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印南敦史印南敦史  - ,,,  07:30 AM

日本人が避けがちな「世界基準のプロトコール」

日本人が避けがちな「世界基準のプロトコール」

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◯◯商事の鈴木です。第1営業部に所属しております。よろしくお願いします。


世界基準のプロトコールでは、上記はよくありません。では、正しいのはどのようなアプローチなのでしょうか?


私は鈴木健二です。健二と呼んでください。中東やアフリカでの資源開発を長く担当してきた資源・エネルギーのプロです。あ、会社は◯◯商事です。


自己紹介では、このように自分の専門性をうまく出すことが重要だと、『日本人の9割は正しい自己紹介を知らない──世界標準の仕事プロトコールの教科書』(山中俊之著、祥伝社)の著者は言います。

ちなみにプロトコールとは、外務省ホームページによれば「国家間の儀礼上のルールであり、外交を推進するための潤滑油」。そして、この観点から著者は、世界水準のプロトコールに基づいた自己紹介のあり方としては、上の「〜に属しています」の英訳である「belong to」スタイルではなく、下の「I am」スタイルが正しいと主張しているのです。

つまり自分の会社の所属ではなく、専門性や個性を大切にすべきだということ。まずはこの点を理解したうえで、第1章「『知りませんでした』では許されない 〜世界標準のプロトコール8原則」に進んでみましょう。


相手の国・民族を心から尊敬する


この考え方が大切なのは、お互いが相手を尊敬できる状態にまでなって、初めて真の関係が生まれるから。相手に対して尊敬を持つ、自分に尊敬の念を持ってもらう、そのレベルに達することが重要だというわけです。

さらに、相手の国・民族の歴史や文化、宗教については常に敬意を持って接するべき。当然ながら、下に見るようなことは御法度。しかし、新興国に進出している日本企業で現地の業績が上がらない場合、現地駐在員が現地の人々を見下している例が多いのだそうです。(43ページより)


対等関係に基づく相互主義で対応


「相手と対等」がプロトコールの基本。そしてビジネス状の関係においても、上下関係を持ち込まないことが重要。日本国内のビジネスは発注者・受注者・元請け・下請け・大企業・中小企業という序列や上下関係がはっきりとしていますが、これを海外に持ち込まない方がよいということです。大切なのは、大企業であろうが、先進技術を持っていようが、海外では対等関係に基づいた相互主義を心がけることであるということ。(45ページより)


常に相手の立場に立つ


プロトコールというと、「粗相をして恥をかかないように」と思いがち。しかしそれだけでは不充分で、真に相手の立場に立つことが大切。有名な「フィンガーボウルの水を飲んでしまった話」がそうであるように、海外での商談・会談、会食・パーティーなどの席でも、常に相手の立場に立ち、「相手がなにか失敗をしても見ないふりをする」「相手が軽微なルール違反をした場合、自分も相手に合わせることで相手を当惑させない」など、相手の行動に対して恥をかかせないような配慮が欠かせないわけです。(46ページより)


身構えず「アフター・ユー」の精神で


日本人は、海外というと身構えてしまいがち。しかし、緊張感が漂う姿勢や雰囲気はプロトコールに反しているとか。そこで著者がお勧めしているのが「アフター.ユー(お先にどうぞ)」の精神。これを活用することで、一歩引いて相手に譲る余裕が生まれるからだといいます。(47ページより)


柔軟に臨機応変に対応


重要なのは、ルールに縛られすぎず、相手によって臨機応変かつ柔軟に対応すること。その例として紹介されているのが、1992年に当時のブッシュ大統領が晩餐会の席でおう吐して倒れたときのエピソード。バーバラ夫人が当日の今上天皇とのテニスでブッシュ大統領が負けたことを引き合いに、「ブッシュ家は負けることになれていないのです」とジョークでその場を凌いだという有名な話です。つまり、これなど「臨機応変」の典型的な例。(48ページより)


相手の国や民族に対してネガティブなことはNG


どんな国や民族にも、触れられたくないネガティブな歴史があるもの。また、現在進行形で世界的に批判されている場合もあるため、ネガティブなことについては話題にしないことが、プロトコール上は重要。また、関係の悪い国同士を同席させてネガティブな話題が出るような場をつくらないことも大切だそうです。(50ページより)


日本人同士で固まりすぎない


日本人は、日本人同士で固まりすぎるというのが著者の指摘。日本人を避ける必要はないものの、国際会議では他国の人と大いに交流したいところです。また、会食やパーティーなどで日本人だけが日本語で話すというのは、場合によっては大変失礼なことになるので注意が必要。(51ページより)


夫婦単位を重視する


会食やパーティーなど社交の場では、ビジネス上のものであっても夫婦で参加する方がよいというのが、世界標準のプロトコール。日本人のビジネスパーソンは、夫婦単位でつきあうことに慣れていませんが、海外では一部のイスラム諸国を除き、社交は夫婦単位だといいます。(52ページより)


他にも本書では、海外を視野に入れた自己PRのための技術について、さまざまな角度から解説がなされています。具体的な体験談も豊富に織り込まれているため、海外に出ることの多い人にとっては、きっと役立つことでしょう。


(印南敦史)

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  • 日本人の9割は正しい自己紹介を知らない――世界標準の仕事プロトコールの教科書
  • 山中 俊之|祥伝社

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