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itouitou  - ,  09:00 PM

元FBI捜査官が教える「ボディーランゲージを理解する術」

元FBI捜査官が教える「ボディーランゲージを理解する術」

FBI捜査官


「ボディーランゲージ」は、コミュニケーションの大きな部分を占めています。しかし、大半の人は、非言語コミュニケーションについてあまり知識がないようです。今回は、ボディーランゲージ初心者のために、身体を読み解く基礎知識を紹介します。


「快適/不快」でボディーランゲージを読み解く

「ボディーランゲージ」と聞くと、多くの人が同じ反応を示します。「じゃあ、人間ウソ発見器になれるのね!」。その気持ちはよくわかります。しかし、ドラマ『ライ・トゥ・ミー 嘘は真実を語る』のカル・ライトマン博士の主張とは裏腹に、唇がひきつっているとか、腕を組んでいるというだけでは人の感情は判断できません。

あなたができるのは、相手がどれくらい快適さを感じているかを推測することだけです。「快適/不快」の判別は、個別のしぐさから相手の感情や思考を推し測ろうとするよりずっと重要です。

元FBIの尋問官で、ボディーランゲージ分析の専門家でもあるジョー・ナヴァロ氏は、その著書『FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学』の中で次のように説明しています。


ウソをついている人や後ろめたい人、ウソや犯罪に関する知識を隠しておかなければならない人は、快適に感じることが難しく、緊張感と苦痛が見受けられる。罪の意識があったりウソをごまかそうとしたりすると、普通なら簡単な質問に対してでも答えをでっち上げるのに苦労して、とても重い認知上の負担がかかる(DePaulo他、1985年)

話していて快適さを強く感じている相手ほど、ウソをつくことによる不快感を示す重要な仕草を見抜きやすくなる。目標は、関わりの早い段階、または「関係を築く」段階で、快適な状態を作ることにある。これによって、その人が脅威を感じていないときの行動基準を知ることができる。


ナヴァロ氏はウソ発見に関してこの現象を説明していますが、これはあらゆるボディーランゲージを読み解く鍵にもなります。パーティーでみんなが楽しんでいるとき、椅子に座ってうつむいている人がいれば目立ちます。

きっとその人は不快そうに見えるでしょう。「どうかしましたか?」と尋ねたくなるかもしれません。一方、同じ姿勢の人を病院の待合室で見かけても、それほど違和感を感じません。特に理由がなくても、病院という場所は快適とはいえず、誰もが少し神経質になります。うつむいて座っている人に「どうかしましたか?」と尋ねれば、きっとこんな返事が返ってくるでしょう。「いえ、まあ、ここは病院ですので...」。

相手がどれくらい快適そうかを観察すれば、心の中を推測する手がかりになります。例えば最初のデートでパートナーが快適そうにしていれば、相手はきっとあなたに好意を持っています。採用面接で候補者が快適で自信に満ちたそぶりを見せていても、あなたが「前の会社から何かを盗みませんでしたか?」と質問したときに、そわそわして神経質になったとしたら、何か隠している可能性があります。

ボディーランゲージは厳密な科学ではありません。しかし、相手の「快適さのレベル」を計測すれば、その人の心の中で何が起きているかを知る手がかりになります。


ボディーランゲージの基礎

私たちの体は、たとえ無自覚だとしても、感じていることや、欲しているものを静かに語り続けています。以下、相手の感じていることを知るためにどこを観察すればいいかを解説します。前述の快適/不快の段落を参照しつつ読んでください。ただし、単独のしぐさがすべてを語るわけではないことに注意してください。


頭と顔

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顔の表情の読み取りでまず理解すべきなのは、顔はよくウソをつくということです。体のどの部分が最も正直かは後で話します。私たちは幼い頃から、状況に応じて顔の表情を作る訓練をしてきました。そのため、実際の感情とは相反する表情も作れます。とはいえ、表情からわかることもたくさんあります。

