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堀込泰三  - ,,,  06:00 PM

毎年1回、メールの長期休暇を取って充電する:Microsoftの主席研究員&起業家、ダナー・ボイドの仕事術

毎年1回、メールの長期休暇を取って充電する:Microsoftの主席研究員&起業家、ダナー・ボイドの仕事術

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敏腕クリエイターやビジネスパーソンに学ぶ仕事術「HOW I WORK」シリーズ第75回。Dropboxを支える女性エンジニアのティナ・ウェン(Tina Wen)さんに続く今回は、Microsoftのリサーチャーであるダナー・ボイド(danah boyd)さんにインタビュー。

ダナー・ボイドさんは何年もの間、学術的な観点でインターネットを見つめ、テクノロジーに対する社会の反応を研究してきました。彼女の著書『It's Complicated』では、デジタルネイティブである10代の若者がSNSとどう付き合っているか、また今後彼らはどうしていくべきかについて考察しています。

ボイドさんの経歴は、控えめにいっても、目を見張るものがあります。Microsoftの研究所では主席研究員、ニューヨーク大学のメディア・文化・コミュニケーション学研究科では研究助手、ハーバード大学バークマンセンター(インターネット・社会)ではフェローを兼任しているほか、「Data & Society Research Institute」の創設者でもあるのです。それに彼女は、自分の名前を小文字でつづることをポリシーとしています。


氏名:ダナー・ボイド(danah boyd)
居住地:いられるときはニューヨーク市(ほぼ出払っています)
現在の職業:Microsoft Researchの主席研究員、Data & Society Research Instituteの創設者/社長
現在のコンピュータ:ラップトップ2つ(MacBook AirとLenovo)
現在のモバイル端末:メインで使っているのはiPhone ですが、あまり好きではありません。それでも使っている理由は、開発中のアプリをテストするため。「Sidekick」が本当に恋しいです。
仕事スタイル: 猛烈に


── 「これがないと生きられない」というアプリ・ソフト・ツールは?

デバイスに向かっている時間のほとんどは、メールクライアント(「Mail」と「Outlook」)に費やしています。メールの処理は、猟奇的な「procmail」ファイルに強く依存していて、異常なまでに振り分けています。

今でも、お気に入りのSNSは「Twitter」です。また、「New York Times」中毒なので、あらゆるアプリやブラウザを使って消費します。「Kindle」のヘビーユーザーでもあって、アプリもデバイスもよく使います。家族との写真共有は「Flickr」ですが、設計変更で非常に使いにくくなってしまいました。たくさんのアプリを使いましたが、けっきょくTwitterほどには、のめり込めませんね。


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── 仕事場はどんな感じですか?

今は非常にひどい状態です。Data & Societyは現在、仮住まいの状況なので、永住の地を探しています。見つかり次第、自分にぴったりの職場環境を構築したいのですが、今はスペースが足りない状況で。私は、じっくり考えたり書き物をしたりするのに、とことん静寂が必要なので、カフェやコワーキングスペースが選択肢にあがることはありません。メールはどこでもできますし、それが現在の生活において大半を占めているので、いつもいろいろなところでラップトップを広げて座っています。


── お気に入りの時間節約術は何ですか?

私にとっては、時間節約よりも再充電の時間を取ることの方が重要です。そのために、毎年1回、メールの長期休暇を取ることにしています(メールだけでなく、インターネット全体から遠ざかります)。この期間中は受信箱がメールを跳ね返すように設定しておくので、みんな驚くようです。

これを実行するためには、誰もひどい目に合わせないように、真剣なプロセスを踏んでいます。シンプルにメールをオフにするだけではなく、休暇に入る前の儀式として、共同研究者との約束を必ず終わらせるのです。プロセスの詳細については、こちらに記しています(英文)。


── 愛用中のToDoリストマネージャーは何ですか?

すべて「Evernote」です。正式なToDoマネージャーは好きではありません。なぜなら、自分用のToDoリストは、見た目やフィーリング、構成の仕方など、すべてを自分でコントロールしたいから。Evernoteは、紙のような感覚で使えるのに、ネットワークにつながっていてどこからでもアクセスできるのが素晴らしいです。


── 携帯電話と PC 以外で「これは必須」のガジェットはありますか?

