を学ぶ必要があるのです。さもないと、背伸びし過ぎて薄っぺらくなってしまいますよ!

でも、キャリアにNoと言わずに、新たな仕事にNoという方法などあるのでしょうか。

大事なのは、仕事を見分ける眼識を身に付けること。仕事がデキる人と新入社員に共通する過ちは、成果が目に見えにくい仕事をたくさん引き受けてしまうことにあります。そのため、労働時間ばかりが増えて、成果が認識されないばかりか、本来得られるはずの新たなスキルを得ることもできないという事態が発生するのです。これを避けるためには、平和的にNoという術を身に付けるしかありません。


背伸びしすぎて薄っぺらになる仕事


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背伸びが必要な課題にYesと言う前に、リスク評価をしましょう。容赦なく、自分に正直になるのです。背伸びしすぎではないか? 仕事量が多すぎないか? 現在の責任をこれまで通り果たすことができるのか?

まずは、明らかな要素の重みづけから始めます。このサイドプロジェクトは、メインの仕事の時間を奪わないのか? 仕事時間が増えることによるプライベート時間とのトレードオフは妥当な範囲か?

例えば、テクニカルプロジェクトマネジャーのアンディは、最近MBAを取得したばかり。そこで学んだ戦略的思考を示す機会を、虎視眈々と狙っています。そんな折、複数の商品を1つの商品ラインに統合するという、背伸びが必要な仕事を打診されたアンディは、こう答えました。「仕事量と成功の可能性を天秤にかけた結果、明確なビジネスプランがないこともあり、私にとってのメリットはないと判断します」。アンディは、この仕事を断ったのです。

ただし、想定外の感情的な犠牲を無視してはいけません。この仕事にYesと言うことは、何を意味するのでしょうか? 部下を疲弊させることで有名なリーダーと一緒に仕事をすることにならないのか? 納期直前にもかかわらず仕事をさぼる同僚と仕事をすることになるのでは?

仕事の質を落とさないためにも、背伸びはしても、打ちのめされることがないプロジェクトを探してください。仕事の量ではなく、質にこだわりましょう。そして、納期と納期の間に多少のリカバリー時間を取れるぐらいのペースを保てるように気をつけてください。


力を得られない仕事


ベストな背伸びが必要な仕事とは、ビジネスの洞察力、新たな技術的スキル、またはリーダーシップを構築できるもの。あなたのスキルアップにつながらず、今の仕事の先へ進むポテンシャルを示すことができなそうなプロジェクトには、参加しないように。

アンディの場合、上述の仕事を断ったあとで、自分の会社には、新商品開発のための投資要求を調整するための連絡先が複数あり、1つにまとめる必要性に気がつきました。それまでの仕事は既存のプロジェクトマネジメントスキルで何とかなっていましたが、この仕事には、戦略的思考や組織を越えた関係者の連携など、新たなスキルが必要になります。彼は、現在の仕事に加えて、フルタイムに近い負荷を1カ月間負うことに決めて、その仕事に手を挙げました。アンディさんは当時を振り返り、「現在の高い立場に到達することができたのは、あの時期に戦略的リーダーとしての信頼性を構築できたからです」と語っています。


有意義な人脈作りにつながらない仕事


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とにかく労働だけが要求されて、何の人脈にもつながらないような仕事からは距離を置いた方が無難です。強固な関係が得られ、上司、スポンサー、将来のメンター、同僚にあなたの専門性をアピールできるプロジェクトを選びましょう。

たとえば、あなたの尊敬するリーダーが、会社の毎年恒例チャリティキャンペーンを指揮しているとします。そのリーダーは最近、社内の重要な仕事を任せられるようになってきています。キャンペーンそのものはあなたの仕事に直接関係なくても、そこで存在感を示すことで、リーダーにあなたのスマートさ、エネルギー、信頼性を印象付けることができるかもしれません。いつか一緒に働きたいと伝えておくことも重要です。それに、そのようなプロジェクトで出会う、ランダムな同僚もまた魅力です。つながっておけば、さまざまな部署で何が起こっているのかを、お互い情報交換することができるでしょう。


自分の名声を高められない仕事


社内で自分のブランドを高められないような仕事には、Noと言いましょう。例えば、クロスファンクショナルなプロジェクトリーダーとして社内で認められたいのであれば、1人で働くような仕事を引き受けるかどうかは慎重に判断する必要があります。あなたが引き受ける仕事は、あなたのブランドに沿っていて、その成果を経営層に示すチャンスが得られるのが理想です。

全体的に、背伸びが必要な仕事とは、スキル、人脈、自分のブランドを高めてくれるものでなければならず、たんに作業量が増えてスケジュールを圧迫するだけのものであってはなりません。

でも、与えられた仕事があなたの条件に合わないからといって、ただNoと言うだけではダメですよ! 断り方に気をつけないと、次回以降お呼びがかからなくなってしまいます。話をくれた相手に、「自分に声をかけてくれて光栄だった」と感謝の気持ちを伝えましょう。そのうえで、「すでに与えられている責任に集中するために」と、柔らかく断ります

その場合、相手を困らせてしまわないよう、代わりの人材を紹介できるとベター。そして、自分が本当にしたいことを、さりげなく伝えます。最後に、具体例を示すことも忘れないで。「今後のプロジェクトでビジネス戦略に興味があるプロジェクトマネジャーが必要になったら、ぜひ私を思い出してください」と。

最後に、政治的な理由などで、背伸びが必要な仕事を断れないこともあるでしょう。その場合、今回は引き受けるにしても、今後の仕事で何をしたいのかを交渉するチャンスを逃さないように

キャリアの交渉は、冷酷に、でも平和的に。背伸びしすぎて薄っぺらにならないことを祈ります。


4 Times You Should Say No to Additional Responsibilities|The Muse

Jo Miller(原文/訳:堀込泰三)
Image adapted from Dashikka (Shutterstuck). Photos by Freelancers Union (Flickr) and Michael Wifall (Flickr).

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