• GIZMODO
  • FUZE
  • DIGIDAY
  • gene
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • roomie
  • machi-ya
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

itou  - ,  09:00 PM

定時運航率が最下位でも好調な「サウスウエスト航空」から学べること

定時運航率が最下位でも好調な「サウスウエスト航空」から学べること

サウスウエスト航空


Inc.:素晴らしい企業文化を持つ会社は? と尋ねれば、真っ先に米国で展開するサウスウエスト航空の名前が挙げられるでしょう。社員の士気も高く、サービス品質も高い評価を受けています。企業理念もかっこよくて、お互いに協力し合う社風もあります。

しかし、この評判の良い航空会社が唯一しないことがあります。それは、時間通りに到着することです。 

ブルームバーグビジネスウィーク誌のジャスティン・バックマン氏が報じているとおり、サウスウエスト航空は、2013年の第4四半期において、定時運航率で最下位だったそうです(米国運輸省の発表による)。

サウスウエスト航空はこの問題をどのように解決するつもりなのでしょうか? 同社の業務部門のシニアディレクターであるスティーブ・ホデュレック氏が、バックマン氏に同社のやり方のいくつかを話しました。似たような運航の問題を抱えている企業には参考になるはずです。



1. ワンステップですべてを解決する魔法の方策はない


問題を解消するには何段階ものステップが必要となります。今取り組んでる方策の結果がわかるまで、次の方針が立てられないこともあります。例えばこの8月、サウスウエスト航空は、朝の9時から夕方6時の間の便数を増やしました。表面上は、これで定時運行の問題が改善したかのように見えました。しかし、この方策はバックマン氏が言う「意図しない結果」を生みました。


便数の増加と、米国経済の向上が、予想より多くの客を呼び込み、客室がさらに混雑しました。また、サウスウエスト航空では、導入したばかりの大型旅客機(175席)を運用し始めたところでした。この新しい旅客機は、それまで同社の主力であった旅客機(143席)に比べて、搭乗に時間がかかりました。同社が採用しているノンハブ型の運航では、ひとつのフライトの遅れが後続のフライトにも影響します。また、12月と1月に襲った冬の嵐もあいまって、定時運航できたフライトはわずか3分の2に留まりました。2013年の第4四半期で定時に到着したフライトは71.8%。これは業界で最下位の成績です。


ここから学べる教訓は、たったひとつの方策では問題を解決できないということ。ときに、最初にとった方策が問題をさらに悪化させることもあります。基本的なアイデアは間違っていなかったとしてもです。


2. 良い点を強調する


もちろんフライトの遅延を喜ぶ利用客などいません。しかし、定時運航率が最下位だったとしても、サウスウエスト航空にとって、2013年は輝かしい年だったようです。

先日発表された同社の年次報告『One Report』では、「収益、人々、地球の3つの重点事項」が謳われました。サウスウエスト航空は記録的な収益(2013年は177億ドル)を上げており、同社社員による"奉仕時間"は14万4千時間に達しています。また、温暖ガス排出量も大きく削減しました。

CEOのゲーリー・ケリー氏は、サウスウエスト航空がこのすべてを達成したことを「我々の近代化における大きな進歩」と称しました。これは面白いコメントです。大型の旅客機に切り替えたことで搭乗時間が伸び、さらなる遅延を引き起こした(そして定時運航率を下げた)ことを考えると。

とはいえ、サウスウエスト航空は良い面もあったことを強調しているのです。大型の旅客機は搭乗に時間がかかります。しかし、この切替により、全体の燃料効率が良くなり、環境にはより優しくなりました。それなら、少しくらい遅刻してもいいのでは?


3. 問題を隠さない


航空会社は遅延の問題を隠したがるものかもしれません。しかし、サウスウエスト航空は隠しません。ホデュレック氏自身、メディアで発言していますし、同社のニュースページでも公表しています。

ポイントは「透明性」です。市場の透明性は、自社の顧客にネガティブな情報も共有したときに初めて信頼できるものになります。

私の同僚のローラ・モンティニが言うとおり、パタゴニア社やドミノ社は、透明性を強調したことにより、業績を伸ばしたように見えます。彼らは批判の目に自らをさらしたのです。

今までのところ、サウスウエスト航空は正しい道を歩んでいるように見えます。ホデュレック氏がブルームバーグ・ビジネスウェイーク誌に語ったところによれば、サウスウエスト航空の定時運行率は、来年には83~85%まで改善される見込みだそうです。彼は、遅延の問題がすぐには解決しないのを理解しています。「ずらっと並ぶレーバーのようなものです。一度にひとつのレバーしか引けません」とホデュレックス氏。「そして、ひとつのレバーだけを強く引きすぎてもいけません」


Turnaround Strategy: What You Can Learn From Southwest Airlines|Inc.

Ilan Mochari(訳:伊藤貴之)
Photo by Shutterstock.

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
    
    
    
  • 世界でいちばん従業員を愛している会社
  • ケン・ブランチャード,コリーン・バレット|辰巳出版
  

Kotaku

Recommended

© mediagene Inc.