比較的簡単に学べるのは「作り笑い」の見分け方です。(ただし、正確に見分けるのは難しい)。表情分析のパイオニアであるポール・エクマン氏が自身のブログで、「作り笑いはおもに口が使われる」と説明しています。私たちは、口角を持ち上げれば笑顔になるのを知っています。一方、多くの人は気づいていないでしょが、本物の笑顔は目の周辺が大きく動きます。本物の笑顔では、口角だけでなく、眉毛、まつげ、さらには頭全体が上方に持ち上げられます。BBCが作り笑いを見分けるテストを提供しています。

きつく結んだ唇は不快を感じているサインです。こちらの記事は、米国の政治家、Anthony Weiner氏とEliot Spitzer氏の釈明会見の有名な表情分析です。両者とも唇をきつく結んでおり、ほとんど唇が見えなくなっています。

これらは、比較的容易に顔の表情から感情を読み取れるサインです。しかし、顔の表情はあまりにも多彩であり、すべてを見分けるのは困難です。また、成熟した大人の表情は正直ではありません。顔だけでなく体の別のパーツにも注意を向けるべきです。


腕や手

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手や腕は自己表現によく使われるパーツです。私たちは子どものころから、手や腕のしぐさについて、口うるさく指導されます(他人を指差してはいけません、など)。腕や手の動きを観察するときのポイントは2つ:「どれくらいのスペースを占有しているか」、「どれくらい高く上がっているか」です。

重力に逆らった姿勢は、体のどのパーツであれ、ポジティブな気持ちを表現します。嬉しかったり、興奮していたり、興味を持ったりすると、手やあご、腕が持ち上がってきます。足を上方に向けたり、ぶらぶら揺らすこともあります。なかでも腕はとくに目立つ動きをします。ナヴァロ氏は次のように話しています。


ワクワクしている人は、腕の動きを抑制しない。事実、人には重力に逆らって腕を頭上高くかかげる自然な傾向がある。心から活気と喜びにあふれているとき、私たちの腕の動きは重力に逆らう。前に説明した通り、重力に逆らう行動は嬉しい感情に結びついている。人が心地よく感じたり、自信に満ちたりしているときには、歩いているときのように、自然に腕を振る。無意識のうちに腕の動きを抑え、重力に逆らえないように見えるのは、不安にかられている人だ。

同僚がやってしまった費用のかかる大きなミスをはっきり伝えれば、その同僚は肩を落とし、腕もダラリと下げて、沈み込んでしまうにちがいない。こんな「沈み込む気持ち」を経験したことがあるだろうか? この辺縁系の反応は正直なばかりか、ちょくちょく起こる。応援するチームがゴールした瞬間、観客は跳び上がって両腕を空中に突き上げるが、審判が味方に不利な判定をすれば、肩も腕も沈み込んでしまう。こうした重力に関係する行動は、そのときの瞬間的な気持ちを正直に伝えている。さらに、フットボールのスタジアムでも、ロックコンサートでも、仲よしの集まりでも、周囲の人から人へと広がっていくことがある。


手を使ったサインは、コーチがグラウンドの選手にサインを出すなど、意図的なコミュニケーションによく使われます。一方、無意識の状態を探ったり、快適さのレベルを図るには、重力との関連を観察することです。


胴体

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胴体(肩や胸、お腹の部分)は、私たちのサバイバルにとって重要な場所です。なにしろ内蔵が入っています! ですので、私たちは胴体を守るようによく訓練されています。通常の生活でも私たちは胴体を守っています。そして、快適さを感じているとき、胴体への接触を許します。


