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akutsu  - ,,  07:00 PM

言葉でお年寄りを傷つけないために覚えておきたい作法

言葉でお年寄りを傷つけないために覚えておきたい作法

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上手にコミュニケーションをとるには、自分のメッセージを相手にしっかり伝えることが重要です。でも、相手がお年寄りだと、小さい子どもと接するようにしてしまいがち。今回は、こういった、やりがちなミスとそれを防ぐコツを紹介します。


お年寄りだからという理由だけで接し方を変えてしまう

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私たちは年齢によって固定概念を持ってしまい、そのせいで失敗してしまいます。例えば、お年寄りと話す時、子ども相手に話すかのように簡単な言葉で声も高めにして、上から目線の話し方をしてしまうこと、ありませんか? こういう話し方は「バカにしている」と年配の方から感じられます。気づかないうちにやってしまうこともあるので、気を付けましょう。

アメリカ老年学研究協会(GSA)は『お年寄りとのコミュニケーション法』というガイドラインで、お年寄りを相手に話すからといって、語彙を簡単なものに変える必要はない、と指摘しています。


一般的に、年配の方はそれまで培った語彙を保つか、語彙を増やし続けています。だから、他の年代と変わらず難しい言葉を理解することができます。だから、簡単な言葉で話す必要はないのです。


また、お年寄りは「みんな理由もなく大声で話しかけてくる」と愚痴をこぼしています。お年寄りは全員、聞こえが悪いわけではありません。だから、普段通りの大きさの声で、明瞭に発音して話しましょう。もう一度言ってほしい、と言われたからと言って、大声で話す必要はありません。著者の祖母は、これを分かってもらうために、私にしっかりお説教をしてくれたものです。


「もう一度言ってほしい」と私が言ったからといって、声を大きくする必要はないのよ。声はきちんと聞こえているけれど、あなたと同じように、時々言葉を聞き逃しているだけなの。


それから、とても大事なのが、お年寄り自身に話しかけること。お年寄り自身がその部屋にいるのに、他の人に「○○さん(お年寄り)の調子はどう?」と聞いたことはありませんか? これは、多くのお年寄りが侮辱された、と感じる行為です。米シンシナティ大学が公開している「エイジングとコミュニケーションに関する見解」には、下記のように書かれています。


「私の介護ヘルパーが、娘に『今日はみんな、何のために集まったのかな?』と聞いたの。そんなこと、私に直接聞いてほしい、と思ったわ。私は、ちゃんと見える場所に座っているのだから」エマ(81歳)


お年寄りが抱えている問題を無視してしまう

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年を重ねると、複雑な問題を抱えてしまうことも。でも、どの問題がその人にとって一番影響をしているのかは、なかなか見極めが難しいです。大事なのは、その問題に対し、相手の尊厳を傷つけないように接することです。

例えば、私たちの世代では、多くの人が環境の変化をそんなに気にしません。まわりの騒音や強い光などは気になりますが、お年寄りにはもっと気になる問題になります。だから、あなたのおばあちゃんが前回は話を聞き取れたのに、今回は聞き取れないときは、年を取って耳が聞こえにくくなったのではなく、まわりの環境が変わったから、という可能性もあるのです。急に大声で話しかけたら、傷つけてしまいます。もちろん、環境の変化に対してお年寄りも順応しますが、若い人たちより時間がかかるのです。それを考慮したうえで、ジェスチャーも使いながら話しましょう。クリーブランド・クリニックでは、口元が相手にはっきり見えるように話すようにしましょう、と提案しています。


口元を隠さないように話しましょう。話を聞く時、多くの人が口元も読みながら聞いています。特に、話を聞き取りにくい場所では、口元を見ながら話を聞くことが、話の理解の大きな助けになります。


同じように、記憶力が悪い人と話す時は、大事な情報を伝えるときに、それぞれの文章を短くしましょう。アメリカ老年学研究協会(GSA)は、こんな言い換えの方法を提案しています。


元の文章
あなたは腰の関節炎なので、歩く時に痛み、もし薬で痛みを抑えられなければ、将来的には腰を交換する手術を行う必要があります。

簡単に区切った文章
あなたは腰の関節炎です。腰の関節炎のせいで、歩く時に痛みが走ります。薬によって、痛みをコントロールすることができると思います。それでも痛みが続くようなら、腰を交換する手術をおこなう必要が出てくるかもしれません。


人によっては、画像や図を使うのも良い方法です。年齢を重ねるとともに記憶力が悪くなった場合、想像力が助けになる場合があるからです。もし、旅の話についていけていなかったら、スマホを取り出して、写真を見せながら話しましょう。

また、相手が身体や記憶の病気を持っている場合、それを考慮して対応しましょう。例えば、認知症など記憶に関する病気の人に接する時は、答えやすい質問をするように心がけましょう。「お昼はスープとサンドウィッチでいかがですか?」という質問は「お昼は何が食べたいですか?」より、ずっと答えやすいですよね。もちろん「お昼は何が食べたいですか?」という質問をしてはいけないわけではありませんが「昨日のお昼は何を食べましたか?」といった質問につながらないように細心の注意を払ってください。


お年寄りは学びの宝庫だということを忘れてしまう

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私たちは、お年寄りだって一人の人間だということを忘れてしまいがちです。お年寄りだって、あなたと同じような思い、感情を持っています。大好きな食べ物を食べたいし、性欲だってあります。でも、私たちは、年齢と共に体の機能が衰えていっているのを見て、違う態度で接してしまうのです。

年齢を重ねた体の中に、人間が入っていると考えてください。自分が、中身はそのままでお年寄りの体になり、みんなに違う態度で接したらどう思うか想像してみてください。良い気はしないですよね? 自分が接してほしいように、お年寄りに接しましょう。あなたも、お年寄りも、きっと今よりずっと心地よいはずです。

みんなが「同じ人間」だと分かれば分かるほど、交流するのが楽になるでしょう。お年寄りも自分と同じような経験をたくさん重ねているのだと、発見すると思います。おじいちゃんから失恋の話を聞いたり、おばあちゃんからお金に困った話を聞いたりする中で、長い歳月で培われた知恵を教わることができます。ぜひ、話をしてみてください! お年寄りは人生のウィキペディアのような存在で、いろんなことを学べる相手です。だから、避けるのではなく、積極的に関わってみてくださいね。


Mihir Patkar(原文/訳:曽我美穂)
Photos by Matthew Cole (ShutterStock), YODesigner, Kamyar Adl, Nathan O'Nions.

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