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印南敦史  - ,,,  07:30 AM

地獄みたいに思える会社を、天国へ近づけるための3つの練習

地獄みたいに思える会社を、天国へ近づけるための3つの練習

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厚生労働省の調査によると、2010年3月に大学を卒業して就職した若者のうち3年以内に退職してしまったり解雇されたりする人が、実に31.0%に上ることがわかりました。(中略)不安定な現実を考えると、「3年後の自分」をイメージすることに不安を感じるのは、もっともなことです。(4ページより)


会社、仕事、人間関係で「逃げ出したい! 」と思ったとき読む本』(西多昌規著、幻冬舎)の著者は、「まえがき」にこう記しています。が、本書は「残るかやめるか」についての答えを示しているわけでもなければ、会社にしがみつく精神力を力説しているわけでもありません。

書かれているのは、将来の自己実現や成功を狙っていく心構えや知識、習慣などについての心理学的、医学的な解説。ちなみに「当分の間」の単位を3年としたのは、それが期間設定として妥当ではないかと考えているからだそうです。第3章「会社は自分次第で天国にも地獄にもなる」から、いくつかを引き出してみます。


「プラス思考」になるよりも「諦め」上手に


離職・転職の理由として最も多いのは、「長時間労働など過酷な勤務状況」。以下、「割に合わない労働」「職種が自分に合わなかった」「経営状態の悪化」などネガティブな理由が延々と続くそうです。

ネガティブな心理が強く働くのは、入社前後の会社にイメージギャップがあるから。特に一流企業に勤めた場合は、理想と現実のギャップがいっそう大きくなり、精神的な葛藤も強くなるといいます。泥くさい現実を知らずに企業イメージを理想化すると、結果として精神的に苦しくなるわけです。

でも、世界に名だたる企業も、聖人君子が集まる理想郷ではなくて当然。そこで、入社後のイメージギャップに悩んでいる人は、「やめたい」「転職したい」と衝動的に思い詰めるのではなく、まず自分の「期待」を捨てるべきだと著者は主張しています。そして、そこから「自分はいまなにをすべきか」を考える。そうすれば、落ち着いた判断ができるようになるということ。逆にネガティブな野性的感情だけで動くことは、悔いを残すことになりかねないといいます。(68ページより)


職場で覚える「疎外感」は勘違い?


社内での自分の存在意義が希薄になってきている、あるいは職場に居場所を見出せないことによって、周囲から疎まれているのではないかと不安に陥る「疎外感」。これは、会社をやめたくなってきた初期症状かもしれないそうです。

疎外感を覚える労働者は仕事に対する満足度が低く、給料など物質的価値を重視しているのだとか。反面、疎外感を覚えていない労働者は、仕事に満足感を抱き、物質的要素よりもやりがいなどの精神的な満足感を重視し、追究する姿勢が強いという結果が出ているのだといいます。

けれど、他人がよそよそしいとか、自分がつまはじきにあっているような気がするときは、「わたしを避けている」「疎んじている」と勝手に想像している可能性もあるのではないかと著者は指摘しています。「疎外感」は実際には存在せず、自分の思いや考えを他人に映し出す「投影」によって、脳内で勝手に生産されたのかもしれないからです。

そこで大切なのは、どんな状況であっても、「たいていは自分の感情が投影されて相手に映っているのだ」と考えること。「相手が抱いている感情=自分が抱いている感情」というふうに、自分の感情としてそれを見つめなおすことが重要だというわけです。(76ページより)


「自分を粗末にしない」練習をする


誰にでも「投げ出したい」願望はあるもの。しかしこうした「自暴自棄」の考え方は、ネガティブな感情だけが原因ではなく、「自分を大切にしない」という認知の問題も大きいのではないかと著者は推測しています。自分に対する認知が、一時的に歪んでしまっているだけで、本当に「どうなってもいい」と本心から思っているわけではないという考え方です。それどころか、「なんとかしてほしい」という救いを求めているサインでもあるのだとか。

では、そんなときにはどうしたらいいか。「自分は大切だ」「投げ出したらダメだ」とポジティブ思考で乗り切る方法もありますが、それはなかなか難しい。むしろポジティブよりも、「ほどほどネガティブ」の方が無理のない心構えなのではないかと著者は言います。自暴自棄の程度を緩め、「まあ、どうでもいいや」「仕方がないや」くらいのレベルに落として考えるということ。

逃げ出したいという心理が生まれるのは、自分に対する要求レベルが高いから。だからこそ、自分や周囲の要求に鈍感になることが大切だということです。

さらに「どうでもいいや」「仕方がない」から、「まあ、なんとかなる」「なるようになる」と楽天的になれれば理想的。そこまでポジティブになれなくても、「仕方がないけど、やっぱりやるしかない」と自分に言い訳をしてネチネチと続けられれば、きれいな手段ではないにしても、自分を救ったことになるといいます。これは、なかなかおもしろい考え方だと思います。(83ページより)



読んでみて感じるのは、著者の発想や視点が非常に冷静かつ客観的であること。


社会的要因ばかりに3年で3割がやめてしまう責任を押しつけるのは、乱暴な議論です。働く人自身、言い換えれば「あなた自身の」労働に対する意識や考え方が、あらためて問われているのではないでしょうか。(4ページより)


こうした考え方に根ざしているからこそ、書かれていることのひとつひとつは、強い説得力を感じさせてくれるのです。


(印南敦史)

  • ,,,,, - By

    香川博人

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  • 会社、仕事、人間関係で「逃げ出したい! 」と思ったとき読む本
  • 西多昌規|幻冬舎
  

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