遠ざかりたい、避けたいという感情に応じて命じた胴体の動きを見れば、本当の気持ちがとてもよくわかる。人間関係で、一方の人がどこか違和感があると思ったときは、たいてい相手はわずかながら体を遠ざけていると感じたのが原因だ。体を遠ざけるという動作は「体の前面をそむける」という形をとることもある。私たちの体の前面(腹側)には、目や口、胸や乳房、生殖器などがあって、好き嫌いにとても敏感に反応する。気持ちがよければ、体の前面を好きなもののほうにまっすぐ向け、すべてをさらけ出す。心地よくさせてくれる人に対して同じことが言える。その反対に、何かがうまくいかなかったり、人間関係が変化したり、嫌いなことについて話していたりすると、私たちは体の位置や向きを変えて「前面をそむける」。体の前側は人体の中でも最も攻撃に弱い面なので、私たちを傷つけたり困らせたりするものからなんとかそこを守る必要がある。たとえば、パーティーで嫌いな人が近付いてくるのが見えると、とっさに、無意識のうちに、わずかに体の向きを横にしてしまうのは、そんな理由があるからだ。恋人同士の場合、前面をそむける機会が増えれば、関係がこわれそうな何よりの目安になる。


腹部によるコミュニケーションは、デートや恋愛のときによく見られます。付き合い始めのころ、カップルはより頻繁に腹部をお互いに向け合います。相手が部屋に入ってくるとそちらに体を向け、隣同士に座るともたれ合います。

この現象のひとつの理由は、快適さを感じている時、脳が防御を緩めるためです。私たちは、好きじゃないものの近くいるとき、胴体を保護したり、拒否しようとします。これは逆のことも言えます。腹部を開放し、自ら相手の方を向いているとき、あなたはハッピーで安心感を感じているのです。


足と脚

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もし、体のどのパートが一番正直かと聞かれたら、多くの人は目か顔だと答えるでしょう。実際は違います。ナヴァロ氏によると、本当に正直なのは「足」なのだとか。実際、私たちは、カメラに向かって笑顔を作り、楽しい時間を過ごしているフリをするのは得意です。しかし、何百万年もの進化の歴史は、足に、危険を察知したら逃げる準備をするように教えてきました。

足の意図を見分けるひとつのポントは、脚や足先がどちらを向いているかです。胸などと同じく、足も自分が行きたい方向や、興味がある方向へ向きます。


2人の人が立ち話をしているときには、向き合っているのが普通だ。でも一方が足先を少しそらしたり、片足をしきりに外に向けて(片足の先が相手を向き、もう片方の足先が直角に外を向いて、L字になるように)動かしたりしているなら、その人は話をやめて、どこか別の場所に行きたがっている。このような足の動きも、これからやろうとしていることの手がかりになる。(Givens, 2005年)

胴体は、礼儀正しく相手に向けたままかもしれないが、足はもっと正直に、脳の必要としていることや逃げたいという願望を反映する。


また、脚の交差は(とくに立った姿勢のとき)、その場所に留まりたい強い気持ちを表します。脚を交差していると、危険が迫ってもすぐには逃げられません。つまり、交差した足は、その人がそれだけ快適さを感じていることを表しています。


基準の重要性

ボディーランゲージの個別のしぐさを見る前に、相手の「基準となる行動」を把握してください。誰でもその人特有のくせや習慣、行動様式があります。内気な人は社交的な人に比べて、基本的に腕を低く体に近い位置に置き、頭も下げています。(内向的な人が、怒っているとか対立的だと誤解されるのはこのため)。どんなしぐさも、それ単独では感情の変化を証明しません。しかし、相手をよく知り、いつもの状態がわかっていれば、いつもと違う状態になったときに、すぐに気づけます。足が揺れているとか、頭の位置が高いなど、単独の兆候で判断しないこと。いつもと違う振る舞いに注目してください。

大切なのは、相手の快適さのレベルを測れる手がかりを見つけておき、リアクションに注目することです。相手の心で何が起きているかを知るのに、いちいち質問を投げかける必要はありません。さっきまで快適そうにしていた人が、ある曲がかかったとたんに顔をしかめたら、原因がその曲にあるのは明らかです。


Eric Ravenscraft(原文/訳:伊藤貴之)
Photos by Ace Armstrong, Nico Paix, Jason Ippolito, and DJ Bass.

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