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印南敦史印南敦史  - ,,,  07:30 AM

起業を考えるなら「失敗の法則」を理解するのが大切

起業を考えるなら「失敗の法則」を理解するのが大切

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起業 失敗の法則』(鈴木健介著、ディスカヴァー・トゥエンティワン)の著者は、6年前にベストセラー『カッコ悪く起業した人が成功する』を生み出した人物。しかしタイトルを見る限り、続く本書の方向性は対極にあるように思えます。その理由は、6年の歳月を経て社会情勢もビジネス環境も大きく変わり、前著に掲載した内容が現実にそぐわなくなってきたからだとか。

そしてそのプロセスにおいて「売れなければ涙も出るし、破産すれば血も出る。そうしたリアルな感覚が、起業を目指している多くの方に、決定的に欠如している」と感じたからこそ、このようなアプローチに行き着いたというわけです。Part 1「起業を考えたらまず知っておきたい『失敗の法則』」を見てみましょう。


「やりたいこと」で起業してはいけない


「好きなことで起業しよう」という言葉を信じてしまう人は、「自分の描く夢が最高であり、必ず世間が認めてくれると思い込んでしまいがち」だと著者は指摘しています。しかし、好きなことで起業して成功している人はほんの一部。むしろ失敗しないために大切なのは、「客が待っている仕事」で起業し、自身の存在を「客に見つけてもらう」こと。客のいるビジネスを探すことこそ、経営者がなすべきことだというわけです。(20ページより)


「客がいるところ」で商売を始める


自分が考えているアイデア、技術、アイテムに対し、もし具体的な客がいないとしたら起業は見送るべき。なぜなら、客が来ない一番の理由は「夢を追うばかりで客がいない商売」を始めた自分の甘さだから。そしてなにより「客がいること」こそが、起業の必須条件だといいます。

そして気をつけなければならないのは、いままでの収入を断ち切って起業してはいけないということ。明確な客の見込みが立つまでは、きちんと収入を確保しておかないと精神的に追い込まれ、失敗するからだそうです。(24ページより)


自分が喜ぶのではなく、客を喜ばせる


客を喜ばせる前に自分が喜ぼうとした結果、そのビジネスは成り立たなくなってしまうもの。そこで起業に挑戦しようとする際は、計画の段階から「どうやって自分が儲けるか」ではなく、「どうやれば客が喜んでくれるビジネスができるか」を考えるべきだと著者はここで訴えています。(28ページより)


本業と手段を混同するな


さまざまな仕事を経験してきた著者は「本業は変えていない。変えたのは手段である」と記しています。つまり、どんな仕事をしようとも、本業が「ビジネス」であるという本質だけは変わらないということ。

もちろん手段を変えようという際に、不安はつきもの。ですが、その不安は、「未知」という環境への恐怖感がもたらすもの。本当に怖いのは「客がいるかいないか」だけなので、恐れる必要はないそうです。(32ページより)


儲かるビジネスを選べ


どんな時代のどんな社会状況のなかでも、儲ける人には共通項があるもの。それは、「置かれている環境に甘んじることなく、時流を見抜き、それに乗じることに機敏だった」ということ。時流に乗った仕事は、その時代の花形産業になるというわけです。だからこそ、「いま、なにが求められているか」を見極めることが大切。(36ページ)


逆視点でビジネスチャンスを


ビジネスチャンスは「困っているところ」や「不便なところ」に転がっているもの。困っている人や企業が多ければ、それを助ける方法をビジネス化してみる。あるいは、便利にする方法をビジネスにする。そのような考え方をすれば、必ず起業は成功すると著者は断言しています。

そして大切なのは、どんなかすかな兆候も見逃すことなく「逆視点」で捉えて考えること。視点を変えて捉えることによって、不可能だと思っていたことが可能になるヒントを見つけ出せるというわけです。いわば逆視点の発想とは、同じ仕事であっても、少し距離を置いて、いつもと違う角度から見つめ考えること、マイナス面をプラスとして発想すること。(40ページより)


石橋を叩きすぎない


起業は勢い。本を読んだりゼミや講演会に参加して知識ばかり詰め込んでも、行動を起こさなければ成功はできないと著者は言います。「石橋は叩いて渡れ」という言葉がありますが、著者の考えは反対の位置にあるわけです。すなわち「石橋も叩きすぎたら、壊れてしまう」ということ。何度も叩いて安全を確認しているうちに、ビジネスチャンスはなくなってしまうわけです。

そうではなく、一度叩いてビジネスの可能性があったら、すぐに渡り出せばいい。その先が崩れていたとしても、そこまで進んできた実積が、壊れた部分(傷害や問題)の進み方を教えてくれるといいます。(44ページより)



著者の文体には、自らの考えに対する確固たる自信が垣間見えます。それは、著者自身が起業し、破産から再起した経験をもっていることも大きく影響しているのでしょう。強い読みごたえを感じるのは、きっとそのおかげです。


(印南敦史)

  • ,,,, - By ライフハッカー編集部LIKE

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