• GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie
  • GIZMODO
  • DIGIDAY
  • gene
  • cafeglobe
  • MYLOHAS
  • Glitty
  • machi-ya
  • roomie

佐藤ゆき佐藤ゆき  - ,,  06:00 PM

その貯蓄額は多すぎ? 緊急用資金に必要な額は人によって違う

その貯蓄額は多すぎ? 緊急用資金に必要な額は人によって違う

0617moneyadvice.jpg


お金に関する教育が進むにつれて、「緊急用資金」という概念は、広く支持されるようになりました。緊急用資金を準備しておくことは、健全に自分のお金を管理をする上で重要なことだと多くの人が理解しています。ですが、その細かいルールについては、意見が分かれます。

米Lifehackerのマネーコラム「Two Cents」では、個人のお金管理方法に関する記事を掲載しています。その内容は基礎的なものですが、誰もがそれに同意するわけではありません。仕方がありません。長い間言われてきたアドバイスであっても、その正当性を問うに値します。

今回の記事では、こうした基礎的なアドバイスの内容をもう少し深く掘り下げて、それに関するさまざまな意見について検討してみたいと思います。

マネー管理に精通する Dave Ramsey氏は、緊急用資金に関して、次の3点が重要であると説きます。

  • 毎月の生活費の3~6カ月分を貯蓄するべき
  • 緊急用資金は、銀行の預金口座内で管理すべき
  • この資金は、緊急事態の際にだけ利用できるものである

シンプルで分かりやすい内容ですよね。こうしたアドバイスに対して、他の人が投げかける反論を見てみましょう。


6カ月分の生活費というのは多すぎる


6カ月分の生活費というのは多すぎる、という人もいます。マネー情報サイト「Living Rich Cheaply」のファウンダーであるAndrew氏はこのように言います。


過剰な貯蓄は、通常、悪いことではありません。ですが、一般的に言われている6カ月分の生活費を緊急用口座、いわゆる「高利回り」の貯蓄口座に入れておくことがもっとも効果的なお金の使い方であるとは思いません。貯蓄口座のような安全な場所にお金を入れておくべきであるのは確かですが、6カ月分というのは少々多すぎると思います。個人的には、株や債券など、複数の形で投資する方を好みます。


「Get Rich Slowly」のライターであるLisa Aberle氏は、興味深い考え方を提示します。お金について学ぶほど、出費額も予想しやすくなり、緊急事態が起こる機会も少なくなると言います。


支出の傾向がつかめるようになると、将来の計画もうまく立てられるようになります。あらゆることが予想しやすくなるのです。予測不可能な緊急事態が生じるでしょうか? もちろんです。「予測不可能と予測するもの」のためのお金を毎月貯蓄しておけば、緊急用口座には3カ月分の生活費が入っているだけでも安心できるでしょう。誰でも自分が安心だと思える程度に貯蓄をしておけばよいと思いますが、3カ月の生活費という額は理にかなっていて、ほとんどの人にとって十分な額だと思います。もちろん、半年から1年の額がなければ不安なのであれば、そうしてください!


一方、Suze Orman氏は、8カ月分の生活費を貯蓄しておくべきだと言います。最近、彼女は次のような提言を書いたことで、ちょっとした議論を巻き起こしました。


未払いのカード債務があり、緊急用口座にも十分な蓄えがないのであれば、よく聞いてください。私は最近、アドバイス内容を変えました。クレジットカードでの支払いは最小限に留めて、できるかぎり多くの緊急用資金を現金で準備することに専念してください。


「The Huffington Post」で、Orman氏は8カ月分の資金を備えるべきだと推奨します。なぜなら、失業した場合、次の仕事を見つけるまでにそれだけの期間がかかることが多いからです。

こうした意見に対して、反論する人もいます。The Simple Dollar上で、Trent Hamm氏はそこまでの額を蓄えることは、短期的な問題の解決策としては、あまりに時間がかかりすぎる目標であると言います。こうした目標は特に、毎月の支払いやカード払いが積み重なっているときには、難しすぎる目標だと思われてしまうかもしれません。


お金を運用に回す


前述したとおり、緊急用資金は、安全で、簡単に取り出せる預金用口座に入れておくことが推奨されてきました。ですが、Andrew氏はこの点について、問題が1つあると指摘します。「高金利」な貯蓄用口座で1%以下の金利を得ていたとしても、緊急用資金はインフレによって少しずつ価値が少なくなっていくのです。

すでに触れましたが、緊急用資金を、少しでも利益が得られる場所に入れておくことを好む人もいます。マネー情報サイトのDaily Finance は、緊急用資金を使って投資するという提案をしています。


緊急用の現金を、本当に緊急事態に使えるようにするためには、その一部を貯蓄用口座に入れておくことが得策でしょう。利率が低かったとしても。ですが、緊急用資金の目標額に近づいてきたら、その一部を他の方法で運用してみるのが賢明です。


誰もが緊急用資金を必要としているわけではない


Get Rich Slowlyのある記事で、Aberle氏は問いかけました。「緊急用資金が必要でない場合も考えられるのでしょうか」。彼女は、次のように説明します。


ほとんどの人が緊急用資金は必要であるとは思います。ほとんどの人であり、全員ではありません。人は経済状況がある一定ポイントを越えると「このお金は緊急用にとっておかなければ!」という必至な精神状態から、「とても良い価格の賃貸物件がある。この物件に現金を使うのは、良い決断だろう」というような、良い機会を見つけようとするマインドに変化します。


緊急用資金をとにかく保つべきという考えを見直しても良い条件として、彼女は以下の点を挙げています。

  • 適切な保険に入っている(健康、生命、自動車保険)
  • 借金がない。または、債務があってもかなり負担の少ないものである
  • 2つ以上の収入源をもっている
  • 月々、預金にまわせる金額が多い(収入と支出の差額)
  • ホームエクイティローン、またはこれまでの堅実に使用してきたクレジットカード、または緊急時に売ることのできる、健全な額の株式をもっているとなおよい


緊急時のためにどれだけ貯蓄をするべきか、または緊急用資金自体を築くべきかという問いに対する答えは、実際のところ、簡単に答えが出せるものではありません。個人の状況によって、大きく異なるのです。ですが、一般的にお金のアドバイスをする人の多くは、お金の管理をがんばっているときは、とにかく慎重に考えて、備えておいた方がよいというものです。


「どれくらいの貯蓄が、貯蓄し過ぎであるのかは、個人のケースによって異なります。そもそも緊急用資金をもっていない人もいるのですから」Aberle氏は言います。「負債の額が少なくなり、また収入と支出の差が大きくなるにつれて、緊急用資金もそれほど多額が必要とならなくなるでしょう。"毎月の支払いに追われている" ような状況では、緊急用資金の重要性はもっとも大きくなります。皮肉なことに、そうした段階では、緊急用資金の額ももっとも少なくなりがちですが


過剰な貯蓄は、決して最悪な問題ではありません。ですが、マネー関連のテーマの多くで言われるように、緊急用資金の在り方はかなり主観的なものです。結局は、あなたにとって最善の選択をする必要があるのです。それは、従来言われていたようなアドバイスに従うことかもしれませんし、それに逆らうことかもしれません。

いずれにせよ、すべての人が賛同することはただ一つ。緊急事態のために、経済的に備えておいて損はない、ということです。


Kristin Wong(原文/訳:佐藤ゆき)

MORE FROM LIFEHACKER

powered by
  • 忙しいビジネスマンでも続けられる 毎月5万円で7000万円つくる積立て投資術 (アスカビジネス)
  • カン・チュンド|明日香出版社

Kotaku

© mediagene Inc.