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印南敦史  - ,,,  07:30 AM

部下への期待を「VSSマネジメント」によって育てる

部下への期待を「VSSマネジメント」によって育てる

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きょうご紹介したいのは、『自分で動ける 部下の育て方 期待マネジメント入門』(中竹竜二著、ディスカヴァー携書)。現在は公益財団法人日本ラグビーフットボール協会のコーチングディレクターとして、2019年ラグビーW杯日本開催に向けて指導者の育成(コーチのコーチング)をしているという著者が、人材育成についての考え方をまとめた新書です。


本書は、私自身の拙い指導ぶりを、できる限り自己観察したものがベースです。当然、そのなかでの成功事例を中心に紹介していますが、その10倍は失敗事例があります。(「携書化によせて」より)


といいますが、早稲田大学ラグビー部時代には、3年生まで一度もレギュラー経験がなかったにもかかわらず、厚い人望とリーダーシップによって主将を務め、大学選手権準優勝をおさめたという実積の持ち主。その考え方は、ビジネスに際しても参考になりそうです。第2章「正しい期待が、人を成長・成功に導く」から要点を拾ってみます。


必ず成果の出る期待の条件


ここで著者が紹介しているのは、かなう期待、ムダではない期待、つまり、正しい期待のかけ方。そして正しい期待とは、次の3つだといいます。


1.前提として、実際に行動するのは「他者」であることを認識し、自分の勝手な思い込みを押しつけない
2.自分の期待は、相手の「こうなりたい」とマッチしている
3.期待の内容が、具体的である
(60ページより)


そしてこの定義を満たすため、著者は誰かに期待をかけるとき、「プロジェクトマネジメント」の思想と方法論を持ち込んでいるのだとか。


・プロジェクトのゴールを明確にして、メンバー全員がそれに共感、共有する
・ゴールに至るまでの道のりや、課題を解決する術を明らかにする
・メンバーという「他者」の意欲を高め、ゴールの達成に向けた行動を促していく
(61ページより)


そしてこれを「期待をかける行為」に読み換えると、期待をかける側とかけられる側がふたりでプロジェクトチームを組むということになるとか。


・ふたりで、期待をかけられる側の目指すゴールを明らかにして、それを共有する
・そのゴールに至るまでのプロセスも具体化し、どんな壁にぶつかり、それを乗り越えるにはどうしたらいいかを一緒に考える
・本人ががんばっていけるように支援する
(61ページより)


このようにすれば、かける側とかけられる側の期待の中身は具体的なかたちですり合わされ、かける側が一方的に思い込みを押しつけることなく、行動する本人の意志に沿って支援することができるというわけです。(60ページより)


期待を「V(ヴィジョン)S(ストーリー)S(シナリオ)で考える」


では、具体的に期待をプロジェクト化し、マネジメントしていくにはどうすればいいのか。成功、達成に導こうとするとき、つまり、あるプロジェクトをマネージするとき、著者は「VSSマネジメント」という独自の手法を用いるのだそうです。これは、現在からゴールまでの道筋を映画のようにストーリー化し、その裏側にあるシナリオを徹底的に考えていく方法。


・V=ヴィジョン(到達したいゴールを描く)
・S=ストーリー(現在からヴィジョンにたどり着くまでのプロセスをストーリー化する)
・S=シナリオ(現在からストーリー通りに運ぶよう支援するための台本をつくる)
(65ページより)


いうまでもなく、ヴィジョンとはゴールのこと。まずは、到達すべきゴールを明確にするわけです。そして、このヴィジョンを描く際に重要なのは、ワクワクできること。ワクワクできることは、ゴールに至るまでに出会う困難や壁を超えるために不可欠なモチベーションの源泉になるからです。

ストーリーは、そのゴールに至る道のり。映画でいえば、画面に映し出される物語。たとえば「負け続きのチームにケガ人が続出したり、内紛が勃発するなど、さまざまな試練を経験する。しかし最終的にはチームがひとつになり、貴重な一勝を手にする」というようなストーリーを、あらかじめつくっておくということ。

そしてシナリオは、ストーリーを映像にしていくための演出。たとえばケガ人が出たとき、負けたとき、どんなミーティングをするのか、そこで自分がどんな役回りを果たすのか、周到に準備するという考え方です。(65ページより)



たとえば企業においても、目標達成がほとんど無理だという状況になったとき、メンバーは意気消沈して当然。そのムードを払拭するためになにを言うべきか、ふたたびモチベーションをアップさせるための「何か」が必要になるもの。

...と、これは本書からの受け売りですが、つまりここに書かれていることの多くは、ビジネスの現場にも応用できるというわけです。部下の育て方で悩んでいる方にとっては、大きな力になると思います。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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