「Kindle」でしょうか。私は多読家なんです。紙の本を収集して読むのが大好きですが、Kindleでの読書も気に入っています。ジムではマシンのスタンドにぴったり合うし、旅先ではカバンの中が重くならずに済みます。ベッドで読んでいても、優しいバックライトのおかげで、ほかの人の迷惑になりません。さらに、散歩中でも、オーディオブック版との同期ができます。

紙、Kindle、オーディオの3タイプの本を買う奇妙な集団がいますが、私もその一員。しょっちゅう、それらの間を行き来します。1つのフォーマットしか入手できない場合を除き、1つのフォーマットだけで読書をすることはほとんどありません。


── 日常のことで「これは他の人よりうまい」ということは何ですか?

正直、何もないと思います。仕事面では優秀であることに誇りを持っていますが、日常のことに関しては平均的ですね。仕事と家族に時間を集中させて、その他のことにはなるべく時間をかけないようにしています。


── 仕事中、どんな音楽を聴いていますか?

だいたい静寂が必要なのですが、書き物がノってきたときには、かつてのサイケトランス(主にSon Kite)や、比較的穏やかなエレクトロニック(Dr. Toastなど)を聞くこともあります。私にとってこれらの音楽は、書き物と強く結びついているので。息子といるときには、ダンシングからジャズ、もしくはポピュラーな女性ボーカリストものを聞いています。クルマで1人のときは、Ani DiFrancoを調子っぱずれに歌っています。彼女の書く詞は、心を安らげてくれますね。


── 現在、何を読んでいますか?

今は、2冊を行ったり来たり。Frank Pasqualeの近著『The Black Box Society』のゲラと、Heather Paxsonの『The Life of Cheese』です。


── あなたは外向的ですか、内向的ですか?

かつてはかなり外向的で、他人からいろんな元気をもらっていました。でも、仕事が忙しくなって人とかかわる機会が増えると、内向的な性格が顔を見せるようになってきました。別の要素としては、私はギークなので「ギーク界」が快適だったのですが、最近では公私を問わず非ギーク界で生きていかなければならないことが増えてきて。おかげで、ギーク界にいるよりもずっと疲れやすくなりましたね。


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── 睡眠習慣はどのような感じですか?

昔は夜更かし型だったんですが、今は朝6時に騒ぎ立てるかわいらしい目覚まし時計のせいで、希望よりもずっと早い時間にたたき起こされます。このところ午前0時を超えて起きていることはほとんどなく、10時半から11時ぐらいに寝ることが多いです。若いころの自分が早寝の私を見たら、びっくりするでしょうね。


── あなたが受けたものと同じ質問をしてみたい相手はいますか?

Anil Dashです。


── これまでにもらったアドバイスの中でベストなものを教えてください

「目の前で起こっていることに集中すべし」

かつてのメンターの言葉です。歳を取るにつれて注意力が散漫になってきているので、このアドバイスを何よりも優先するようにしています。息子といるときでも、会議や仕事中でも、そのことは変わりません。かんたんにできることではないので、常に自分をチェックする必要があります。でも、できるだけ実践するように心がけています。


── そのほかに読者に伝えたいことがあればどうぞ

私は、他人を気遣うことを重視しています。最近ではメールやリクエストの件数が増えてきて、対応しきれないほどになってしまいました。せっかく私とのかかわりに時間を割いてくれた人に対して、申し訳ない気持ちでいっぱいです。さらに、私と話したいと言ってくれる人にもこたえたいと思いながら、できないのが悲しいです。

ですから、私は常に自分の正気とバランスに注意を払い、それらを維持しようと躍起になっています。それは年々難しくなっていますが、約束を破るような人間にはなりたくないので、受け入れがたい基準を自分に課して、遅れていることを実感するようにしています。


Andy Orin(原文/訳:堀込泰三)
Photo by Microsoft Research, Joi Ito (Flickr), The Knight Foundation (Flickr), Marc Smith (Flickr), and Scott Beale (Flickr).

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    香川博人

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